多くの人が憧れる、夢のマイホーム。その夢を実現する手段のひとつが住宅ローンです。

一人ひとり、さまざまな事情がある中で審査が進められますが、「通った」「通らなかった」とスムーズにいかない場合も…。

お金を借りたい人と銀行との間にたち、審査が通るように提案やアドバイスを行うプロ、それが住宅ローンコンサルタントです。このお仕事の先には、誰かの笑顔と幸せがある。そんな素敵な仕事とそのやりがいとは…？

住宅ローンコンサルタントは日々、いろんな知識が身につくからおもしろい！

 ――現在のお役職と業務内容について教えてください。

住宅ローンのコンサルタントとして、取引先から受ける相談についてのコンサルティング業務――お客様の診断を依頼されたり、物件にローンがつくかといった質問をいただいたり――から、住宅ローンに対する商談から弊社のサービスに申し込みいただいた企業様へのアドバイス、フラット35（※）の代理店業務（事前審査から受付、代理店審査、住宅ローンの契約、管理）、そして採用業務を兼務しています。また、代表の前田、CTOの門田とともに幹部会へ参加し、会社の方針や取り決めなどを行うのも私の役割です。

※フラット35とは・・住宅金融支援機構と民間金融機関が提携している、長期固定金利の住宅ローンのこと。住宅金融支援機構は国土交通省と財務省が所管していた住宅金融公庫の業務を継承した独立行政法人で、2007年4月1日に発足した政策金融機関です。

 ――いままでのご経歴と、住宅診断ローン株式会社に入社した経緯について伺えますか。

 新卒で入社したのは保険会社でした。3年ほど務めてから、住宅ローンの会社へ転職し、審査業務を担当しました。住宅ローンについての知識を身につけ、次のステージへステップアップするために、住宅ローンの営業として転職。ここまでフラット35という国のローンに関する仕事をしてきたのですが、国内の8〜9割は一般金融機関（主に銀行や信用金庫など）の住宅ローンが利用されており、その知識も身につけなければ偏ってしまうと思い、銀行に転職しました。

しかし、とあるタイミングで在籍していた銀行の方針で住宅ローンの取り扱い姿勢が消極的になることがわかりました。引き続き、住宅ローンに関する仕事を希望していたので、転職活動を再開。その際にご縁があったのが住宅ローン診断カンパニーでした。

住宅ローンの仕事に興味を持ったのは、知らない世界を知ることができること、知識がどんどん身につくことににおもしろみを感じたからです。審査業務はローンだけでなく、不動産や法律の知識も必要となるので、とても奥が深いと感じています。通常は営業から入って審査業務を担当する方が多いのですが、私の場合は逆から入ったので、とくに面白みややりがいを感じることができたのかもしれません。

「審査が通った」喜びの声を聞いたときの達成感は他では味わえない 

――普段から仕事で心掛けていることはありますか。

私の場合、兼務をしていますし、外部機関や取引先とのやりとりも多いため、順序や段取りを考えながら業務を進めています。取引先の向こう側には、住宅ローンを組みたいお客様がいらっしゃるので、優先度が曖昧だったり、段取りが悪かったりするとご迷惑をおかけしてしまいます。なかには、急に差し込んでくる仕事もあるので、そういう事態にも対応できるように、柔軟に順序の組み直しや即時対応ができるように予定を組んでいます。 

――仕事の中で印象的なエピソードがあれば教えてください。

2年前に、弊社のサービスを導入くださった取引先の工務店からいただいたご相談が今でも非常に印象深く残っています。 

その内容というのは、四国で住宅を建てるために工務店さんと話を進めているお客様がいらっしゃるが、ローンがなかなかうまくいかない、地元の銀行ほぼすべてに相談したが、良い結果が出ておらず…どうにかならないでしょうか、というご相談でした。

もちろん、通らないには通らないなりの理由はありますが、工夫すれば何とかなりそうというの印象を受けたので、状況を整理することから始めました。

しっかりとヒアリングして細かな情報を整理し、話の組み立てを丁寧に行ったうえで、本拠地を四国以外に置く銀金融機関にかけあうことにしました。お客様としては、審査が通る可能性があるのならばどの金融機関であっても挑戦したいとのことでしたので、中国地方の金融機関と交渉をしました。最終的に、その金融機関で審査を通すことができました。

工務店への初回来店から審査が通るまで2年かかったと取引先の方が仰っておりました。現在は住宅が完成し、既にお客様はお住まいになられています。当初はお客様も工務店の方もみんな頭を抱えるほど難航しましたが、結果としてはお客様にご満足いただけて本当に良かったと、大きな喜びとやりがいを感じました。 

金融機関には、お客様の状況を全てお伝えし、情報にしっかり目を通していただいたうえで審査を通していただきました。お客様が今どういう状況にあるのかをわかりやすく説明しないと金融機関の担当者も判断ができません。審査の際には金融機関からお客様へ状況のヒアリングを行うことも多く、現状への理解と納得をいただいた上で、慎重に進めていく必要がありました。この案件ではそこを丁寧に通訳するような役割を担いました。 

かなりハードな案件ではありましたが、結果として成果につなげることができましたし、取引先企業様とも、信頼関係の“土台”を築くことができました。どんな仕事をするうえでも、相手からの信頼を獲得することが何よりも大事なことだと考えているので、真摯に、丁寧に対応することを心がけています。

 取引先だけでなく、工務店や住宅を購入したいお客様が喜んでくださるのは私としても喜ばしいことですし、それがモチベーションややりがいにつながっていますね。

全国津々浦々、案件もさまざま。スペシャリストとして大きく成長できる

――これから取り組んでいきたい、挑戦したいことはありますか。

サービスそのものを整備して、一定量の知識を持つコンサルタントを増やしていきたい。住宅ローンに関するプロを増やしていきたいので、そのためにもコンサルタントの採用を強化したいと考えています。

 ――どんなチームにしていきたいですか。 

“元気がある”チームを目指しています。まだ、規模の小さな会社ですから、臨機応変な対応が必要なシーンも少なくありません。「ここをこうしたらどうか」など、自分の意見を自分の言葉で伝えられることも、組織を良い意味で変えていく力になると考えています。芯を持っている人、元気と度胸がある人が多いチームを作っていきたいですね。成長過程にある今だからこそ、互いに声を掛け合い、助け合い、活気あるチームになって勢いをつけていきたいと思います。

――住宅ローン診断カンパニーで働くおすすめポイントを教えてください。

コンサルタントの仕事で言うと、○○銀行に勤めていたら○○銀行のローンは知っていても、他銀行のローンの知識を身につけることはできません。住宅ローン診断カンパニーでは、北海道から鹿児島の銀行まで（沖縄は例外のみ）お取り扱いしていますので、日本中の銀行のローンについて広く深く知識が身に付きますし、いろんな取引先からいろんな案件をいただけるので、他ではなかなかできない仕事に携わることができます。 

その分、大変なこともありますが、経験値が大幅に上がりますし、どこでも活躍できる人材になれると思います。私の場合、さまざまな銀行から新たな知識を得ることが好きなので、この仕事が楽しくて仕方ないですね。 

非常に幅広く、深い知識と経験ができるので、コンサルタントとして成長したい人、その道のスペシャリストを目指したい人には非常に良い環境だと思います。全国の銀行だけでなくJA、フラット35まで、住宅ローンに関する多くの知識が得られるので、それが今後大きな武器になるはずです。

――最後に、興味を持ってくださっている人へメッセージをお願いします。

 同じ業界の他社と比べると残業時間もかなり少ないですし、一人ひとりの事情に合わせて働ける環境があります。たとえば、小さなお子様がいる場合、状況に応じてリモートワークをしたり、送り迎えで早退したりすることも可能です。やるべきことをこなしていれば、誰も何も言いません。そういう点では、ワークライフバランスが取りやすく、プライベートを大事にしたい方にはぴったりの会社です。

弊社のコンサルタント業務は全国を対象にしているので、幅広い住宅ローンの知識が身につきスペシャリストになることができます。

また、コンサルタントは金融機関または不動産業界で住宅ローンに携わっていた経験が必須ですが、当社の営業職については、業界が違っても、なんらかの営業経験があれば経験が浅くても活躍できる環境があります。

人数が少なく、成長過程にあるタイミングだからこそ、一緒に会社の基盤となる部分を作っていくことができますし、いいものはどんどん取り入れる会社ですから、自分のアイデア一つで会社の仕組みを作っていくこともできます。そういう状況を楽しんでくれる人はぜひ、住宅ローン診断カンパニーへ気軽にお問い合わせくださいね。

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