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こんにちは!OTONARIの採用担当です。今回は社長の宮下さんと営業部長の堀井さんとで会社のことを皆さんに知ってもらうため対談を実施しました。前半と後半で分けており、前半は会社のOTONARI創業のストーリーやValueにまつわることなどをお送りします。
多くの人を幸せにできるようなサービスを作りたい
堀井:以前から聞いてみたかったのですが、どのようなきっかけがあってOTONARIを創業したのですか?
宮下:きっかけは二点あります。 一点目は大学在学中に訪問販売の会社でインターンにて営業を経験しました。そこの会社の社長が当時30歳くらいの方で、皆から慕われるような方で、僕に対してもフランクに接してくれ、僕の人生についても考えてくれて、大人で尊敬もできて格好いいなと、、こんな人になりたいと思える人に出会えたんだよね。その人の影響もあり経営に興味をもつようになったのが一点目です。
二点目にWebサービスをゼロから立ち上げるスタートアップでインターンをしたことがあって、その際、ゼロからサービスを作る機会があり、そのサービスが世界中の人に使われて、そのサービスによってお客様の人生が良くなるような世界観を作れたら、凄く幸せだな。とその時に思いました。
これまでの人生で一番興奮してアドレナリンが出た瞬間でした。人間として、色んな人から慕われたい、皆のことを思えるような社長になりたいという側面と、多くの人を幸せにできるようなサービスを作りたいという思いが強くなったので起業しました。
堀井:そうなんですね。でも、訪問販売から全く別ジャンルのSNSマーケティングに移行するきっかけとかはあったのですか?
宮下: 多くの人に使われるサービスを作りたかったけど、当初お金がなく、訪問販売だけでお金を稼いでたけど、それだけだと実現しにくいと思い、2016年創業2期目に、当時男性美容があまり扱われていなく、男性向けの美容メディアをWebサービスでスタートしたら、ニーズがあたって約半年で黒字収益化しました。
ただし、伸びてはいたのだけど、Webサービス自体が顧客に徐々に見られなくなっていく背景があって、一方で多くの人がSNSを使ってたことから、ユーザーが増えると感じ、2020年にSNSのサービスに舵を切ったというのが流れです。
愚直に仮説検証を日々回し続ける
堀井:そのような経緯があったのですね。ちなみに創業当時やSNSのサービスに舵を切ってから苦しかったことがあれば教えてもらえますか?
宮下: 創業当時は「学生起業」に憧れみたいな感じでやっていたのだけど、実態はお金を稼げていなく、当初、”一緒にやろう!”と言ってたメンバーが数名いたのだけど、結局全員、就職活動で離れていってしまい、最終的に僕ひとりになってしまったんだよね。
堀井:それは辛いですね。。
宮下:うん。。寂しさもあったし、大手企業に入るため浪人して大学入って、親にも大企業入れと言われ続けた人生で、その中で起業して上手くいってない、自分に自信がない状態が1年以上続いたことかな。 SNSマーケに舵をきってから苦しかったのは、世の中にあまりその類のサービスがなく、教えを請うさきもなく、ゼロから事業を作って仮説検証を日々行っていたことかな。
堀井: 日々仮説検証を行うことが苦しかったのですか?
宮下: 行うこと自体が苦しかったのではなく、新規事業って格好良く聞こえるけど、愚直にやり続けるなか、事業がいつになったら花が開くのか、そもそも花が開くことなのか、いつ終わるのか、わからないマラソンみたいな感じが怖くて苦しかったですね。
堀井: なるほどですね。。でも、どちらにも共通することですが、どのようにしてそれを乗り越えたのですか?
宮下: 一緒に働いてくれるメンバーの存在が大きかったですね。メンバーが一生懸命働いて頑張ってくれる姿をみて、皆が頑張っているのに自分が諦めてどうするんだ、頑張らなくてはいけないと。それが乗り越えられた理由かなと思います。
堀井: 良いストーリーですね!逆に経営の面白さだったり、経営で大切にしていることを伺いたいです。
顧客、ユーザー、メンバーに誠実に向き合うこと
宮下: 皆でサービスを作り上げていくこと自体がすごく楽しいと思っています。例えば僕にはない良さや特徴を堀井さんが持っていたり、皆それぞれ持っていて、個性があるメンバーが集まってサービスや事業を作っていく。作ったサービスが広がって、顧客やユーザーの幸せに繋がっていくことが面白いし、やりがいに感じます。 経営で大切にしていることは誠実に向き合うことだと思っています。顧客はもちろんのこと事業や組織に対しても同様です。
働いてくれているメンバーは自分の大切な時間を会社に注いでくれているので、メンバーの人生に対しても誠実に向き合って考えていくことが重要だと考えます。事業を短期的に伸ばすのではなく、長期的に5年、10年軸で伸ばすためには全てのステークホルダーに対して誠実に向き合っていくことが大切だと最近痛感してますね。
宮下: 逆に僕から聞きたいことがあって、OTONARIではOTONARIfirst、Comit to mission、Co-creationというValueがありますが、堀井さんの好きなValueや理由を聞いてみたいです。
堀井: その中では断然トップでComit to missionというValueが好きです。僕は営業なので会社の売り上げを立てることは絶対にやらないといけないと思いますし、常に予算に対して必達という認識で活動をしているので、むしろ会社の売上予算の達成ができなければ僕の責任だと思ってます。Valueの中でComit to missionを重要視しています。
宮下: おぉー、ありがとうございます! 堀井さんが入社して半年で営業部長に上り詰めた一番のポイントとしては圧倒的に成果を出していただいたことによって会社の収益だけでなく、会社全体の士気も上がった実感もあって、Valueを体現してくれていると思いました。
堀井: 今後、部署や人が増えていく中で、そのほかの指標も重要視しなくてはいけないと思ってます。
※後半につづきます