2023年10月28日、河野デジタル大臣が弊社の視察に来てくださいました。今回は、視察の模様と意見交換会でのお話の内容をレポートいたします!
現役大臣の方の訪問を受けるのは初めての弊社、見ていただきたいもの、伝えたい想いはあふれるほどあるものの、お忙しい大臣のお時間をいただくため、どうお迎えするのがベストか、社内でかなり悩みましたが、当日はそんな心配が吹き飛ぶほど濃密で有意義な時間となりました。
まずは弊社の事業や独自技術について社長の大西、COO黒瀬、エンジニアの今井からご説明させていただいた後、エンジニアの作業ラボに移動いただき、CTO弓場やAIエンジニアの春原からハードウェアも見ていただきながらのご説明をさせていただきました。
外観検査機のコンベア上に設置されたセンサーの働きについてご質問される河野大臣
AIの学習時間や事例についても熱心にご質問くださいました。
説明が終わった後、話題になっているグラフィックボードの入手困難な状況や自社で確保することのメリット・デメリットについてもヒアリングいただくなど、AI業界共通の悩みについてもお話させていただきました。
リフレッシュエリアのマッサージチェアにもご興味をお持ちいただき・・・
最後は、製造業界が抱える問題についての意見交換会です。
ここでは、エンジニアだけでなくビジネス側の社員も参加し、製造業界が抱える問題について非常に有意義な意見交換のお時間をいただきました。
意見交換会のトピックは「外観検査における自動化の課題」と「テクノロジーマップ掲載の技術活用の問題点」でした。
業界によって検査自動化するための課題は異なりますが、検査のムダや隠れた品質コストの課題を解決するため、お客様1社1社と弊社の間でご提案ご提供し解決できるレベルを超えて、外観検査の規格化・検査結果の見える化の必要性と、テクノロジーマップ・技術カタログに関する取組みの一環として、業界の議論の場を持つことができないか、お話させていただきました。
また、テクノロジーマップ・技術カタログに関しては、法律上の安全点検の自動化の障壁となっている、法規制と現場の認識の食い違いや感覚のずれのようなものについて、導入の問題となっていることをお伝えし、官民一体となって取り組む重要性についても意見交換させていただきました。
すべての行程が終了した後は、記念撮影にもフレンドリーにお応えいただきました。AIスタートアップが抱える悩みから業界全体の検査自動化に係る問題点まで、現場に特化したAIをご提供している弊社のような会社をご視察いただける機会をいただき、ありがとうございました。
左から、 ※各社員のストーリーリンクを貼っています
テクノキングオブフツパー 今井
代表取締役兼CEO 大西
取締役兼COO 黒瀬
河野大臣
取締役兼CTO 弓場
新規事業・グローバル戦略室長 染谷
AIエンジニアマネージャー 春原
学生インターン 魏
総務人事部長 宮内