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東大大学院から新卒で従業員3名のスタートアップ入社。私らしく働くために。《取材》

東京大学大学院を修了し、ヒラソルに新卒で入社した幸田さん(新卒入社第一号)に、入社までの経緯や今の仕事のやりがい、これから目指したいエンジニア像などをインタビューしました。


Q:ヒラソルと出会い、入社するまで、どんな道を歩んできましたか?
―今できることを全力でやる。自ずと選択肢はそれ以外見えてこなかった。

プログラミングと出会ったのは中学生時代。当時はVisual Basicなどを使ってゲームを創っていました。卒業後は木更津の国立高専に進学。高専には5年の本科の後、2年間の専攻期間がありますが、私は情報工学を選択し、入学直後からプログラミングに熱中しました。プログラミングは自然言語と似ています。言語と同じで規則性があるようで、不条理な面があるのがプログラミングです。私はこの不規則で様々に存在するプログラミングの世界に創作意欲を掻き立てられました。

東京大学大学院ではヒラソルの技術シーズとなった落合研究室にてPPLCを研究、ひたすらプログラミングの毎日でした。博士課程への進学も考えましたが、実務としてのプログラミングを全力でやれるヒラソルに入社しました。一般的な就活をしたわけではありません。就職先としてヒラソル以外の選択肢は見えてこなかったのです。

Q:ヒラソル入社は「必然の選択肢」だったようですが、実際に働いてみて会社の魅力や強みは何だと思いますか?
―違いと組み合わせを大事にするヒラソル文化は、「幸せに働く」を追究できる。

もともと大企業志向はありませんでした。大企業だと管理される部分が大きいと漠然と考えていたからです。私のような仕事の場合、「管理される」ことで成果が出るわけではないと思っています。気分が乗らない日のプログラミングは、時間だけが過ぎてしまうことも少なくありません。だから、働く時間や働き方を細かく管理されず、自分のスタイルで仕事ができるヒラソルは自分には最適です。ヒラソルには、自分で自分のできる範囲を決定し、全力で取り組める環境があります。そして、それぞれが異なる専門分野を持ち、お互いの能力や領域を認め、尊重しながら仕事ができます。もちろん一人では乗り越えられない壁もあります。私は自分が不得意なものに対して、時間をかけて自らの力で乗り越えることを求めていません。不得意な部分があったら得意な人が壁を叩いてくれればいい。逆に自分が他の人よりも得意なものがあっても同じことが言えます。ひたすら我慢して努力して時間をかけるよりも、得意な人が得意なことを、楽しく効率的にこなしていくことを私は大事にしたいです。例えば今の私は論文を書くことや英語を話すことは苦手です。でもプログラミングは得意ですし、英文法にも自信があります。互いの強みや違いを認めながら、自分の得意な分野で成果を出すことで、私はヒラソルで幸せに働いています。

Q:創業から5年目に突入し、会社は新しいフェーズを迎えました。「こんな会社にしたい」ヒラソルへの思いは?
ー会社を知らなくても商品を知っているユーザーが増える。商品が有名になって会社名が変わったっていい。

私には名前にこだわりがあります。プログラミングの世界では名前の変更は難しいからです。ヒラソルには現在あたためている(まだ非公開)の商品がありますが、この商品が大ヒットすることで、(NHN Japan株式会社がLINE株式会社に変更されたように)、会社名がサービス名やブランド名に変更されたっていいと思っています。因みに私の仕事のやりがいは、ユーザーの反応です。趣味の世界でも言えますが、自分の作ったものに反応してくれるユーザーがいれば、それが例えネガティブな反応でも嬉しいものです。
商品やサービスを使ってくれる人が、会社の価値を決めてくれる、こんな世界は面白いと思います。

Q:今のやりがいやヒラソルへの思いはよく伝わりました。エンジニアとして、これから5年後、10年後、どんな成長を遂げたいですか?
―10年後も今を一生懸命に生きる若者でいたい。

相手の年齢や役職によって態度を変える人がいます。私は自分が歳をとっても、年齢や立場が上であっても下であっても、「その人」そのものを見ていきていきたい。ただ歳をとって老けること=自分の年齢や立場を利用して、相手を見下したり、年齢だけで上下の関係を作ったり、そんな人にはなりたくないです。学校も、仕事も、遊びの世界も一緒です。心理的な安全性が担保されないと、心から熱中し、その世界を楽しむことはできません。だから私は年齢などの上下関係ではなく、その人が自分の力で築いてきたものを見るべきだと思います。
未来のことはよく分かりません。もしかすると、10年後には力量や心の余裕が備わって、博士課程という選択肢にチャレンジしているかもしれません。でも、今日も明日も10年後も、私はこの「今」に最善を尽くし、生きていきたい、そう思います。

100年続く太陽光電源を追い求めるヒラソルで、「今」に最善を尽くすなんていうのもおかしいかもしれませんが(笑)。


《取材後記》
入社当時はJavaを使っていた幸田さん。今はKotlinをマスターして、チームメンバーとの分業、効率化ができました。入社当時は苦手だった勤務表の作成も、プログラミングを使って負担をかけずに提出できる流れを自ら作りました。得意なことには、とことん夢中になって新しいものを学び、取り入れる柔軟性を持ちながら、働き方にはこだわりや信念のもと、朱に交わらない強みを発揮されています。年月を経ても「若いヒラソル」を率いてくれることでしょう。

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