トレーディングカードゲーム、略してトレカ。その価値は数円からはじまり、数千万円台にも上ると聞きます。世を挙げて愛され続けるトレカは、いま、流通市場で最もアツいと言っても過言ではないコンテンツなのではないでしょうか。
当社・株式会社ジラフの運営する、トレカ専門店「magi」。今までは、中野ブロードウェイの2階に一角のみ構えていたmagiですが、今春、新たに2店舗の新規OPENを成し遂げました。
■ポケカ専門店「magipoke」 東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ1F
■カードショップ「magi」秋葉原店 東京都千代田区外神田3-14-9 第26東ビル5F
というわけで、早速訪問してきました!
(ちなみに私は、カードゲーム=腕に何かかっこいい機械を装着して「デュエル!」って叫ぶとキャラクターが召喚されて攻撃したりされたりするもの、といったくらいの知識しかありませんので、ご了承ください)
中野へやって参りました!
中野サンプラザや中野ブロードウェイなどの存在により、ニッチな層へのアプローチが強い街の印象です。古き良きレトロなお店もたくさんあって、掘り出し物が多く見つかる場所ですよね。コレクターさんにとっては、すごく魅力的なところです。私なんかは、ただ商店街を歩いているだけで楽しい!
ブロードウェイの中に入り、最初の角を曲がってしばらく進むと、magiの看板が見えました!この度新オープンしたポケカ専門店、magipokeです!
正直、もっと迷うかと思っていたのですが、意外と入り口に近しい場所でした。方向音痴の私でも迷わず辿り着けたくらい。より詳細な場所は、こちらを見るとわかりやすいですよ!
開店から然程経っていない時間にお邪魔しましたが、店舗の前を通りかかると、すでにショーケースを眺めているお客様が。道ゆく方も、ちらほらと立ち止まってケースの中を見たり、店内に立ち寄って行ってくれる方が多いです。ぶっちゃけ、ブロードウェイには他にもカードショップあるのに……。
――みなさん、なぜmagipokeに目を向けてくれるのでしょう?
スタッフ「当店は、他の店ではなかなか取扱っていない、古い型のポケカも手広く仕入れているんです。おそらく、それがお客様の目を惹く理由かなと思いますね。」
――あっ、言われてみれば、たまに裏面の絵が違ったりしますね。これも何か関係があるんですか?
スタッフ「それは『旧裏面』か『新裏面』かの違いですね。ポケカは2021年に一度デザインの変更がなされていて、リアルタイムで販売されているものは、デザイン後の『新裏面』と呼ばれているものだけになります。当店では、コレクターさん向けに、もう販売されていない『旧裏面』の商品も数多く取り扱っているんですよ。品揃えだけでいうと、国内最大級を誇ります。」
本当だ!旧裏、と書かれたコーナーががっつり存在してますね!しかしぬいぐるみが可愛くて、そっちに焦点を当ててしまいました。失敗した。
ポケカって、コンテンツとしてはマニア向けの商品であるイメージなのですが、magipokeではそこを、さらにさらにマニアに向けた視点で攻めていってるんですね!
――しかし、すごい量ですね〜。壁一面、ぎっしりポケカが詰まっています。もしかするとだけど、ここになら私の好きなポケモンのカードもあったりするのかな?
スタッフ「あ、何かお探しなんですか?良ければ一緒に探しますよ。」
――えっ、探せるんですか!?こんなにたくさんの中から!?
スタッフ「もちろんです!探してみましょう!当店なら品揃えが豊富なので、どんなに古くても珍しくても、きっと取り扱っていると思いますよ。結構マイナーなポケモンでしょうか?」
――はい!ポッチャマっていうポケモンです!ありますかね!?
スタッフ「メジャーすぎた(笑)ありますよ。はい、こちらに。」
――いたー!数秒で見つけられてしまった!こちとら隅々まで探してもらうつもりだったんですが!?
スタッフ「それは申し訳ないです。カードはご覧のようにたくさん陳列されていますが、ある程度のキャラクターの場所は把握しています。でも「頑張って覚えなきゃ!」という気持ちはみんな無いですね。というのも、自分たちもポケカコレクターの集まりなので、好きなもののことはどんどん覚えられちゃうんですよ。」
――いや、すみません。さっきのはちょっと"フリ"でした。みなさんもコレクターさんなんですね!
スタッフ「はい!各自、推しのポケモンもいます。普通の企業や店舗スタッフって、なかなか同じ趣味の人を見つけるのが難しかったりしますけど、ここはスタッフとして働いているメンバー、全員趣味が共通しているので、その点嬉しいですね。お互い話が合う相手と仕事が出来るのは、本当に楽しいことだと感じます。」
――しかし、あらためて見ても、ポケカだけでこんなにずらっとあるなんて、圧巻としか言いようがないですね。値段決めとか、在庫の管理とか、どうやっているんですか?
スタッフ「仕入れやカードの状態確認、それに伴う値段決めも、我々自身の手で行っています。参考にするデータベースも勿論ありますが、他のカードショップの相場を探ったり、実際に他店に行って、大体のプライス感を覚えてきて、そこに手元にあるカードの状態を加味しつつ値段を決める……なんてこともありますね。安いもので数10円、高いものだと数100万以上の値がつくこともあります。在庫については棚卸しをきちんと行なっているのと、Googleスプレッドシートを用いて細かな管理体制を敷いています。それに、まだ値段が決まっていないカードも、実は裏にたくさん眠っていたりするんですよ。」
――それらにもこれから値段がついて、市場に回るということですね。ワクワクします!でも、こうも取扱いの幅が広いと、もう既に市場に出回っていなかったりして、値を付けようにも付けられない……なんてものも多いのではないですか?
スタッフ「そこは、それこそmagiのアプリを頼りにしています。magiはトレカに特化したフリマアプリだということもあって、本当に多種多様のトレカが出品されているんです。そういう意味では、店舗とアプリが、相互に協力しながら運営している部分が強いです。」
――おお!アプリと実店舗、両方持っているmagiならではですね!そこの協力体制が知れて良かったです。
スタッフ「そこって、他のトレカショップとはちょっと違うところですよね。正直、今いるスタッフたちも、『入社前からmagiを利用していた』って人間ばかりなんですよ。そういった繋がりが、この店を作っているのかもしれません。アプリの方を運営されている、エンジニアさんたちにも感謝です。」
――そういえば、以前のmagiスタッフへのインタビューでも『magiは他のトレカショップとは一味違うことを勉強できる』といったお話が出ました。「アプリと店舗やってます」って一言で表現されても、なかなかパッと紐づかない方も多いかもしれないですけど、magiはアプリとの関係性・親和性がかなり強いんですね!学ぶことが多そうです!
スタッフのメンバーたちはとても穏やかで、なんでもない雑談に対しても、みなさん笑顔で答えてくれました。ひとつの投げかけに対して、あっちこっちから返ってくる言葉のコミュニケーション。本当、いいなあ〜〜。
店内にはかわいいグッズもいっぱい飾ってあって、よりお店を華やかに彩ってくれています(※非売品)。
やっぱり、同じ趣味があると、打ち解けやすさって全然違いますよね。そういう「趣味仲間」の輪が広がるのも、magiで働いているからこそなのかな、と感じました。純粋に「トレカ仲間が欲しい!」という方にも向いていそうですね!私もポケモンの話が出来て楽しかったですし、共通の話題があったからこそ、メンバーと一層親しくなれたような気がします!
さて、無事にポッチャマのカードもGETしたところで……お次は「カードショップmagi 秋葉原店」へと向かいます!
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