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プロフィール
株式会社IGLOOO 国際観光マーケティング部
メディアプランニングチーム リーダー Media Planner
田邉 冴佳(たなべ・さえか)
TOEIC990点(満点)の保有者。神奈川県鎌倉市出身。ハワイ州立大学を卒業後、新卒でカリフォルニア・サンディエゴにある日系旅行代理店へ入社。カリフォルニアで1年勤務したのちに日本支店に移動し、さらに1年間勤務。その後、日系広告代理店にて国際企画局での勤務を経て、2020年にIGLOOOへ入社。現在はメディアプランニングチームのリーダーとして活躍中。
Q: IGLOOOに興味をもったきっかけと、入社の決め手を教えてください。
大学ではトラベルインダストリーマネジメントを専攻しており、もともと旅行業界やホスピタリティ業界に興味がありました。卒業後はアメリカ・サンディエゴにある日系旅行代理店に就職し1年間働いた後、日本支店に異動して、さらに1年間勤務しました。次に勤めた医療系の日系広告代理店ではイベントの企画運営などに携わっていましたが、ちょうどその頃にコロナ禍が始まり、海外出張が制限され、自分のキャリアを見直す機会となりました。
そのタイミングで見つけたのがIGLOOOでした。「英語」と「旅行」のワードでWantedlyを検索したら、IGLOOOがヒットして、なんとなく“ピン”ときたんです。面接では、社長のレイチェルさんがグレーのパーカー姿で、片手にモンスター(エナジードリンク)を持ちながら現れて、面接というより雑談みたいな感じでお話ししました(笑)そのフランクさや人としての距離の近さに惹かれました。IGLOOOのカジュアルで自由な雰囲気に魅力を感じ、「ここで働いてみたい!」って素直に思えたことが入社の決め手になりました。
Q: 実際に入社してみて、ギャップや印象に残っていることはありますか?
ギャップは前職と比較するとありました。特に入社した当時は、会社というよりクラブ活動のような雰囲気が強かったです(笑)いい意味でカジュアルで、リモート勤務が中心なのに社員同士の距離が近く、外国人メンバーも多かったので非常にフレンドリーな印象でした。でも、それがすごく楽しくて、会社全体がみんなで一緒に成長しようとしている一体感を感じました。
一方で、最初は業務管理の仕組みがまだ整っておらず、自分で試行錯誤しながら学んでいく必要がありました。現在は体制や業務の仕組みが整い、働きやすい環境になったと実感しています。
Q: 今どのようなお仕事を担当されてますか?
現在はメディアプランナーとして、海外のメディアやインフルエンサーとのやり取りを中心に担当しています。具体的には、広告枠の問い合わせ・買い付け、新しいメディア・インフルエンサーの開拓や契約条件の調整・交渉などが主な業務です。営業チームから相談を受ける与件に対して、「この市場のターゲットなら、このメディアが良さそう」とか「こういう切り口なら、こういうインフルエンサーが合うかも」といった形で、培ってきたノウハウを活かし、プランニングをしていくのが私の役割です。
特に、海外現地のメディアとの信頼関係を築いたり、価格や条件の交渉を行うのも重要な業務です。IGLOOOは、日本国内に代理店がないような海外メディア ― 例えば、英語で直接やり取りをしないとそもそも取引ができないようなニッチなメディアとも、独自に関係を築いています。そういった、大手の広告代理店がまだ踏み込んでいない領域に強いのが、IGLOOOの大きな魅力であり、強みです。
直近では、IGLOOOがPRに関わったプロジェクトで、記事広告ではなく、エディトリアル枠でForbesでは茨城県、BBCでは愛媛県が取り上げられ、こういった事例が増えてきています。こうした成果は、長年培ったネットワークとノウハウの賜物だと思っています。
言葉の壁を越えて直接やり取りできる柔軟さや、IGLOOOならではのコネクションを大切にすることで、クライアントの満足度にもつながっていると感じています。
Q: 出張業務についても教えてもらえますか?
海外出張、国内出張とそれぞれありますが、ここでは海外出張についてお話しますね。
最近の出張で特に印象に残っているのは、初めて訪れた中東のドバイです。実は以前、東京オリンピックでカタール選手団のボランティアをしていたことがあり、「あのときのご縁が、こんな形でつながるんだ」と不思議な巡り合わせを感じました。
今回は、IGLOOOとして中東で事業を広げるための視察や打ち合わせが目的でしたが、行ってみて本当に驚きました。ドバイは世界中の人が集まるインターナショナルな都市でありながら、街全体に統一感があり、とても整った街という印象でした。文化が異なる人たちが共存しているのに、それを感じさせないバランスのよさがありました。ホスピタリティのレベルも非常に高く、清潔感や接客の丁寧さ、ビジネス面での時間の正確さやリスペクトの文化など、日本以上だと感じる場面もありました。現地に行き、自分の目で見ることの大切さを改めて実感しました。
Q: お仕事の1日の流れを教えてください。
10:00 リモート勤務にて始業
10:00~11:30 打ち合わせ
11:30~12:30 企画・提案資料の作成や情報収集
12:30~13:30 ランチ休憩
13:30~18:00 メール対応、海外メディアとのやり取り、打ち合わせ
19:00 退勤
日によりますが、大体の流れはこんな感じです。
Q: 仕事での成功体験や嬉しかったことなどを教えてください。
最近あった嬉しい出来事は、あるプロジェクトで、社内のメンバーと力を合わせて取り組んでいたプロジェクトが無事に形になって、クライアントからも好評をいただいたことですね。IGLOOOの仕事は、一人で完結するものはほとんどなく、どのプロジェクトも誰かと連携して進めることが多いです。だからこそ、「チームで一緒にやり遂げた」という達成感がすごく大きかったですね。
Q: 逆に、苦労したエピソードはありますか?
IGLOOOの仕事は毎回内容が違うため、マニュアル通りにいかないことが多く、柔軟な対応力が求められ、その点は大変だと感じます。
たとえば、メディア側の編集部の担当者やインフルエンサーなど、関わる相手もプロジェクトごとに違うので、コミュニケーションや対人関係の難しさを感じる場面もあります。その都度「この相手にはどう接するのがベストか?」を考えながら進めなければならず、正解のない中で判断を下す力が必要です。でも、そんな難しさも「挑戦しがいがあるな」と、できるだけポジティブに捉えるようにしています(笑)
一番印象に残っている具体的なエピソードだと、FAMツアー(海外のメディア/インフルエンサーを日本に招いて行う取材ツアー)の前日に、参加予定の方が急に来られなくなったときは苦労しました。直前での調整が必要になり、他の参加者への連絡やスケジュールの再構成など、“瞬発力”と“調整力”が問われる出来事でした。
このように、特にインフルエンサーや海外メディアのコントロールは難しいです。業務上のやりとりでは、文化的な違いを感じることも多く、日本人にとっては「当たり前」と感じることが、海外の方々にはそうでないこともよくあります。そうしたギャップを理解して、相手に合わせた対応をし、上手に調整する必要があります。これは海外向けの仕事ならではの難しさだと思います。ただ、だからこそ面白いし、自分自身の成長にもつながっているなと感じますね。
Q: 今後の目標やキャリアプランを教えて下さい。
今の私の目標は、レイチェルさんがずっと思い描いてきた「IGLOOOの上場」という大きな目標に、少しでも貢献できたらいいなと思っています。これまで積み上げてきたものが形になるその瞬間を、チームの一員として見届けられたら嬉しいですし、自分にとってもすごく意味のある経験になると感じています。
Q: IGLOOOで働く魅力は何ですか?どんな人がマッチしていると思いますか?
IGLOOOの魅力について、大きく分けて2つあるかなと感じます。
1つ目は、ライフステージに合わせて柔軟に働ける点だと感じます。たとえば、結婚や子育てといったライフイベントがあっても、それに合わせて働き方を調整できる環境があります。実際に、長く活躍している女性メンバーも多いです。
2つ目は、メディアプランナーの仕事は特に、成果が目に見えやすく、自分がやっていることが、ちゃんとプロジェクトや成果に直結していると感じられるのも大きな魅力です。自分の提案が採用されたり、担当したメディア施策でクライアントから反響があったりすると、「ちゃんと意味があったんだな」って実感できますし、それがやりがいにもつながっています。
IGLOOOに向いている人のタイプとしては、「言われたことをやる」のではなく、自分で考えて積極的に動ける人。そして、変化にも柔軟に対応できる人ですね。想像力が豊かな人や、相手の立場に立って物事を考えられる人には、すごくマッチしていると思います。接客業の経験がある人なんかは特に向いているかもしれません。お客様の状況を察して動く力や、臨機応変な判断力がIGLOOOの仕事では活かされる場面が多いです。
逆に、「分業体制」とか「華やかさ」みたいなものを求めている人には、少しギャップがあるかもしれません。でも、プロジェクトの最初から最後まで自分で関わって、アイデアを形にしていきたいっていう人には、すごくフィットする環境だと思います。
Q: 最後に、IGLOOOへの入社を考えている方にメッセージをお願いします。
IGLOOOは、自分の「当たり前」をどんどん広げたい人にとって、ぴったりな環境だと思います。枠にとらわれず、自由にアイディアを歓迎し、柔軟な考え方を大切にできる場所です。
プラスして、「日本の魅力を海外に発信したい」という気持ちを持っている人には、面白いと感じてもらえる仕事だと思います。私自身、IGLOOOに入ってから、日本人としての誇りをより強く感じるようになりました。海外の方から「日本って素晴らしいね」と言われる場面に多く立ち会って、日本の魅力を再発見することも多いです。
英語力を活かしたい人、文化や価値観の違いを楽しみながら橋渡しができる人、「日本と世界をつなぐ仕事がしたい」と考えている方に、ぜひチャレンジしてほしいです!