株式会社タグスタジオ
私たちタグスタジオは、人生の "これがいい" という瞬間を増やしていくことをミッションに掲げ、あらゆるジャンルのメディアに挑戦しています。
https://tag-studio.co.jp/
半期に一度、インタースペースで活躍した社員を讃える表彰式“IS HEROES”。新たな価値創造に向け積極的に取り組んでいたグループに贈られる「Best Group賞」を受賞したのは、株式会社TAG STUDIO DEVグループの皆さんです。
【受賞理由】新規サイト開発の再現性創出と、開発・デザインの生産性向上を掲げ、事業基盤の構築に大きく貢献されました。独自CMS「TAG PACK」の本格稼働により、納期は最大1/3に短縮され、開発工数は1/10まで削減しました。TAG STUDIOのミッション「これがいいをふやす」に一丸となって邁進し、徹底的に属人化を廃止し、仕組化されたシステム構築により、加速度的に事業を成長させました。グループ発足から1年、今後の事業推進に欠かせない存在となりました。
ディレクターとして戦略戦術を考え、グループを牽引してきたCさんと、代表取締役兼マネージャーとしてその成長を支えてきたIさんに、この半年を振り返りながらBest Group賞受賞に至るまでの躍進の裏側を伺いました。
C:開発とクリエイティブ、ディレクターがいて、各部門からの依頼を受けて成果物を納品・リリースすることが主なミッションです。上期と下期で納品が続きましたが、今回取り組んだ「TAG PACK」によりこの納品スピードだけではなく、事業の成長のスピードを加速させる手助けができたと信じています。
C:高い再現性と構築スピードを併せ持ったサイト構築システムです。TAG STUDIOの売上のパフォーマンス向上と、ミッションである「これがいいをふやす」の実現と、さらにはインタースペースの中期経営計画における成長事業への投資「比較・検討型メディア強化」にも貢献することが叶います。「TAG PACK」のリリースにより、納期は最大1/3に短縮され、開発工数は1/10まで削減しました。組織として、より良い方向へスピーディに進むための基盤ができたと感じています。
C:属人化を防ぎつつ効率化を図るという目標があったためです。特に各部門から出てくるニーズを反映させ、どのメンバーでも安定した品質を提供できるよう、工夫を重ねていくなかで形になりました。
I:グループが発足し1年で、DEVグループの戦術・戦略を立てていく過程で、現状の各グループの課題を洗い出しました。そこから望むものを各所にヒアリングをしてもらいました。
C:「TAG PACK」のベースには、TAG STUDIOがこれまで生成してきたコンテンツの分解と再構築で成り立っています。必要な要素を継続的にヒアリングし、過去のデータをリサーチしたうえで構築を進めました。メンバーとの会話のなかで、今後もさまざまな要望が寄せられるだろうということを見越し、それに柔軟に対応できる開発を進めることを考えました。リテイクは避けられない部分もありますが、可能な限り減らし、効率的に対応することが大切です。そのため、一定の柔軟性を持ちながら対応できる環境を整えています。
I:私たちは、メディアをただ提供するのではなく、パフォーマンスを発揮できるメディアを目指しています。リテイクが生じても、その都度対応できるよう可変性の高い仕組みを基盤として取り入れてもらいました。納品型のスタイルだけでは難しい部分もありますが、パフォーマンス重視のカルチャーが支えになっています。
C:特にディレクターとして、依頼の背景をしっかり汲み取り、納期やスピード、品質に関する優先順位を守りつつハンドリングしていくことを心がけました。要望を出す人によって、その時に優先させることがKPI軸なのか納期なのかさまざまです。そこを担当者とぶらさないことが重要で、それぞれにとっての良い着地を導き出すことがポイントになってきますね。
I:Cさんは本当に頑張ってくれていました。チームの潤滑油のような存在で、物事を噛み砕いて調整する能力が秀でている方です。TAG STUDIOの組織課題でもあった属人化の問題にも取り組み、チーム全体が協力できる体制を築いてくれました。最近ではチームとしての輪郭がしっかりと見えてきたと感じますね。とても価値のある働きをしてくれています。
I:期初に掲げた目標、つまり期待としましては、制作フローの整備、開発・デザインのテンプレート化(非属人化)です。フロー整備に関しては経験者もいてスムーズに進みましたし、テンプレート化についても結果として「TAG PACK」がリリースされ、上述の実績からわかるように期待以上の成果を出して頂いたと感じています。
C:とても良い刺激になっていますね。DEVグループには、それぞれ得意分野や興味の違いがあるので、まずは新しい技術やアイデアについて率直に話し合うことから始めています。そこから、メンバー全員で「やってみよう!」という流れが生まれることが多く、フットワーク軽く実験的に取り入れているところが特徴です。アイデアがひとつのテーマにとどまらず、複数の方向に発展していくのもDEVグループならではだと思います。
I:開発の場面ではもちろん、ライティングでもGPTを活用していますし、クリエイティブの領域でも積極的に使っています。最新技術をいち早く取り入れることで、よりスピーディかつ効率的に業務を進められるようになりました。
C:特別にルールを設けているわけではなく、あえて制限もしていません。雑談も活発に行い、その中で自然と新しいアイデアが出たり、やり方を教え合う場面が多くあったりします。オフラインでの会話が多いのも、取り組みやすい雰囲気に繋がっていると思いますね。
I:年齢や職種など関係なく、メンバー全員がトレンドを積極的にキャッチアップしていますね。今回の「TAG PACK」のリリースが好事例ですが、オペレーションの生産性を可能な限り高めて、新しい取り組みを行う機会を意識的に増やしています。
C:チームの成長を支えるために、情報を共有し合う文化が大切だと考えています。DEVグループは少数精鋭のチームだからこそ、互いに支え合い、新しい情報や知識を積極的に取り入れていく環境が整っています。今後は私たち自身がさらに成長をしていくためにも、TAG STUDIO内にとどまらず、インタ―スペースの他の部署とも積極的に関わりを持ちながら最新の情報を吸収し、それをグループ全体に還元ができるグループにしていきたいです。チームとしての成長だけでなく、貢献の幅も広がり、組織全体に対して大きなインパクトを与えられるようになっていけると思っています。
I:開発や制作においては、受け身になりがちのイメージがあるかもしれませんが、私たちの仕事は受注に留まるものではありません。メディアを創造するためには、開発やクリエイティブが非常に重要です。私たちはフラットなスタンスを持ち続け、主体的に取り組むことを重要視しています。そのため、DEVグループであっても他のグループに対して提案力を発揮し、新しいアイデアをどんどん出して形にしていってもらいたいと、日頃から期待を込めてお伝えしています。そこからひとつの組織としてTAG STUDIOが一枚岩となって全体で大きくなっていきたいと思います。私たちがアウトプットを強めることで、扱っているメディアが育ち、その価値を高め、より良いものを作っていけると信じています。
以上、ありがとうございました。DEVグループの皆さんが取り組んでいるメディア強化は、単なる開発や制作にとどまらず、メンバー全員が積極的に役割を超えた協力体制と柔軟な動きのもと進められています。それぞれの得意分野や最新技術の導入に挑戦し、改善と効率化を追求する姿勢が、チーム全体の成長と成果に大きく貢献しています。また、業務の属人化を防ぎ、共通の品質基準を確保する仕組みづくりに取り組むことで、全体のパフォーマンス向上が期待されています。TAG STUDIOの未来を支える存在として、今後のさらなる活躍が楽しみです。