多くの人の心を掴んで離さない、トレーディングカード(以下トレカ)。ジラフではトレカ特化フリマアプリ「magi」を起点とし、実店舗として中野に「magi中野ブロードウェイ店」を構えています。今春には、秋葉原にも新店舗をオープン予定のmagi。本日は、実際にmagi中野ブロードウェイ店へ訪問し、社員として勤務するお二人を中心として、メンバーたちに和気あいあいとお話を伺いました。
取材先:magi 中野ブロードウェイ店
所在地:東京都中野区中野5丁目52−15 中野ブロードウェイ 2F
▶︎年齢・性別関係なく愛される、トレカというコンテンツ
ーーmagiにはどのような経緯で入社されたんですか?
S「僕はもともとバイトから新卒で入ったんです。その前は学生で、美大に通っていました。最初は別のカードショップで働いていたんですが、将来をどうしようか決めかねていて。そんな時に、元からアプリの方で愛用していたmagiが気になって、軽い気持ちで、TwitterからDMを送ってみました。そうしたら話がサクサク進んで働くことを決めました。」
M「僕は全く別で、全然違う領域からここに来ました。元々は公益経済団体で働いていたんです。Sさんのお話でも出ましたが、magiってアプリが元にあるじゃないですか。その『カードゲームとIT』という組み合わせが斬新で魅力的に感じて、これは面白い事業だなと思って応募させていただきました。」
(S&他メンバー「かっこいい!」)
M「(照)」
ーーでは、店舗でのお仕事内容を教えてください
S「ざっくり言うとカードの買取と販売ですね。あとは発送業務とか、管理とか。買取にいらっしゃったお客様のカードを受け取り、状態を見ながら値段を決めたりもしています。」
M「一見、カードを売買するだけのお仕事にも見えるかもしれませんが、裁量が多く、自分たちで色々なことに取り組むことが出来ます。取り扱いカードも多いですし、好きな分野を活かして活躍することは勿論、あえて扱ったことがない部分を勉強するチャンスを得ることも可能です!」
ーー扱っているトレカの種類もすごく豊富ですよね!
M「はい!カードってどうしてもマニア向けというか、コレクター需要が高いものなので、知らなかったトレカの知識も結構身についてきたりします。」
S「数万とかする高額なカードを扱うこともありますし、担当によってはカードの値決めもするんです。やってるとテクニックがついてきます。」
ーー値決め!?難しそうですね!どうやっているんですか?
S「実は僕も入ってみて意外だったんですが、人力でやっているんです。これはmagiと他のカードショップとで大きく違うところだと思いますね。最初はとにかく、その道の知識のある人間が、本当に細か〜〜く見る。そして、相場やデータベースを元に判断しています。」
M「経験も大事ですね。」
S「うん。でも値決めに関しては、ちょっと職人芸っぽいところがあるというか……それこそ、テクニカルな部分がありますね。」
ーープロのテクニシャンですね!逆に、お客様から質問や相談を受けたりすることはありますか?
M「あります!プレイヤーのお客様から『こういうカードを使いたいんだけど、相性がいいものはありますか?』とか聞かれたりしますね。」
ーーおおっ。聞かれると嬉しいですか?
M「嬉しいです!トレカは自分自身の趣味でもありますし、その趣味の領域を活かせたり、知識を共有出来ることは楽しいです。」
S「来店される方は大体コレクター(収集家)かプレイヤー(実際にカードで遊ぶ人)の2つに分けられるのですが、質問をくれるのは、やっぱりプレイヤーの人たちが多いですね。」
M「意外かもしれないんですが、お客様には女性やカップルも多いんですよ!ここで働いていると、トレカって本当にいろんな層に愛されているんだなあと実感します。」
(店の裏の一部。ポケカがズラリ!ちゃんとタイプ別に分けて、丁寧に保管されています)
▶︎「今の領域」だけじゃない。magiだからこそ実現できること
ーーmagiのメンバーについてお伺いします。単刀直入に、どんな人たちだと感じていますか?
S「歳はみんな近い。20代が多いですね。」
M「そうですね。僕がちょっと年上なんですが、年齢は関係なく、自然体で良いコミュニティになっていると思います!なんと言うか、えーと、絆が出来ています……。」
ーーなぜ尻すぼみに。
M「(照)いや本当ですよ!!業務の役割分担とか、勿論各々にあるんですが、常に良いコミュニケーションが取れていることもあって、みんな自ずと横断的に動けちゃっています。」
ーー皆さん、トレカ好きっていう前提がマッチしていますもんね。ちなみに、お二人が好きなトレカはなんですか?
S「僕はポケカですね。あとは遊戯王も好きです。もともとちいさい頃に好きで、学生時代に一旦離れたんですけど、カードショップのアルバイトを経験して、また火がつきました。」
M「僕はデュエルマスターズです。Sさんと同じく、僕も幼少期にアニメを見たり、カードを買ったりしてたんです。小規模でしたが、大会に出て競い合ったりもしました。」
S「大会で思い出しましたが、magiも昔はオフィスで大会開いたりとかしてたんですよ。今はコロナで中々難しい部分もありますけど、そういうフラットな環境も良いなと思って入社しましたね。」
ーーなるほど!ではこの流れで質問します。magiって良いなーと感じる部分はどこですか?
M「僕はそれに関しては明確に3つ答えられます。主体性、やりぬく力、専門知識が手に入ることです。」
(S&メンバー「おっ?」)
M「業務の中には泥臭い仕事もあって、例えば発送作業とか、カードをダンボールに詰めたりするっていう、雑務みたいなことも発生するんですけど。」
S「地味な仕事もありますからね。」
M「そうなんです。でもそれをこなしていくうちに、次にやらなきゃいけないことが分かってくるので、どんどん自分から動けるようになってくる。そうすると、主体性が付くじゃないですか。そこから更に突き詰めていくと、何事にも当事者意識を持つようになってくるので、自然とひとつのことをやりぬく力っていうものが付いてきます。」
M「あとは最後の、専門性についてですね。これは実際に僕自身、magiに入ってから体験したのですが、自分が経験したことのない専門分野があったとしても、学びに行こうとする姿勢さえあれば、それを学ぶチャンスをくれるんです。……その後の勉強は自分でやらなきゃいけないのですが(笑)決められた担当分野だけでなく、その他の部分にも触らせてもらえるというところは、magiならではだと思いますね。そこで学んでスキルをつければ、やらせてもらえる幅も広がります。」
(メンバー「おお~~~っ」Sさんをチラッ)
S「自分が良かったと思ってるのは、やっぱりトレンドが良く見えるところですね。最先端がわかるというか。なので、トレンドに敏感な人とか、常に流行にアンテナを張っているような人にとっては、この仕事って結構良いんじゃないかと思います。」
(ショーケースを指差すお二人。それぞれの"推し"は異なるご様子…!?)
▶︎"愛情"+"イメージ力"。専門店で働く楽しさ
ーー実際、この仕事向きの方ってどういう方だと思いますか?
S「うーん、やっぱりトレカが好きな人っていう風にはなるんですが。」
M「もうそれは前提ですね。」
S「うちは販売も買い取ることもやっているので、トレカの需要がわかる人は活躍すると思います。例えばですけど(ピカチュウのカードを取り出す)このピカチュウを見て「あっ、これは10年前に出たものだから、今このカードを欲してる人は、その当時はまだ子供で買えなかった人が多いかな。今、そういう人たちはどのくらいの年齢かな。そんでそういう人たちは、どのくらいの金額ならこれを欲しいと思うかな」と、冷静に分析できる人。そういう見る目のある人は強いと思います。」
M「要は欲してる人のイメージが湧くか、ですね。」
S「そう。そのイメージ力をつけるためにも、トレカの知識は必要。そうするとやっぱり、この質問の答えは、トレカが好きな人ですね。」
M「言っておきますけど、Sさんのトレカへの愛は強いですからね!情熱を感じます!!」
S「まあ、好きなら知識は後から付いてきますから。自分の趣味がそのまま活きるんで、すごく楽しいし嬉しいです。もともとトレカ好きで、更に知識や審美眼を磨きたいという人や、先ほど言ったようなトレンドに敏感な人なんかには、本当にこの仕事はおすすめですね!」
ーーまさに「好きこそものの上手なれ」ですね。皆様のトレカ愛がよく伝わりました!お二方、そしてmagiメンバーの皆様、お話できてとても楽しかったです!本日はご協力ありがとうございました!!
▶︎magiへのご応募はこちら!
- Twitter:https://twitter.com/magi_cards (お気軽にDMください!)
- Indeed:https://onl.tw/8GuqCEf
- 求人box:https://xn--pckua2a7gp15o89zb.com/jbi/3e1e0a3ad940ea133f57004ebc0a97fb