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CFOインタビュー:20歳で公認会計士合格。ジラフにカムバック入社した理由

こんにちは!ジラフ人事の星野です。
今回は、8/1よりジラフにジョインした執行役員CFO・奥田(おくだ)さんにインタビューしました!

公認会計士試験合格後、監査法人を経てジラフに入社。その後会計コンサル会社を経てこのたびジラフに再度入社しました!そんな奥田さんがCFOとしてジラフにカムバックすることを決めた理由などお聞きしました。

ジラフ / 執行役員CFO 管理本部長
奥田 湧(Yu Okuda)

【プロフィール】
公認会計士試験合格後、有限責任監査法人トーマツに入社し、上場企業の監査、IPO支援などに従事。ジラフに入社し財務経理として決算や監査法人対応を行った後、株式会社at A&Cにて上場企業やIPO準備企業に対する決算支援業務・内部監査業務などを実施。2023年8月よりジラフにCFOとしてカムバック。

20歳で公認会計士試験に合格。監査法人を経験してジラフに最初の入社。

――これまでの経歴やキャリア、その際の出来事などを教えてください。

高校が総合学科単位制の高校で、商業科などの科目も選べるような高校だったので、そこで簿記を選択して面白いなと思って勉強していました。その流れで公認会計士の資格を知り、漠然と勉強していきたいなと思って商学部の大学を目指しました。しかし、家庭の事情から大学の学費を捻出することが難しく、学歴にとらわれずお金が稼げる職業として改めて公認会計士を目指すことにして、専門学校に進学しました。ただし、2年間という期限だったので2次試験のチャンスは1回しかなく、そこで絶対に合格できるように平日は12時間、土日も8時間くらい専門学校に通って勉強をしていました。この期限が結果的にプラスとなり、20歳で公認会計士試験に合格することができました。

公認会計士で合格すると監査法人に入る人が多く、私も最初の選択肢としては監査法人しか考えていませんでした。その中で有限責任監査法人トーマツの横浜事務所では、様々な業務ができること、また一緒に働きたい人が多かったのが理由で選んでいました。結果的に上場企業の監査のみではなく、IPO支援業務や大学法人の監査、リクルートリーダーなども任せていただきました。

ただ、監査という業務では報酬をもらっているクライアントは依頼する必要があるから支払っており、本質的には投資家に向かって証明する業務であるため、自分はもっと業務の対価としてお金をもらってクライアントに対して業務を行いたいと思い、実務要件の対象となる2年でトーマツを退職しました。


――ジラフに最初に入社したキッカケを教えてください。

その後はジラフで働くことになるのですが、その当時は情報収集のためにTwitterをやっていました。一方でジラフではTwitter採用を行っており、麻生から私に直接DMが来ました。そこで話を聞いてみてベンチャー企業の経験をしていきたいという思いから入社を決めました。

入社してからは決算対応や監査法人対応を行っていたのですが、監査法人から事業会社に転職したことや社会人としても3年目ということで、私自身にも課題がありました。また、当時は事業側もあまり進んでいなかったので、事業が進まないと管理部の業務も増えていかないという状況でした。そのため、修行のために以前の監査法人時代の先輩が経営している会計コンサルの会社に転職することにしました。

会計コンサル会社では、従業員1号として入社しており、会社が大きくなっていく経営を学ぶことを意識して業務を行っていました。当時声をかけていただいていた社長は本当に視野が広く、方針などすべて納得感のある人だったので、この人と同じくらいの視野を持てることを意識していました。そのため、クライアントとのコミュニケーションの際にも確認を取って修正がない形でとおるようにし、修正が入ったら猛省し差分をきちんと頭に入れて次はそのまま通るように進めていました。結果的にクライアントへのコントロールを評価され、マネージャーに昇格することができました。


ジラフにカムバックしたのは、再度CFOというポジションで機会をもらったので挑戦していきたいという気持ちが大きかった

――またジラフで働くことになった理由を教えてください。

会計コンサル会社では、会社のためにと思い自分で仕事を請け負いすぎてしまったこととライフプランとして家庭ができたことが重なってしまい、少し体調を崩してお休みしている期間がありました。

その休んでいる期間中に自分の今までの行動指針はなんであったか、どういうことをしていきたいかと考える時期があり、自分の一番の原動力は自分とかかわった人が自分とかかわっていなかった時よりもプラスになるように行動することだと改めて認識しました。また、その上で自分が休んでしまうとプラスではなくなってしまうので、自分の体調も含めてコントロールすることが重要という考え方もできました。

その期間で麻生からCFOのオファーをもらい、ジラフの体制に自分が関わったほうがプラスになるであろうという思いから、入社を決めました。

以前課題であった事業側の推進と自らの経験不足両方が解決している中で、再度CFOというポジションで機会をもらったので自分としてはそこに挑戦していきたいという気持ちが大きかったです。

その上で、新たに選定している市場であるコレクターズマーケットがとても面白い市場であること、ジラフバリューが自分の持っている価値観とマッチしていることが大きな理由ですね。

チーム全体での業務の最適化をしてスムーズに業務を進められるチームにしていきたい

――現在の取り組みや管掌範囲を教えてください。

現在は監査法人や証券会社の対応をメインに行っています。管掌範囲は管理本部全体となっているが、CHROである星野さんもいるので、現状は財務経理がメインとなっています。ただ、8月に経理財務部長も入っているので、基本的には管理本部全体の管掌を進めていきます。


――CFOの視点で見た場合の現状課題や今後チャレンジしたいことは何でしょうか?

まず、現状の課題については急にメンバーが増えてきたことによって、どこを誰がどうやって行くかが都度都度決めなくてはいけないことですね。もちろん会社としてCFO不在の期間があったので、かなりそこの部分でやり切れていないものを整理している状況です。

今後のチャレンジとしてはもちろん上場を目指すというところが大きい部分ではありますが、会計士としてコンサルや監査法人ではなく事業会社に入る強みとしては、会社に事業があることですので、事業側の推進にも携わっていきたいと考えています。

あとは管理本部の管掌としては今後成長していく、上場していく会社でしか経験できない業務がある中で、メンバーがどのような経験をしていきたいかをキャッチアップしてチャレンジできる体制を作りたいと思っています。それがあるからこそ魅力的な会社になるのではないかと思っています。


――どんなチームを作っていきたいですか?

私自身会社のために業務を抱えすぎてしまったことから、チーム全体での業務の最適化をしてスムーズに業務を進められるチームにしていきたいです。

そのために自分がやらなくてはいけないこととしては、どれだけ先の業務を想定できるか、可能性を想定できるかだと思っているので、事前に察知して外部に依頼するのか分担するのかなど手前で裁くことが重要だと考えております。


ジラフバリューが自分の持っている価値観とマッチしていた

――仕事をする上で大切にしていることは何でしょうか?

・常に経営者目線で常に行動すること
・常に自分が思っていることを伝えること
・常に成長をしていき、変化を求めること

この3つを大切にしています。自分の中では、献身性・誠実性・好奇心というポリシーで動いているのですが、それがジラフバリューである発明力、オーナーシップ、チームジラフに対応しているのでぴったりだなとは思っていました。

また、コミュニケーションの重要性はとても意識しています。クライアントでも同僚でもそうですが、言葉の中にその人がどのような思いを持っているかがあると思いますが、やはり要望を伝えてもらえる関係性を作ることが重要だと思っています。

そのためには、この人に言ったら現状が変わるかもしれないと思ってもらえるようにきちんと対応することが大事だと思っています。すべて言ったとおりに変えるわけではなく、別の解決案を提案したり、そもそも広い視野の中で重要なのかを伝えることができるかを意識しています。


――ジラフの魅力、面白さは何でしょうか?

レスが早いこと、業務に対して誠実なことです。代表の麻生さんの全体把握力が高く、リアクションスピードも速いので、それに引っ張られて全員の業務スピードも上がっていると感じています。意見交換も事業が前に進むための話ができているのでとても良いと思っています。


――どんな人にジラフに来て欲しいですか?マッチすると思いますか?

オーナーシップをもって業務に取り組める人、業務に誠実な人がジラフにはマッチしていると思います。今後、いろいろなイベントが発生していく中で、自分ができる業務のみで完結することは少ないと思いますが、その中でも変化を恐れずチャレンジできる人がとてもマッチすると思います。もちろんそこに関するフォローは経験のある人が増えている中で補い合ってやっていくことができる体制を作っていこうと思いますし、その上でジラフで働いていきたいと思ってもらえるような環境を作っていこうと思います。


――最後にジラフに興味がある人に一言お願いします!

変化の大きい企業なので、その変化を一緒に楽しめる方を本当にお待ちしております!
経理メンバーも絶賛募集しています!

※あとがき
今回のインタビュー前に、質問内容に対して事前にメモを送ってくれるなど、次の工程を考えた相手に対しての気遣いができるとてもスマートな方です。知見も豊富ですので一緒に働くことで得るものは大きいのではないでしょうか(星野)

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