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サッカーコーチのアルバイトをはじめて2ヵ月「しごとの流れを覚えてきたところです」


石田 大和さん(1998年10月16日生)
大学3年生。サッカーを小学3年生のときにはじめる。きっかけは、父がもともとやっていたから。

仕事場

クーバー・コーチング・サッカースクール 豊島校

――アルバイトをはじめたきっかけは?

2ヵ月まえからはじめました。父が少年チームの指導者をやっていたこともあり、興味があったのです。やっていたアルバイトもありましたが、別のこともしてみたいと思い、大学の近くで、サッカー関係の仕事がないかと、探していたとき見つけました。
いま、しごとの流れを、覚えてきたところです。これまで子どもとふれ合う機会が、ほとんどありませんでした。どのようにコミュニケーションをとればいいか、ほかの先輩の様子を見て、手探りですすめているところですが......。できることは全力でやるようにしています。

――アルバイト初日のときのことを教えてください。

おどろいたのは、スクール生全員が、ヘッドガードをつけていることです。幼児だけかと思っていましたが、全学年つけていて安全に配慮されているスクールだなあと感じました。保護者の方は安心して見ていられるのではないでしょうか。
私は、高校3年生のとき、試合中、相手の選手と接触して、あたまをぶつけて、出血してしまい、救急車ではこばれたことがあります。子どもたちにおなじような経験をしてほしくはありません。ヘッドガードがあれば、安心してプレーできると思います。
スクールマスターの其田コーチからは「子どもと仲良くなるきっかけづくり」と、名前を覚えるようすすめられました。出欠をとるとき子どもたちの動画を撮っておいてくれて「みておいてね」と渡されました。それから、2、3回、いや、もっとたくさん動画を見て、覚えました。

――しごとをしていて、たのしいことはなんですか?

スクールがはじまる前、子どもたちとふれ合うことです。サッカーの話以外にもいろいろな話をします。家庭での話や、好物のたべものの話、「この教科が難しいんだよね」とか学校でのできごとが、おおいですね。先日、運動会の徒競走の選手決めで50m走のタイムを測ったそうで「コーチは何秒で走るの?」と聞かれました。「自分はどうだったかなあ?」と小学校時代の思い出をふり返ることがあります。

――気を付けていることは?

発することばには気をつかっています。「そのプレーはよくないよ」とネガティブなことばかりを言うと、子どもの向上心をそこなってしまうかもしれません。「こうしたらいいんじゃない」とか、「こうするともっとよくなるよ」と、具体的な策をアドバイスするようにしています。
「個人のサッカー技術向上をうながす」とクーバーのWEBサイトに書いてあるのを見ました。子どもは、向上心があるでしょうし、保護者も、それをねらいとして入会させているでしょう。方針と矛盾する声がけをしないようにしています。
人数あわせで、ミニゲームに入ることもあります。子どもが得点をあげて「サッカーたのしい」と思ってもらえるよう、必要であれば、シュートをお膳立てするパスをすることもあります。いいプレーをして、「うまくなったなあ」と実感してもらえるよう、相手からのプレッシャーがない状況をつくり、練習したテクニックを出しやすい状況でボールを持たせることもあります。たんにプレーするのとは、ちがいます。

――これからどんなコーチを目指していきたいですか?

「あのコーチに会いに行きたい」と言われる存在になりたいです。子どもがスクールに来るきっかけが自分になることを目指しています。そのために、話題を増やして、コミュニケーションを活発にすれば、もっと仲良くなれるかもしれません。

――サッカー仲間や、同級生にサッカーコーチのアルバイトをおススメしたいですか?

もちろんです。実際、2,3人に声をかけました。「たのしそうだね」と言ってくれますが、学校の都合がつかずに実現はしていません......。
サッカーやっていた人にはもってこいです。経験や知識を生かせます。子どもたちとのふれあいを通して、将来、関係する仕事につきたいと思えるきっかけになるかもしれません。
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