What we do
現在開発中の超小型衛星打ち上げロケット「ZERO」。
2021年7月に打ち上げた観測ロケット「MOMO」。
◆国内民間企業単独として初めて宇宙空間到達
2017年の初号機を皮切りに、観測ロケット「MOMO」の打上げにチャレンジし続けてきました。2019年に打ち上げた「MOMO3号機」は、民間企業が単独で開発・製造したロケットが高度100 km以上の宇宙空間に到達した国内初の事例として、大きな脚光を浴びました。※「宇宙輸送サービス」の実現を目指し、現在は超小型人工衛星打上げロケット「ZERO」の開発に取り組んでいます。
※日本経済新聞2019年5月4日:「ホリエモンロケット、発射成功 民間単独は国内初」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44424240U9A500C1000000/
Why we do
メンバー全員で作るからこそ、打ち上げ成功した時の感動を分かち合えます。
現在は130名を超えるメンバーが在籍しており、昨年で約60名近いメンバーがジョイン。
◆ロケットは輸送業
宇宙産業は2040年に100兆円を超える巨大産業になると予測されていますが、これから加速度的に進化し、インターネットで経験したような大きなイノベーションが起きると考えられています。宇宙は今後間違いなく、地球にとって普通の経済圏となり、宇宙利用はより日常的で気軽なものとなっていきます。
宇宙への唯一の輸送手段であるロケットは、IT産業でいうとGAFAMのような、宇宙産業の根幹そしてプラットフォームです。人工衛星は半導体の進化などで小型化が進み、民間企業の参入によって打ち上げたいニーズは大幅に増えてきました。
一方で、ボトルネックとなっているのが人工衛星を運ぶための輸送インフラです。私たちは低コストなロケットを、高頻度に打ち上げることで、国内はもとよりアジアにおける宇宙産業のプラットフォーム構築に貢献していきます。
How we do
エンジニアをはじめ、コーポレート、PR、営業など幅広い職種のメンバーが在籍(業界未経験者は8割)。
2020年に完成した本社、左が執務室で右が組立溶接棟。
◆「ロケット開発に携わりたい」、「成長産業で働きたい」など想いを持ったメンバー
航空宇宙業界出身者は2割程度で、それ以外は非宇宙産業出身のメンバー構成となっております。メンバーの入社理由を聞くと「ロケット開発に携わりたい」、「成長する産業で働きたい」、「裁量を持てるベンチャー企業で働きたい」という理由がほとんどです。「ロケット開発成功に向けて、全員が一丸となって1つの目標に向かう雰囲気となっています。また打上げが成功した時の感動は弊社にしかないものです。
◆北海道は、奇跡の場所
北海道は世界で最もロケット打上げに適した場所とも言われています。「広大な土地が広がっている」「人口密集地が近くに存在しない」「日高山脈に遮られているため雪もほとんど降らず、年間通じて気候が安定している」「飛行機や船の航路として混雑していない」「ロケット打ち上げに最適な東と南の方角に海がひらけている」…このように様々な条件を奇跡的に兼ね備えており、町としても約30年前から“宇宙のまちづくり”を標榜しています。