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「仕事をこんなに任せてもらえるとは思ってなかった」入社1年経って感じたこと

インタビュー6回目は中村優花さんです。(以下敬称略)

ニックネームが「ぴい」ということを初めて知りました。理由を聞くと、幼少期に酒井法子さんが人気だったそうで「のりピー」を真似たことからついたあだ名だといいます。今でも家族や友人から「ぴい」と呼ばれているユニークなエピソードを話してくれました。

2021年2月に入社した中村さんは、入社してちょうど1年が経ちました。現在は「マネコミ」の編集や進行管理を担当しています。「1年でこんなにいろいろな仕事を任せてもらえるとは思っていなかったです」とこの1年を振り返ります。まずはハルマリに入社するまでのきっかけをうかがいました。

これまでのキャリアの欄に記載がありますが、中村さんは大学入学とともに上京し、新卒でアパレルに就職しました。そこでは接客を経験したのちにECサイトの制作チームに配属されました。

「もともと服が好きでアパレルに入ったのですが、この服を売りたいというよりも、もっといいものを広めたいという思いが根本にあると気づきました。ひとつのブランドを販売するよりも、シェアの大きい媒体で発信したいと思いが強くなり転職を決めました」(中村さん)

最初の転職先は、子育て中のママ向けのライフスタイル雑誌を扱う企業です。編集を担当し、自分の企画は自らで執筆することもありました。入社してからオウンドメディアの新規立ち上げにも参加したそうで、紙もWebも両方経験したそうです。そこでWebを担当するようになってから、新たな思いが芽生え始めたといいます。

「メディアをつくっていくなら、やはりこの先はWebに注力しないといけないなと思いました。しかし編集部には、雑誌の知識はあってもWebに精通している人がいなかったため、SEOなどのWebの重要な要素に関して目標や指針もなく、宙ぶらりんな状態でやっているなと感じていました。それでも、まだWebへの動きがそこまで積極的ではない社内の雰囲気がありました。自分のこれからのことを考えたときに、Web周りの知識をつけたいと思ったのと、これまでの経験が活かせる仕事をしたいと思っていた時期に、ハルマリを見つけました」(中村さん)

そしてハルマリに入社。これまで得意分野だったファッションとは打って変わって、担当したのは、お金に関する情報を発信する「マネコミ」と、EVをはじめとする暮らしの電化について伝える「EVDAYS」でした。

「ファッションの場合は用語やトレンドも知っているので内容が頭に入りやすかったけど、本当に何にもわからないジャンルだったので、まずは基礎知識をつけるために、学校の授業を一から受けているような感じでした。最初は正直戸惑いもありましたが、結局自分の身になる知識を発信しているので、学ぶ内容はおもしろかったです」(中村さん)

なかでも停電復旧の舞台裏の取材が印象的だったそうです。

「毎日当たり前に使う電気ですが、なんで停電が起こるのかとか、停電した時にこんな風に直すんだというのを初めて知りました。このプロジェクトを担当しないと、きっと一生知らないままだっただろうと思うと、すごく貴重な経験をさせてもらいました」(中村さん)

私たちの生活になくてはならない電気ですが、どんな仕組みで電気が作られて、各家庭に電気が届けられているのか、その仕組みを知らない人がほとんどではないでしょうか。ハルマリではさまざまなジャンルのオウンドメディアを担当していることに加えて、自社メディア「HarumariTOKYO」の運営を通して、なかなか体験できないような現場に足を運ぶこともあります。仕事を通して身近に溢れている当たり前のテーマを深掘りしてみると、さまざまモノゴトに対する知識や理解が増えていくかもしれません。

停電復旧現場の記事はこちら→https://evdays.tepco.co.jp/entry/2021/09/03/tepco_7

中村さんは今、編集者としてフロントに立ってクライアントと密にコミュニケーションを取り、記事によっては自身で執筆することもあります。入社してすぐはWeb周りの知識や経験が少なかったそうですが、今ではSEOまわりの知見も溜まりました。この1年で成長した部分やこれからの目標をうかがいました。

「クライアントとのコミュニケーションでは、難しさも感じてはいますが、成長につながっているなと感じでいます。例えば、前職では編集部内の営業担当がクライアントとやりとりをすることがほとんどでした。営業を通していたので、常にクライアントと直接話すような距離感ではありませんでした。ハルマリに入ってからは、直接やりとりする機会が多くなり、クライアントとは週1で定例会を開いています。相手の希望などをヒアリングするなかで、気持ちの汲み取り方や伝え方ひとつとっても、考えるポイントが多く、今その力を身につけているところかなと思います」

中村さんの目標に「人にうまく頼れるプロデューサー」とあるように、個人ではなく、チーム一丸となってプロジェクトを進めていくことが大切です。スケジュール通りに進める計画性、チームメンバーを管理する力、クライアントとの調整力……などハルマリに入社することで社会人としても、ひとりの人間としてもさまざまな力が身につくと感じます。

ここからは中村さんのプライベートもうかがいました。最近のお気に入りは「ガジュマル」だそう。

「昨年12月ごろから育てています。新型コロナの感染拡大で再び外出の機会が減り、家にグリーンが欲しいと思って買いました。観葉植物をちゃんと育てるのは初めてなので成長する姿をかわいがっています」(中村さん)

ちなみに、私はコロナ禍に多肉植物の栽培に挑戦したことがありますが、水をあげすぎてしまい、半年ほどで枯らしてしまいました......。中村さん宅のガジュマルは、日に当たる場所で大切に育てられている様子が伝わります。

そして、私が個人的に気になったのは、特技の「飲み屋で隣になった知らない人と話す」という点です。

「新宿のゴールデン街とか吉祥寺のハモニカ横丁とか、渋谷ののんべえ横丁とか、狭いところにある小さい飲み屋が好きです。店主と話すうちに、隣になった人と話して仲良くなっています。知らない人と喋るのは好きですね」(中村さん)

地方出身の私からすると、東京は他人に干渉しない冷たい街というイメージがありました。でも近所には常連が集うバーがあったり、最近できたおしゃれなカフェは老若男女が集い、すでに店員と顔見知りになっていたり、意外と人情味がある街だと感じました。中村さん、今の状況が落ち着いたら、ディープな飲み屋街でおいしいビールを飲みに行きましょう!

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