注目のストーリー
人工知能
第15回 イベント・ピッチのまとめ(2)2023.09-2024.01Gigalogy Personalizer (読む時間目安 5 分)
前回のMy GPTの話をしたのは偶然国内でのセミナーでしたが、今日お話するパーソナライゼーションの活用については、海外で発信したものも多くあります。いつも素晴らしい機会に恵まれ、関係者の皆様に心より感謝しています。2023.1113-16 Web Summit 2023「Eコマースビジネスの為のGigalogyパーソナライゼーションプラットフォームについて」@ポルトガルリスボン2023.1130 Rocket Pitch Night「パーソナライゼーション・プラットフォームがどのようにEコマースビジネスの未来へ革命をもたらすか」@麻布台ヒルズ2024.0125 X-HUB TOKY...
第14回 イベント・ピッチまとめ(1) My GPT
2023年1月にシリコンバレーで参加した「JETROピッチナイト」に始まり、多くの方にGigalogyのビジョンやAI(人工知能)への思いをピッチやセミナー・勉強会などのイベントでオープンにお伝えさせていただいております。こういった機会を提供してくださる方々に、心から御礼申しあげます。私がよく話すトピックは、この2つです。1.自社データをChat GPT のように活用する”My GPT”2.ECサイトにAIを活用したパーソナライゼーションについて先ずは、「自社データをChat GPT のように活用する”My GPT”」について話しましょう。2023.0913 自社イベント・勉強会 @Gi...
第五回 将来に向けて際立つAIエキスパートの不足となるためのステップ
AIエキスパートの不足について、何度か伝えてきました。今回は、AIエキスパートを増やしたいからこそ思うこととその取り組みについて話します。AIエキスパートの人材不足に目を向けると、日本経済新聞によれば、12万人のAIエンジニアが2030年までに不足する。これは、やがては、30万人の不足になるだろう。なぜ、AIエキスパートの養成ができていないのか。大学のカリキュラムにまだ対応できていない。情報工学などでは、AIの講義はあるが、より専門性の高い機械学習エンジニアリングのような課程、専門課程が存在しない。これは、第三回で話したことと重複するけれど、大切な事なのでもう一度伝えます。AIエキスパー...
第四回 なぜ企業がAI導入を進めてないかについて考えを巡らす
前回までの投稿でお伝えしたのは、➀『なぜAI事業に取り掛かったのか』➁『事業を開始にするにあたり考えた3つの大切なこと』③『AIエキスパートって何?』でした。今回は、なぜ企業がAI導入を進めてないかについて話します。新規ビジネスを作るには三つの要素が必須です。①課題を解決できるかどうか②スケールアップできるビジネスになるかどうか③我々が優位性のあるスタイルを作れるかこの3つのステップをどうやって実現できるか考え始めました。「②スケールアップするビジネスになるかどうか」に関して、「なぜ企業がAI導入を進めてないか?」という素朴な疑問を僕は持った。そこで考えられた理由が、以下の3つ。1. A...
第三回 AIエキスパートってなんだろう?どうしたらなれるの?
前回までの投稿でお伝えしたのは、➀『なぜAI事業に取り掛かったのか』➁『事業を開始するにあたって考えた3つの大切なこと』 でした。今回は、僕が職業としている『AIエキスパート』について。企業側の課題に対して、AIで解決できる適切なユースケースを考えることはとても難しいと言えます。なぜなら、AI技術を売上の成長に繋がるユースケースを考えることができる人材が社内にいるケースが少ないからです。そこで、僕たちAIエキスパートの出番です。何故、企業内にAIエキスパートがいないのかは今後の回で話す予定です。僕たちは、顧客となる企業のビジネスについてよく知り理解しなければいけない。その企業だけでなく、...
第二回 AIの活用を考え始める
プロダクトマネージャーとして、モスレは考えた。「各ユーザーに特化したプロモーションができれば、コンバージョンが改善できるのではないか? 売上がもっと上がるのではない2017年当時、まだAIの活用は一般化していなかった。時折投資家がAIに飛びつく程度であった。2011年から2012年にかけてと、2014年から2015年にかけて、ちょっとしたAIブームがあった。しかし、本気で顧客に向き合ってパーソナライゼーションを実現できている企業は、超大手のAmazonやFacebookぐらいしかなかった。モスレの勤める会社も規模は大きく、従業員は5,000人以上、アメリカだけでも6拠点、パリにもオフィス...
第一回 来日の経緯とAIに取り掛かるきっかけ
当社の創業者及びCEOであるモスレ・ウッディン(以下、モスレ)はバングラディシュから2009年に文部科学省のスカラーシップを受けて来日した。大阪大学、東京大学で学び、楽天等での経験を経て、2020年にはAIプラットフォームを提供するGigalogyを創業した。モスレはどういう思いでGigalogyを創業したのか、その核心に迫る。元々数学は得意であり、2007年にはバングラディシュ国内の数学コンテストで2位を獲得したこともあり、大阪大学では情報工学及びコンピューターサイエンスを専攻したが、AIと日本での留学生活は直接つながっていた訳ではない。しかし、機械学習や人工知能といったものには学生の...