みなさん、こんにちは!🌞 HEROZ株式会社で採用担当をしている「サンペイアヤノ」です。
さて、本日から【HEROZのお仕事シリーズ】と題して、HEROZで働いている人はどんな仕事をしているの?に着目し、HEROZで募集している各ポジションについてお届けしようと思います!(不定期だけど、しかも勝手に)連載決定!
まず今回はHEROZの【AIエンジニア】について、調査報告!🧐
#HEROZの副部長、今井さんについて。
今回、【AIエンジニア】のお仕事についてお話してくれた方はこの人!
☖HEROZ株式会社 開発部副部長 今井達也さん
2015年HEROZ入社。高等専門学校卒業後、東京工業大学に編入。一貫してAI関連の研究を行う。東京工業大学卒業時には学部を主席卒業。HEROZに中途入社し、エンタメ関連の開発を経験したのち、BtoB案件の立ち上げにも従事。2018年より副部長として現場管理のみならず事業展開の構想や、技術導入の検討・推進を担当。
―学部を主席卒業ってすごいですね・・・!
(今井さん)インタビューなど受ける際に言うかどうかいつも迷うんですが・・・実は、はい(笑)。
―いやいや、それは出していきましょう!いやもう、サンペイの方で出しますね!(笑)
「学部主席卒業」をサラッという今井さん(左)に、サンペイもびっくり!な瞬間。
―今井さんは学生時代、どんな研究されてたんですか?
(今井さん)東工大には修士・博士まで在籍していましたが、高専から博士までずっとAI関連でした。具体的に言うと、OR(オペレーションズ・リサーチ)の問題をAIで解くという研究に取り組んでました。
―HEROZにはどういうきっかけで入社したのですか?
(今井さん)すごくシンプルですけどね、大学入学する前から、それこそ10代の頃からずっとAI関連に興味があって自分で勉強していたんですよね。仕事としてもAI関連を選択したいと思っていました。前職でも「AI」がキーワードで入社を決めていました。1社目から転職活動をしていた当時はまだAIも今ほどブームじゃなかったんです。そんな当時でもAIと検索すれば一番上に出てきたのが「HEROZ」だったので応募しました。
BtoB事業は今ほど発展していなかったですが、「将棋ウォーズ」や「Ponanza」ですでに知る人ぞ知る会社でした。
―そうだったんですね!入社後はどんな事業に携わられたんですか?
(今井さん)入社直後はポケモンコマスター(現在はサービス終了)のAI開発のエンジニアをしていました。その後、2016~2017年くらいにHEROZでも本格的にBtoB事業を展開していくことになり、その頃にHEROZとして取り組んでいたBtoB案件の事業遂行・開発にはほとんど携わっていましたね。
―では、今井さんの現在のお仕事も教えていただけますか?
(今井さん)はい、現在は開発部の副部長をしています。技術部門の副部長なので、どういう事業を展開するか、それに関連してどのような技術が必要になるかなどの戦略を考えて、実現・推進をする業務を担当しています。あとは実際の案件に携わることもありますよ。プレイイングマネージャーとして、エンジニアの目線でクライアントへ技術提案・策定をしたり、実際に案件化するときには「どういう体制で取り組む?どういうスケジュールで作業していく?」などタスク分解・割り振りもビジネス職の人と一緒に進めていますね。プラスして、必要であれば実装・開発作業もやっています!
―へぇ、いまでも手を動かされているんですね!結構幅広い・・・😲👍
#HEROZの【AIエンジニア】とは。
―さて、それではここからHEROZの【AIエンジニア】について教えてください!
まずは、今回募集している【AIエンジニア】はBtoB事業に携わっていただくエンジニアさんの募集ですよね、実際にどんな業務をするポジションですか?
(今井さん)ざっくり言うと、AI技術を使って企業の問題解決をするお仕事です。STEPに沿って説明をするとこんな感じですかね。
- STEP1:構想策定
エンジニアの目線・技術の観点から、課題をどのように解くかを設計します。 - STEP2:PoC・AI開発
実際に仮説(課題をどのように解くか設計したもの)を証明する必要があります。AIって仕様を決めて作れば作れるというものではなくて、不明瞭なことが多いです。エンジニアが作ったAIの性能・クライアントが持っているビッグデータの性質によって得られる最終的なAIの成果が分からないので、それに対してチャレンジしてみるというのがPoCの仕事です。 - STEP3:AI導入(本番開発)
PoCで開発したAIを導入するステップで、いわゆるシステム開発です。システムエンジニアと連携してどのようにシステム構築すれば良いシステムが作れるか?を設計・実装します。 - STEP4:AI運用
AI導入後、システムのパフォーマンスを見ながら必要に応じてチューニング作業や再開発を行います。例えば、コロナウイルスの流行もそうですが、溜まるデータの規則性が社会情勢に応じて変化するなどがあれば再度PoCから行うこともあります。ただ、AI運用と聞くと「見守り」のようなイメージをされる方も多いかもしれませんが、新しく導入するAIシステムで導入後に溜まったデータの再学習などが必要になりそうな場合は、それも考慮してPoC・本番開発を実施しています。そのため、ずっとデータを見張って常に手を加えるというような運用はないんですよね。
HEROZではクライアントの課題を解決し、実戦的な価値創出をするためにAI導入の構想策定から開発・運用まで上記のステップでご支援しています!
(今井さん)STEPに沿って説明するとこんな感じですが、HEROZの【AIエンジニア】として重要なのは「与えられた仕事をするだけではない」ということがこの運用のベースにあることです。分かりやすいタスクを解くだけでなく、何をすればクライアントの課題を解決するという目的が達成できるのかを常に考え、自分の仕事・他のメンバーの仕事を含めてブレイクダウンしていくことが求められています。
―では、HEROZで活躍しているエンジニアさんの共通点ってそういうところなんですかね?
(今井さん)そうですね、受け身ではなく、どうやってクライアントの課題解決をするのかを常に考えて、それをほかのメンバーに展開することを自らやっている方はやはり活躍しています。
他に活躍しているエンジニアでいうと「広く」「深く」の方ですかね・・・ざっくりした話になっちゃいましたが(笑)。自分の興味のあることに探究心を持って積極的に取り組んだり、その興味を深く研究して自分の技術スキルとして身に着けたり。視野を広く持って知識・スキルを深くできる方はクライアントの課題をどう解決できるのかをいろんな目線で考えられるので様々な案件・分野でAIシステムを開発して活躍していますよ。
―確かに、クライアントの課題を解決するに興味や探究心を持って知識を身に着けていくことは大切ですよね!HEROZのメンバーは日々どのような知識習得をしているんですか?
(今井さん)日々の業務の中でも、日ごろのニュースに注目してみたり、論文のサーベイをしたりしていますね。世の中で作られた最新技術や、他社がリリースした技術情報をアンテナ張って収集・勉強しています。提案段階では「HEROZではこういうことが出来ますよ!」という材料になるし、PoC段階ではより精度の高いAIを作るための参考にしています。
今井さんの推薦図書①!古典的な技術がカタログ的に集められた分厚い書籍を”読み切ってみる”のがオススメだそう。
あとは論文の手法を用いて実際にプログラムを組み、どのようなパフォーマンスが出るのかを調べたりもします。1回作って終わりではなく、どうしたらより良い性能を出せるか、改良のための試行錯誤を続けていますね。
社内勉強会もありますよ!月に1~2回、いまはオンラインでの開催になっていますが、調べたことや作ったものの成果をまとめて共有するという場を設けています。個人の成果は技術ブログなんかを書いて公開している方もいますし、成果はわりと前向きにオープンにしている方が多いかもしれませんね。
―HEROZのエンジニアになるとこんないいことあるよ~っていうことありますか?
(今井さん)一つはやはり、計算環境ですかね。自社で抱えているかなり大きい計算機を自由に使えるのはエンジニアにとっては魅力だと思います。
(今井さん)あとは仕事の取り組み方。一気通貫で、単に与えられた仕事をこなすだけではなく、あくまでもクライアントの問題解決のためにいろんな手を尽くすことが仕事なので、幅広い知識が身に付きますし、ゼネラリストを目指せることもエンジニアのキャリアとしては面白いかなと思いますね。
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今井さんの推薦図書②!①に続き、こちらもAI関連の基礎知識が幅広く収められていてAIのジェネラリストになるための第一歩にオススメ。下巻もあるよ👩
#HEROZの今後について
―会社として挑戦したいこと、副部長の目線から見てどうですか?
(今井さん)個人的な思いとしては、AI関連で「HEROZの代名詞」と言えるものを会社としてもうひとつ作りたいなと思っています。HEROZはこれまでたくさんのAI開発をしてきましたが、インパクトとしては【将棋ウォーズの棋神】【Ponanza】がかなり大きかったんです。例えば今後は、画像認識・需要予測のタスクで未来予知のように正確に何かを当てられる、いままでどうしても人力でやらざるを得なかったものを自動化できた・・・などHEROZとしてもうひとつすごいものを作りたいですね。
―これからHEROZに入社される方に期待したいことはありますか?
(今井さん)ひとことで言うと、AI関連で1番になりたい人!そのために切磋琢磨するライバル・対戦フィールドをHEROZに期待して入社してくれると嬉しいですね。自分を成長させてほしい、というよりも自ら進んで成長する環境に身を置きたい!というご志向の方がHEROZには合うかもしれません。私としてもそういう環境を用意したいなと思っています。
大切な仲間なので一緒に経験を積んで成長していきたいですし、一方である種ライバルでもあるので一緒に切磋琢磨していけるとよいですね。
―では、最後にこれからHEROZの仲間になってくれるみなさんへメッセージをお願いします!
(今井さん)まずは・・・一次面接でお待ちしております!
―そうだ、今井さん一次面接官ですね!
(今井さん)そうです、なのでぜひ一次面接でお話ししましょう。ぜひ、私にこれまでの経験などを通じて得た自分の強みや凄さを見せに来てほしいです!アピールしていただいてそれについて語り合えると嬉しいですね。
いかがでしたか?
このストーリーを読んで少しでもHEROZの【AIエンジニア】について理解を深めていただけたら嬉しいです!そして興味をお持ちいただきましたら、ぜひHEROZ【AIエンジニア】へご応募くださいね👨💻
HEROZでは熱意があり、粘り強く一緒にチャレンジしていける優秀な仲間を募集しています!
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