こんにちは、ギバーテイクオール株式会社 経営管理ユニットでCHROを務めている小川です。弊社はDXで住宅業界を変え、「決断コストをゼロにする」ことを理念に掲げ新たなプラットフォームを目指すスタートアップです。
2月より新たな期となり、営業利益が改善されたこともあって、より中長期的な視点で組織的にもチャレンジできる環境になりました!そこで、メディアのSEO対策やPRの強化、人材育成に一層力を入れていきたいと考えています。
そのためには、基盤を築ける体制づくりにより工夫とチャレンジが必要と考え、この2月から組織体系を見直し「マトリクス組織」を導入することにしました。それに伴いCxO体制の経営基盤も作りました。
今回は新組織体系の紹介と、弊社CxOの3人をご紹介します。
<目次>
1、良いとこどりだけど、難易度高め?!マトリクス組織
2、マトリクス組織で柔軟なチームを形成し、目標達成を目指す
3、CxOを紹介!
4、まとめ
良いとこどりだけど、難易度高め?!マトリクス組織
組織には色々な形があります。まずは、よくある組織の形からご説明します。
最も一般的な「機能軸組織」
機能軸組織
上の図のように、「営業」「開発」「製造」といった機能ごとに部門を作った組織が「機能軸組織」です。
この形の組織では、専門性を高め、分業化で業務の効率化が可能です。部門ごとに同じような業務を担当するメンバーが集まるので、各部門にスペシャリストが集まるイメージです。専門知識やノウハウの構築が行われやすいというメリットもあります。
一方、似た仕事をしている人が集まるので、視野が狭くなり偏った思考になる傾向があります。そして、部門間の調整に時間がかかり、意思決定が遅くなる場合も。また、専門スキル育成には強いものの、事業そのものへのコミットが弱くなってしまう傾向にあります。
事業範囲が広い企業で多い「事業軸組織」
事業軸組織
事業範囲が広い企業で採用されている事が多いのが「事業軸組織」です。
この組織では、各部門でビジネスを自己完結できます。事業部長に一定の権限委譲されていれば、意思決定が早くなります。また、各事業部で採算を出せるので、事業ごとの責任や貢献度を図ることができます。
一方で、各事業部が人材を抱え込むので、人材交流が起きづらく、事業部間の連携がとれず、事業部が孤立することも。
そして、事業コミットは強くなる一方で、組織の機能は分散するため、専門スキルの育成やナレッジ共有に弱くなるというデメリットもあります。
さらには、採算評価を気にして各部門が短期的な利益を追い求め、中長期的な視点での事業運営が難しくなることもあります。
弊社では、これまでマケプレとSaaSを事業軸として、機能のプロダクト開発が独立するようなやや変形型の事業軸組織の形を採用していました。しかし今回、中長期的な戦略を強化するために、新たな組織形態を採用することにしたのです。
機能軸組織と事業軸組織のハイブリッド型「マトリクス組織」
マトリクス組織(★の部分に組織を作る)
機能軸組織と事業軸組織の「良いとこ取り」をするために採用したのが、ハイブリッド型の「マトリクス組織」です。
この組織では、メンバーの育成と複数事業の成長を両立させることができます。組織が孤立することなく、組織改編やリソースの再分配がしやすいので、柔軟なプロジェクトチーム形成が可能です。
マトリクス組織では、機能部門と事業部の交点に組織をつくるので、2人のリーダーを持つことになります。複数のリーダーが存在することで、意志決定が難しくなったり、組織運営としての難易度が上がるデメリットはあります。
マトリクス組織は複雑な形態なので、採用している会社はあまり多くはありません。それでも、中長期的に会社の成長を考えると、挑戦してみる価値があると判断しました。
マトリクス組織で柔軟なチームを形成し、目標達成を目指す
弊社では「マトリクス組織」として、縦軸のSaaSユニット・マケプレユニットといった事業コミットを中心として、横軸で情報と経験を流通させることにしました。
そして、実務は事業本部と機能本部で連携し、最適なプロジェクトチームを形成して動きます。プロジェクトは、規模や内容によって人数や期間が変わります。柔軟にチームを形成し、最適なKPIを設定して、目標達成を目指していきます!
ギバーテイクオールのCxOをご紹介!
「マトリクス組織」への体制変更とともに、CxO体制も作りました。弊社のCxOたちをオフショットと共にご紹介します!
CEO (最高経営責任者) 河野清博
ルーレットで止まった場所に飲みに行く企画。ウイスキーが好き
元々、日系コンサルティングファームで住宅不動産業界の経営コンサルタントだった河野。30歳目前にマイホームを買った同級生たちの話を聞いて、住宅購入検討者の意思決定を支援するビジネスをすることを決意しました。2017年2月、ギバーテイクオール設立。
出身 :滋賀県守山市
モットー :志は高く、器は大きく
子どもの時の夢:社長になること
ー休みの日は何をしていますか?
し、仕事・・・
ーGTAを漢字一文字で表すと?
「挑」
ー新組織でこれから実現したいことは?
マケプレ事業では、AI×社会課題(空き家問題・老後問題)の解決に繋がるような事業領域に拡大していきたいです。Saas事業では、まだまだアナログ文化が残っているレガシーな産業全般に対して、顧客コミュニケーションを最適化・自働化することで、最終顧客に価値を届けていきたいと思います。
「B to B」と「B to B to C」と、異なるビジネスモデルを同時に見られるギバーテイクオールはエキサイティングな環境だと思っているので、楽しんでやっていきたいです!
過去のインタビュー記事はこちら↓
【社長インタビュー】DXで注文住宅業界を変革!フルリモートで価値創造をする先に目指すもの
CPO(最高プロダクト責任者)松永賢一
子どもと遊ぶ時はパパの顔。
システムエンジニアとしてキャリアをスタートし、受託企業で様々な案件を担当したり、自社サービスのグロースに携わったり、幅広い経験を持つ松永。ギバーテイクオールからスカウトされ、2022年7月入社。
出身 :東京都武蔵村山市
好きな言葉 :非連続な成長
子どもの時の夢:サラリーマン
ー休みの日は何をしていますか?
ゲーム、開発
ーGTAを漢字一文字で表すと?
「礼」
ー新組織でこれから実現したいことは?
事業を成長させて、社会に大きな価値を届けていきたいです。
過去のインタビュー記事はこちら↓
「エンジニアに軸足を置いて、0→1フェーズでチャレンジしたかった」熱狂的ユーザーの醸成を目指すPdMインタビュー
CHRO(最高人事責任者)小川嘉一
旅行で行った沖縄。美しい海を眺めて、リフレッシュ!
学校教員やWebディレクター、経営者、個人事業を経て、2021年7月にギバーテイクオールに入社。
出身 :東京都品川区
モットー :モットーを特に持たない大人になってしまった
子どもの時の夢:夢を持たない子どもだったが、強いて言えばバスケットボールの選手
ー休みの日は何をしていますか?
自然や神社を求めて出かけたり、買い物に出かけたり
ーGTAを漢字一文字で表すと?
「己」
ー新組織でこれから実現したいことは?
コミュニケーションの交差点が「縦軸×横軸」で多数生まれることで、より組織活性へと繋がり、プロジェクトが自然発生していく能動的なチーム体制が出てくると良いなと感じています。
まとめ
2月から組織体系を一新し、今まさにスムーズな運用を試行錯誤しています。中長期的な視点と柔軟さを持ちつつ、各メンバーがそれぞれの目標にコミットして、進んでいきます!
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