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きいてみた!気になるあの人の肩書 Vol.01

こんにちは!博展採用担当の田崎です。社内報より気になるあの人の『肩書』を切り口に、各部署で活躍する人々を紹介していくシリーズ企画の第一回目を共有します!聞きなれない『肩書』ですが、ぜひご覧ください!


今回は、気になるあの人の『肩書』を切り口に、各部署で活躍する人々を紹介していくシリーズ企画の第一回目になります。

私自身、博展に入社して以降、社内でたびたび抱いていた「あの人の肩書、どういう意味なんだろう?」「なんでこんな珍しい肩書をつけるようになったのだろう?」という疑問にフィーチャーしていき、先輩方の仕事への想いやこだわりについて聞かせていただきました。

第1回目は、事業統括局の田上さんと、中部営業所の本間さんにお話を伺いました。

▼インタビュイーの紹介

田上(たのうえ)さん(写真左) 事業統括局所属。『MBA/マーケティングマスター』。2004年に営業として新卒入社。新卒として博展に入社したのち、広告代理店へ転職。博展に戻ったのちは、プランナーとして10年間活動しながら、博展のマーケティング機能を強化。現在は、会社の事業戦略の立案や各事業部門の進捗管理、博展のブランディング・マーケティング活動などを担当。元々英語が好きで、学生時代はワーホリでカナダのトロントに住んでたことも。オススメコンテンツは海外ドラマの「SUITS」で、3周するほどハマっているそう。

本間(ほんま)さん(写真右) 中部/西日本ユニット 中部営業所所属。『ブランドアクセラレーター』。2016年新卒入社の6年目。中部の立ち上げ(2018年~)メンバーのひとり。もともと新規開拓に興味があり、入社以来一貫して新規開拓営業に奔走。去年から提案/進行/納品にも携わりはじめたそう。ご実家が築地のまぐろ仲卸で、家族にサラリーマンがいない中、育った。オススメコンテンツは「DAZNでのF1観戦」で、毎回ソファでケーキ+牛乳セットがお決まりの観戦スタイルだそう。最近は2年目の喜多村さん、高田さんに家に入り浸られている(友だち扱いされている)らしい。。。

▼編集メンバーの紹介

中(なか)(写真左)UNIT 1所属のプランナー。2020年新卒入社。営業として新規開拓をかじった後、今年4月からプランニングルームへ異動。現在は展示会を中心に、toB向けのイベント提案・進行で日々奮闘中。仕事中アイディアで行き詰ったら、「中川家」のYouTubeを見るのが最近のマイブーム。小林(こばやし)(写真右)UNIT 1プロデュース部所属。2021年新卒入社。現在はWebディレクターとして先輩のもとで奮闘しながら、ちょこっと展示会案件の進行も担当したり。いままで音楽ライブ、特にフェスを生きがいにしてたので、ここ最近はエネルギー不足。かわりにサウナで生き返っている。

1.肩書の意味

Q:本間さんは『ブランドアクセラレーター』、田上さんは『マーケティングマスター』という肩書をお持ちですが、どのような意味が込められているのでしょうか?

本間「中部営業所が担当する東海エリアは、東京と比べて製造業の企業が多い地域。世界規模で活躍しているにも関わらず、まだまだブランディングに対して成長の余地がある企業や団体が多く存在します。そんな企業の方々が、博展というパートナーと出逢い、ブランディングに向けて動き出す、またその動きを加速させるキッカケをつくる役割、という意味を込めて『ブランドアクセラレーター』という肩書をつけました。

ーー中部営業所ならではの肩書だったんですね!

本間「そうですね、入社以来一貫して新規営業に携わってきたので、BtoCからBtoBまで、幅広い領域で企業を後押しできる強みを活かしています。名古屋では博展の知名度もまだまだ低いので、会話のきっかけにもつながったりもしています◎」

田上「実は『マーケティングマスター』というのはJMA(日本マーケティング協会)の公式資格なんだよね。博展はもともと制作畑でマーケティングを語れる人材が少なかったこともあり、会社に支援してもらいながら、1年くらいかけて取得しました。」

画像引用:日本マーケティング協会「マーケティング・マスターコース」

ーーそんな資格が存在していたんですね!

田上「そう、なので『マーケティングマスター』という肩書を自分で生み出したわけではないよ。

ただ、博展を「単なる制作会社」だと見られたくなかった。マーケティング領域など、もっと幅広い場面で価値を発揮している会社だと認知してもらうことに、少しでも貢献したいという想いは込めています。

ーーなるほど、お二人とも『会社への想い』が大切に込められた肩書なんですね。とっても素敵です。

2.きっかけ

Q.お二人の肩書は、どのようなきっかけがあってつけられることになったのでしょうか?

本間「きっかけは、長年新規営業担当として、部署・事業領域を飛び越えて、『博展』について顧客に伝え、語ってきた自分は、『誰よりも博展を魅力的に伝えられる人材だ』と中部営業所 所長の河田さんから言っていただいたことです。

そんな社内でも珍しい経歴であるので、せっかくならば肩書をつけて差別化したいねと、中部営業所開設時に話に上がりました。なので『ブランドアクセラレーター』の名付け親は河田さんと桜本さんです(笑)。」

ーー素敵なエピソード!どんどん愛着が湧いてくる肩書ですね…!

田上「僕は、JMAのマーケティングコースは既に受講していて、資格も取得していました。けど、名刺に載せるのはやっぱり恥ずかしいな…と思っていた時に、同期の受講生だった他社の広告代理店の人が肩書として載せていて、『ちゃんとこういうものは載せるべきだよ』って言われたんだよね。会話のネタになったり、信用されたりするからと。だから正直気恥ずかしいけど思い切って載せることにしたら、実際話題になったりもしたよ。」

ーーやっぱり肩書に載せるって勇気がいることなんですね。

田上「ちなみに当時同じ受講生だった人たちとは、今でも定期的に飲みに行っているような仲なんだ。」

ーーそんな素敵な出会いがあったんですね!マーケティングコース、ますます魅力的です。

3.こだわり

Q.この肩書を持つ上でのこだわりはありますでしょうか?

本間「挨拶時に『変な肩書ついてますけども~』みたいに話し始めることが多いですが、ネタにするだけではなく、肩書きに込めた想いや背景はしっかり伝えるようにしています。

ブランディングは意外と企業が普段やっていることにしっかり紐づいているということや、誰にでもブランディングは必要だということ。自分はそんなブランディングへのアクセルを踏む役割であるということは、しっかり伝えています。

ーーなるほど、実際に企業さんたちの反応はどうですか?

本間「製造業界では横文字はあまり受け入れられないこともあって、茶化されることも多々あります(笑)。 ただそれでも下手に出ることはせず、自分の役割がその企業にとって革新的であることを伝えるためにも、あえてこのままにしています。」

田上「正直、自分は肩書などを主張するのは苦手です(笑) 。それでもやっぱり、肩書がフックになって、お客様の要望がより高いものになったりして、それが少しでも会社の成長につながればという想いはずっとあります。

ちなみに34~36歳あたりで、MBA(経営学修士)も取得しているので、そっちも名刺に記載してあります。

ーーそうなんですね!元々、マーケティングに興味があったんですか?

田上マーケティングって、実はめちゃくちゃ幅広い領域なんです。

日本は消費者がものすごく敏感で、厳しい目を持っていると言われることもあり、価格にも品質にもうるさい。マニアやオタクと呼ばれるような、プロ顔負けの製品知識を持つ消費者も少なくないです。

そんなこともあり、toCのマスマーケティングは、日本は世界でも極めて進んでると言われています。そんなことを学ぶ機会もあったし、若いころはやはりキャッチーなBtoCの領域を攻めていました。ただ最近は、本間君の言うように、ブランディングやマーケティングに対する成長領域があるBtoB企業をサポートする方も、とてもやりがいを感じます。

ーーなるほど。そんなに日本のマーケティングが奥深かったんなんて、知りませんでした。社内でもマーケティングマスター、増えてほしいですね…!

4.メリット

Q.今の肩書で、プラスになった経験などはあったりしましたか?

本間「やっぱり特殊な肩書なので、客先で面白がって、博展はどんなことをしてる会社なのか聞いてもらえることですかね。

個人的に『ブランドアクセラレーター』という肩書は、自分のスキルや能力というより、自分の役割(博展として何ができるか)を表している感覚でいます。

田上さんが仰っていたように、ただの展示会屋さんと思われたくないし、仕事柄『営業』として入るのとは、受け取られ方がちょっと変わってくるのは良いことだと思っています。実際、自分のことを『営業』だとはあまり思っていない部分もあるので。

田上「本間君と同じで、挨拶時に肩書に触れてもらえることが多いです。つまりタッチポイントが生まれる→少し背伸びした感じで博展を説明できる→実際にお客様からの要望がくる、この一連を通して博展をアピールし、実践を通じてノウハウを身に着けていくイメージです。

あとは名刺交換の時点で、自分にはっぱをかけている意識もあります◎ 我々が思っているよりお客様は肩書きを気にするし、肩書で良くも悪くも役割を決める。なのでそれを活用して、自分たちに求められる責任の大きさを広げることで、自身の成長につなげています。

5.今後の展望

Q.それでは最後に、お二人の今後の展望を聞かせていただけますか?

本間「最前線の現場感は今まで通り持ちつつ、現在の業務以外にも、ブランディングやマーケティングに対しての知見の幅を広げていきたいですね。より面白い仕事を生みだすための力を育てていきたい。そのためのアンテナを張り続けて、博展の”非公式広報部員”として暗躍していこうと思います(笑)

ーー非公式なんですか!(笑)

本間「(笑) あとは肩書に対して、自分が追いつきたい思いもあります。例えば、ブランドってなに??と聞かれると、専門的に答えられるかは今は微妙だったり…世の中の情報を集めるのは好きですが、興味で留まるのではなく、専門知識までレベルアップして語りたいです。SDGsなどの専門知識も深めていきたいですね。

やっぱり肩書のように、会社の中の唯一無二な存在であり続けていきたいです!

田上肩書は自分が何を推進する人なのかをあらわすもので、会社をその方向にもっていく役割もあります。なので、肩書が表す領域でのスキルを上げていくことで、会社の可能性を広げていきたいです。本当は肩書とか恥ずかしいタイプだけど、会社と自分の発展に寄与できればと思ってはいるので。」

編集後記

小林)今回は「肩書」を通して、田上さんと本間さんの仕事観を伺いました。

中)まさか肩書をきっかけにこんなに深い話を沢山聞けるとは、私たち自身も正直思っていませんでした…!

小林)肩書って、自分のスキルを表す手段だと思っていたのですが、お二人の場合は少し違った想いがありましたね。

中)肩書の用途も色々あるとは思いますが、お二人の場合は「自分<会社の価値を発揮するため」に肩書を活用している点が共通していて、とても素敵だなと思いました。

中)若手は実績が少ないからこそ、「自分にはっぱをかけるために、肩書で背伸びをする」という考え方はとても勉強になりました。

小林)本当に、肩書ってこんなに奥深かったんですね。今度から相手の肩書が気になりそうです!

ーー田上さん、本間さん、本当にありがとうございました!


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