今回はデジタル領域を担当するマーケティングソリューション部にて、新卒入社9年目で課長職を務め、超大手クライアントのメイン担当として活躍する山田さんにお話を伺いました。
―――早速ですが、新卒でジオブレインを選ばれた理由を教えてください。
元々、高校時代からデザイン・広告に携わる仕事をしたいと思うようになり、大学は東海大学の広報メディア学科に入学して、広告や広報について学んでいました。
就職活動もその流れでメディア系や広告代理店などを受けていたのですが、就活を進める中で、
・どんな人と働くのか
・その会社にはどんな人がいるのか
といった「人」が凄く重要なことなんだとわかってきて、あまりに大手だと、「どんな人と働くかが良くわからない」という想いから中規模程度の企業様に絞っていくようになりました。
最終的に3社から内定を頂き、その中の1社がジオブレインでした。
ジオブレインに最後決めた理由は、面接官同士が話している時の距離感が近く雰囲気が凄く良かったことで、風通しが良さそうでこういう人たちと一緒に働きたい、と思ったのが一番の理由です。
あとは、漠然とメディアや広告に携わりたい、という想いはあったものの明確に「これがやりたい!」というものが無かったので幅広い業務をやっていて色んな経験が出来そう、と思ったのも大きかったです。
海外支店があったので、将来的にグローバルに活躍できるんじゃないか、みたいな考えもありましたね。
―――新卒入社9年目で課長、超大手クライアントのメイン担当というと、順風満帆なキャリアだったんですか?
本当に毎日電車で泣いて帰る、ということがあったぐらい、全然違います(笑)
少し今に至るまでの経歴をお話させて頂きます。
入社半年ぐらいは色んなプロジェクトのアシスタント業務を経験しながら、半年ぐらい経ったときに、大手商社グループ子会社の越境ECの立上げプロジェクトに本格的に、アシスタントディレクターとしてアサインされました。
もともとはデザイン制作の領域で入っていたのですが、全体の進行があまり上手くいっておらず、ジオブレインがシステム周りのPMOの役割も担ったり、40画面くらいの画面構成書を作ったり、ベンダーの進行管理をしたりと入社1年目にここまで任せて貰えるのか、というぐらい様々な仕事を担当しました。
入社直後から、私の上司かつメンターだった千葉さんが色々と教えてくれるのですが、何もかもわからないことだらけのため、打ち合わせ後のランチで千葉さんに聞きまくったり、やりながらわからないことがあれば調べたり聞いたりしながら覚えていき、何とかプロジェクト完了までやりきることができました。
その後、2年目になり化粧品会社のWEB分析のプロジェクトにアサインされました。
この案件の直属の上司は、非常に論理的な方に替わり淡々と業務の指示が来て、何もできない自分と、なぜこの仕事をやっているのかわからない、という感情が入り混じり、毎日電車の中で泣いて帰るという日々でした。
3年目~4年目は案件も変わり、今度はシステム運用のチームリーダーとしてプロジェクトにアサインされました。新しいシステム領域の業務のため、分からない言葉や仕組みを調べたりしながら業務を行いつつ、メンバー管理なども行うようになりました。
5年目には同案件内でポジションが変わり、システムの運用案件から開発案件に関わるようになり、システムとしては同じですが、考えることが全く別領域の仕事になりました。
自分が何をしていいのかがまたわからなくなったことで、案件における自分の存在意義が感じられなくなり、かなり落ち込んだのを覚えています。
5年目で係長になったこともあり、変に気負ってしまい、気軽に質問する、ということが出来なくなっていた自分自身にも大きく責任があったなと今では思います。
―――かなり辛い状況が何度かあったようですが退職とかは考えなかったのでしょうか?
正直、全く考えませんでした。2年目の時は、そもそも3年はやりきらないといけないと入社時点で決めていたのと、今辞めても自分は何も出来ないという自覚があったからだと思います。
また辛い時には必ず、部門長である角原役員や上司の千葉さんなど本当に色んな方が気にかけてくださり、声をかけてくださっていました。
めちゃくちゃ飲みに連れて行って頂き、それこそ朝まで話を聞いてもらう、ということも何度もありました。そういった期待や恩に、ちゃんと成長して応えたいという想いの方が勝っていました。
あとは少しずつですが、わからないことがわかるようになったり、出来ないことが出来るようになることで、成長実感があったのも大きいと思います。
―――今は非常にやりがいをもってお仕事をされているように思いますが、要因は何があるのでしょうか?
成長するとともに裁量権をもって仕事を任せて貰えるようになったのが大きいと思います。今私が担当しているクライアントは、ジオブレインとしてかなり古くからのお付き合いで、かつ部署としてはとても重要なお客様なんです。
そういう大切なお客様を任せて頂けていることや、そのお客様から新しい案件のお引き合いを頂けるようになり、年間1億を超える案件をメインで担当することで自信に繋がりました。
―――今後のジオブレインでの目標はありますか?
社長になりたいとか、役員になりたいとかは正直思わないですね(笑)
今は課長になったので、次のポジションが部長代理や部長になります。部長になると役割や責任の範囲が会社全体に及ぶと思いますが、正直そこまでのイメージは今はまだ全くついていません。
もっと言うと、実は課長になるのも嫌だったんです(笑)
ただ、その立場になれば感じ方や考え方も大きく変わりました。これまでは自分が属するチームのことだけしか見えていませんでしたし、考えていませんでした。それが課長になってからは、部全体のことを考えるようになりました。
採用に関しても、これまでも自分のチームの採用関連で関わってはいましたが、現在は他のチームの状況も理解した上で選考に携わっています。
マッチしそうな応募者の方がいらっしゃれば共有したりと、部全体のことを考えながら関わるようになってきたと思うので、それは自分の中でも大きな成長だと思っています。今はまず、課長としてしっかりと役割を全うしたいですね。
その上で将来的にという話であれば、やっぱりずっとお客様とコミュニケーションをとっていたいですね。ずっと現場に出ていたい、というのが目標かもしれません。
―――山田さんが考えるジオブレインで働く良さを教えてください。
色んな案件があることだと思います。自社サービスでひたすら同じ領域をとことん突き詰めていく、という仕事はもちろん素晴らしいことだと思うのですが、私は飽きてしまうと思っています。
ジオブレインはお客様の中に深く深く入り込んでいきつつ、複数案件に携わることで、色々なお客様のサービスを知ることができるので、2~3年単位で色んな会社に入社する感覚を持てるのが楽しいです。
しかもそれが、日本を代表するような超大手企業様ばかりで、かつ直接契約でお仕事させていただいてるのも魅力の1つです。
Webの制作はもちろん、システムや広告領域の案件も多くあるため本当に色んな経験が出来ますし、様々な知見がつくので、「成長の幅」を感じられます。
―――どんな方がジオブレインに向いていると思いますか?
変化に動じない柔軟性を持った方、出来ない理由を考えるのではなく出来る方法を考えられる方、お客様のサービスや人を好きになって、お客様のためにやれることを泥臭くやれる方、でしょうか。色々言い過ぎましたね(笑)
ただ、特に最後の部分がお客様からジオブレインをお選びいただけている理由だと思っていて、単純に仕事をタスク、という割り切りをする人は続かないんじゃないかと思います。お客様に興味をもって、お客様と二人三脚で仕事を進めていける人が向いている会社だと思いますね。
お客様と深く向き合い、それこそ「パートナー」と呼ばれるような仕事をしたい、という方がいればぴったりの会社だと思うので、是非ご応募お待ちしております!