「人が放つエネルギーについて」
久々に投稿します。
昨日、リーダーシップとエネルギーに関するワークショップに参加しました。
“エネルギー”というと太陽光発電とか風力発電を連想するかもしれませんが、人のエネルギーをテーマとしたものです。
職場を良くするのに「こんなやり方がある。あんなノウハウがある」とかノウハウを語る人がいるけれど、ぼくは結局のところ、「その職場で働く人たちがどんなエネルギーを発しているかで決まる」とシンプルに考えています。
例えば、なかなか良い結果を出せない社員に対して、上司が不満をぶつけたとします。不満はマイナスのエネルギーなので、ぶつけられた社員にマイナスの感情がたまって周囲に漏れ出し、職場がどんよりしてきます。
反対に、結果を出せるように助言したり、愛情をもって叱るのはプラスのエネルギーなので、良い結果を出せない社員のモチベーションが上がったり、他の社員も仲間が結果を出せるように手助けするようになる等、いい雰囲気になるものです。
とてもシンプルで有効な法則なんだけど、意外とこれが知られていないし、知っていてもなかなかできない。
ついついマイナス感情があふれだして、マイナスのエネルギーを相手にぶつけてしまうのが人間の性だからです。
ぼくは、いつからかこのシンプルな法則を経験的に学び、自分が「どんなエネルギーを発しているか」を日々意識するようになりました。
そして、「プラスのエネルギーを発するには自分自身をプラスのエネルギーで満たすことが大事」と考えているので、何を食べるか、何を見聞きするか(マイナスのニュースを見ない)等、気をつけたり、睡眠や運動等、体調管理にとても気を遣っています。
それでも、人と関わっていれば必ず相手が持っているエネルギーの影響を受けるので、やっぱり、マイナス感情がたまるし、時にマイナスのエネルギーを相手にぶつけてしまうことがあります。
そんな中、昨日参加したワークショップでは、マイナス感情をクリアリングできそうな瞑想法を学ぶことができました。
早速、朝、電車の中で瞑想しながら通勤したのですが、心身ともにいい感じのエネルギーで出社できたように思います。
「自分の心身をプラスのエネルギーで満たす」を言い換えると「セルフケア」になるわけですが、日々ご利用者様にセルフケアの訓練を提供しながら、ぼく自身、自分に合うより良いセルフケアを模索しながら実践する毎日なのです。