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サービス広報論

こんにちは、原です。

以前に投稿した「SEO不要論」にPVやシェアが集まりましたので、似たような感じで論じてみます。
参考:SEO不要論

(論説はあくまで「弊社では」という前提となりますことをご了承下さい。
もちろん当てはまらない業種や職種・業界・ケースが充分にあることをご理解下さいませませ。)

さて、「サービスを告知する」ということですが、「人に知ってもらう」ということは本当に難しいですね。そりゃお金が潤沢にあれば、一気に広告掛けて‥とか出来なくもないと思いますが、弊社みたいな零細企業は上手にやりくりするしかありません。

が、上手にやりくりできた暁には、広報・告知に費用を掛けず、大きな効果を生み出すこともできると思います。

まず、弊社の前提として、広報はTwitterを主戦場としています。

Twitterは、
・リツイート機能によって情報の拡散が非常に速い
・面白いことが好きなユーザーが多い
・面白そうなことにサッと食いついて、サッとリツイートできる風潮
といった特徴があると思います。

告知するサービスや記事は「面白そうなもの」であることが大前提です。

ここでいう「面白そうなもの」とは「ネットユーザーが飛びつきそうなもの」です。
マトモな企業さんがやっているマトモそうなサービスは弊社では基本的に制作対象から除外しています。(例えば、会計ソフトとか、社内SNSとか、名刺サービスとか)

なぜなら、ニュースをみて脊髄反応を起こすTwitterユーザーが少なそうだからです。
(僕の独断と偏見です)

マトモなサービスは
・Twitterで流しても特に面白くもない(失礼)のでリツイートされない
・TwitterよりFacebook広告が適している
・Facebook広告が適しているということは、告知にお金が掛かる
(そもそもそういうサービスは課金が大前提だったりするので、告知にお金が掛かったとしても、回収することが前提となるのでしょうね。)

GMWでは告知・広報にほとんどお金を掛けていません。広告費はプレスリリース代3万円くらいなもんです。それでもTwitterのクチコミのみで、弊社のサービスの1つはGoogleAnalytics上、月間PV1,800万で推移しています。

また、面白いものは面白いメディアに掲載されやすくなります。例としては
・ねとらぼ(ITMedia系情報サイト)
・ゲーム速報JIN(2ちゃんねるまとめサイト)
・おたくま経済新聞(オタク層向けニュースサイト)
・Toggeter(Twitterまとめサイト)
などなどです。

こういった面白いメディアはTwitter方面にめっぽう強く、面白そうな記事が流れればTwitterユーザーはこぞってリツートし、情報の拡散は恐るべき速度となります。

「面白そうなもの」はユーザーにファンになってもらえる可能性が高いです。

例えば腐女子の為のSNS - pictBLandでは、自身でまとめたToggerが話題になり、認知度が一気に上がった気がします。この記事だけでTwitterフォロワーが数千単位で増えています。
参考:ピクトブランド運営Twitterが必死過ぎるまとめ

好印象でフォロワーになってもらえたので、こちらのツイートはRTや拡散を正直にお願いすると、応えてくれるケースも高まると思います。



情報を拡散してもらう為に気をつけるサービス内容

・わかりやすい冠名・サービス名を付けること
 もう、32文字以内でサービスの全容が把握できるくらいで。

・わかりやすいサービス内容であること
 特定の一つのことができるよ!というくらいにシンプルなサービスであること。
 やりたいことが沢山あるのは分かるんですけど最初から沢山機能付けると、ユーザーが「何していいかわかんない」って悩みます。そういうのは後日、機能拡張で。

・脊髄反射するような冠名を付けること
 なにそれ!?面白そう!RTポチッのノリでいけるような名称または冠名であるといいです。

逆に言うと、面白そうなサービスまたは記事でしか、費用を抑えつつ効果的な告知はできないと思っています。

たとえばここで言う「マトモなサービス」を作りたい場合、上記内容は恐らく全く当てはまりません。違う広報戦略を練ったほうがいいと思います。

ちなみに鬼リツイートされている状況を生で見ると、「ヒャッハー!」ってなります。

そんなサービス、一緒に作りませんか?

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