グローバル企業の日本進出をファイナンスから支える〜Hannie / GCS 会計課〜
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本日は、Grand Cloud Serviceの会計課で活躍する、Hannieにインタビューをしてきました!
- GCSに入社する前は、どのような仕事に携わっていましたか。また、将来への期待や計画はどのようなものでしたか。
GCSに入社する前は、インターンとして物流会社で財務・経理を担当し、その後上司に認められ正社員として正式に参画しました。 しかし、友人からの起業の誘いを受けたのがきっかけで前職を退職し、ECプラットフォームでトレンドファッションの販売を始めました。残念ながらコロナショックが直撃し、事業環境が暗転した為、事業を清算しました。その頃から将来の方向性を真剣に考えるようになり、安定して長く働ける仕事に就きたいと思うようになりました。また、財務・経理の実務経験があったので、企業内会計士になることを目標としました。
- GCSに入社したきっかけは何ですか。
企業会計の道に進むと決めたからには、とことんやるしかない。
当時、GCSに入社しようと思った一番の理由は、IPOプロジェクトに参加したかった為です。 GCSは、親会社であるGrandTech社に続いて上場企業になりたいと考えており、公認会計士や証券会社などの協力を得ながら、計画に沿って一歩一歩IPOを推進していくのですが、これは上場を目指す企業にとっては非常に重要なプロセスであり、会計士にとっては非常に貴重な経験です。
またクラウド領域は現在最もホットな領域であり、将来的には無限の可能性を秘めている為、私はこの機会を捉えるべくGCSの一員になることを選択しました。
- GCSの第一印象はどのようなものでしたか。
以前勤めていた会社はもっと伝統的で保守的でしたが、GCSに入社してみると、同僚たちが驚くほど若くエネルギッシュで、また社内環境も大変オープンでフラットな為、社内のコミュニケーションとてもスムーズでした。 そのためか、同僚同士はとても良い関係を築いていますし、iWALKのような楽しい社内イベントもあり、総じて言うとバイタリティ溢れる会社です。
- GCSでの日々の仕事について少し教えてください。
経理担当者の日々の仕事には、細心の注意と忍耐が必要です。 顧客の支払確認や請求書処理などのルーチンを日々こなすだけでなく、海外子会社の会計処理や、IPOに必要な情報を提供するために公認会計士や証券会社と協力しなければなりません。
- 仕事の好きな部分は何ですか。
この仕事の中で一番好きな部分は、IPOを推進することで一般企業の監査や会計処理のノウハウをたくさん学べること、また全員で同じ目標に向かって進んでいる感じがとても好きで、プロジェクトの進捗が見られることに充実感を覚えます。
- 仕事ではどんな困難に直面しましたか。どのようにそれらを乗り越えましたか。
IPOは非常に時間と労力のかかるプロセスで、全員が同じ方向を向いていなければなりません。 中でも重要なのはコミュニケーションで、部署間のコミュニケーションはもちろんのこと、子会社や公認会計士、証券会社ともきちんとコミュニケーションを取らないと、認識のズレが生じやすく、プロセス全体が滞ってしまいます。
弊社のIPOプロセスにおいてもそのような状況に直面しましたが、全員が非常に明確な目標を持っているため、情報を集約し、各項目の確認と議論のための会議や即時フィードバックを通じて協力しながら問題解決に当たることで、結果的に効果的に時間を短縮し、コミュニケーションの効率をも向上させ、IPOを整然と計画的に実施することができています。
- 将来を見据え、私生活やキャリアにおいて挑戦してみたいことはありますか。
IPOの過程に参加することで、企業会計、財務、さらには監査実務について、多くの問題点やそれらの対処方法を学び、理解することができました。今後もこの経験を吸収し、独立した会計人材となるべく実力を培っていきたいと思います。