What we do
Luuシリーズ
101Copenghagen
greenicheとは?
代表・今田憲一がリクルートを経て独立し、
「暮らしやプレイス(居場所)」こそが、人が自己実現をしていくための根幹にある——
その気づきから生まれたのが greeniche(グリニッチ) です。
2003年、豊かな暮らしの研究と実践をテーマに、鳥取県米子市にインテリアショップを創業。
そして2012年春、文化とデザインの発信地・代官山にコンセプトショップをオープンしました。
ここでは、国内外の思想や文化を吸収しながら、常に“今の暮らし”に寄り添う提案を行っています。
創業間もない2005年には、まだ「家具はネットでは売れない」と言われていた時代に
オンラインストアを立ち上げ、今日では情報発信・ブランド形成・販売活動の中核を担うまでに成長しています。
greenicheの歩みと活動
▶︎ 2004年
「カリモク60」販売代理店として60VISIONプロジェクトに参加。
日本の普遍的デザインと、北欧・アメリカのデザインを融合する活動を開始。
▶︎ 2006–2007年
北欧ヴィンテージ家具・雑貨の輸入を開始し、自社でリペアを実施。
同時期に素材の魅力を最大限に引き出す究極のシンプル家具「Basicシリーズ」を自社工房で製造開始。
▶︎ 2011年
スウェーデンの老舗ブランド【String®】正規販売代理店に就任。
ブランド形成にも深く関わりながら、日本での展開を本格化。
▶︎ 2015年
greenicheオリジナル家具【Luuシリーズ】を発表。
コンセプトは「人の集いと憩い」をテーマに、都心の小さな空間でもコミュニケーションが“暮らしと遊びを更に高める”シリーズとして展開。”mina perhonen”のTambourine仕様では今でも人気定番シリーズに。
▶︎ 2016年3月
デンマークの老舗ブランド【FDB Møbler】日本総代理店に就任。
北欧デザインの第一人者・島崎信名誉教授とのプロジェクトにより実現。
FDB Møblerは、150年前に世界で初めて設立された“協同組合(シェアリングエコノミーの原点)”の家具部門であり、
デンマークが貧しい時代から世界一豊かな国へと発展してきた「暮らしの豊かさの知恵」を体現するブランドです。
私たちはその思想を日本に伝え、次世代へとつなぐ活動を続けています。
▶︎ 2017年
「日本・デンマーク外交関係樹立150周年」公式イベントとして
《ボーエ・モーエンセンとFDBモブラー展》を開催。
“日本人が忘れかけている美意識と豊かさ”を再発見する場として、展示と学びの機会を創出。
同年、mina perhonen皆川明氏とのコラボチェア【Hippo(J46モデル)】を発表し、
家具・ファッション・アートの垣根を越えた評価を獲得。
▶︎ 2019年
ヴィンテージ家具の再流通サービス【Re:greeniche】を開始。
また、ウェブマガジン【eläväni(エラヴァニ)】を創刊し、
“仕事・暮らし・遊びを愉しむ人や文化”を紹介するメディアを立ち上げ。
同年、新オリジナル家具【Kiltaシリーズ】もリリース。
▶︎ 2021年
デンマーク発の新ブランド【101 COPENHAGEN】日本総代理店に就任。
精緻なクラフツマンシップと時代を超える美しさを兼ね備えた照明・オブジェ・ホームアクセサリーを日本へ紹介。
▶︎ 2022年
デンマーク・コペンハーゲン拠点のリサーチ&デザインラボ【SPACE10】の
公式ジャーナル日本語版の翻訳を担当。
「人と地球の未来に向けた革新的なデザインのあり方」を、日本の読者へ届けました。
greenicheは、世界中の知恵や思想、美しいデザインを吸収しながら、
日本独自の美意識と暮らしのスタイルを創り出すことを目指しています。
「一人ひとり個々の豊かさとは」
その本質を、家具・空間・文化・人を通して探究・発信し続けるブランドでありたい。
Why we do
海外ブランドとの打ち合わせ
VISION|私たちが目指す社会
一人ひとりが自己実現できる社会へ
私たちは、一人ひとりが“内面の豊かさ”を実感できる暮らしを通して、
社会にとってなくてはならない存在になることを目指しています。
心地よい居場所が人を育て、暮らしが整えば、人生そのものが豊かになる。
greenicheは、そんな“暮らしの力”を信じています。
MISSION|私たちの取り組み
LifePlace ― 一人ひとり最高の環境・居場所を創る
私たちは、VISIONの実現に向けて、
一人ひとりの感性や発想が自由に育まれる“場”を提供し、
誰もがポジティブに生きられる環境やサービスを創造します。
それは単に家具を販売することではなく、
人が前向きに生きるための「居場所=LifePlace」をデザインすること。
greenicheの使命は、そんな場所を世界に増やしていくことです。
日本ではまだ「暮らし」や「インテリア」への意識が十分に高くありません。
しかしこれからの時代は、“豊かさ=モノやお金”ではなく、
暮らしをポジティブに変えていくことから始まると私たちは考えています。
空間が変われば、発想が変わり、感性が磨かれ、
一人ひとりが自己実現へと近づいていく。
そしてその連鎖が、地域や社会全体を少しずつ豊かにしていく。
私たちは、そんな未来のかたちを、
家具や空間づくりを通して実現していきたいと考えています。
まだ道の途中ではありますが、だからこそ今がチャンスです。
これまで培ってきたあなたの経験やスキル、
そして新しい発想を、greenicheという“自由な居場所”で活かしてみませんか。
<一つの家具に込めた想い>
あのテーブルを手に入れたのは、25年前会社員として活力と迷いの葛藤をしていた時。
一目惚れした購入したヴィンテージテーブル、部屋に迎え入れたワクワク感を今でも覚えています。
それからそのテーブルは、
朝、ゆっくりとコーヒーを飲む場所になり、
積んであった本を読み進める時間をくれる場になり、
大切な人とホッと心を落ち着ける場所になりました。
このテーブルに似合うイスやランプを置きたくなり、
このテーブルに見合うマグカップや小物を探しに出かけたこともありました。
――購入したのは一台のテーブル。
けれど、手に入れたのは「居場所」であり、「時間」であり、
そして何より、心の奥底で求めていた“わたし自身”だったのかもしれません。
人は「居場所・環境」から多くの力を受け取ります。
デンマークの人々は「住まいはわたし自身を表す」と言いますが、
人は住まいに映し出され、同時に、住まいが人を育てていくのだと思うのです。
greenicheが提供しているのは家具やインテリアです。
けれども私の心にあるのは、いつもあの日のテーブルのこと。
――あなたの暮らしや心を、ほんの少し(あるいはすっかり)変えてしまう、
そんな一点との出会いをお手伝いしたい。
私たちが日々過ごす場所、
何気なく使っている空間には、
人の行動や思考、感性までも変える力があります。
greenicheは、そんな「居場所の力」を信じ、
一人ひとりの人生を豊かにするデザインを続けていきます。
greeniche代表 今田憲一
How we do
工房風景
代官山店でのイベント開催後
私たちのチームについて
greenicheは現在、総勢17名の少数精鋭のチームで構成されています。
その内訳は、店舗スタッフ(代官山店・米子店)4名、工房スタッフ(オリジナル家具・ヴィンテージリペア)6名、オンラインストア担当5名、経営企画推進担当2名
この限られた人数でありながら、
製造から販売までのすべてのプロセス──
企画・デザイン・開発・輸出入・販売・日本代理店としてのブランド運営──を一貫して行っています。
一人ひとりの専門性と意識が高く、
「目的をもってgreenicheに入社する」スタッフが多いのも特徴です。
そのため、県外で経験を積み、Iターン・Uターンで入社するメンバーが半数以上。
また、greenicheでの経験をもとに独立やステップアップを果たしたスタッフもいます。
求めるのは、“学びながら広がれる人”
私たちは、特定の分野にとどまらず、
学びと成長を楽しみながら挑戦できる人を歓迎しています。
例えば──
家具づくりのスペシャリストを目指す方
バイヤー・マネジメント・商品企画など、幅広く関わりたい方
将来的に新規事業やブランド開発に携わりたい方
greenicheは、そんな多様な可能性を自分の手で形にできる場所です。
役割に線を引くのではなく、“一人のクリエイターとして会社と共に育つ”ことを大切にしています。
デンマークで学ぶ、豊かさの原点
2019年には、男性スタッフ1名が研修の一環として、
約2か月間、デンマークへ留学しました。
家具づくりだけでなく、デンマークの文化や教育、
そして“豊かさの背景にある社会の仕組み”を現地で体感。
その学びは今も社内に共有され、greenicheの「LifePlace(居場所づくり)」の思想を支えています。
少人数だからこそ、一人の力がブランドを動かす。
greenicheは、そんな手応えのある環境で、共に挑戦していく仲間を求めています。