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LettePlaに専門用語がない理由

今年も「公示地価」が発表になりました。朝早く起きてチェックしていますが、やはり上昇基調ですね。

さて、LettePlaでは不動産において、「土地の価格」を入力してください、となっています。専門家からすると、「いや工藤さん、相続における土地の価格って、相続税評価額のこと?混乱するよ。」と思われるでしょうが、百も承知です。

ここは相続のことを知らない当事者たちが、土地の値段といって想定される数字を入力して欲しいと思っています。現状LettePlaでは、入力した数字の80%を土地価格としています。今回、LettePlaを開発するにあたり士業さんを介し、たくさんの声を聞きました。相続税評価額、固定資産評価額、売買時価、そして公示地価と都道府県価格。土地の価格ひとつ算出するのに、なぜこんなにあるんだ?面倒、と思う方がとても多かった。

僕は50歳において相続のことを考えること、家族と共有することが、争族を無くす最良の方法だと考えています。その時に僕が拘ったのが専門用語を無くすこと。「相続の計算って面倒だからまた今度でいいや」を無くす。そのために僕は何ができるだろう。強い思いで開発しています。

もし世の中の人に、相続における土地の評価=相続税評価額という考えが定着して、みんな生前に現時点の相続税試算をすることが定着したら、LettePlaにて80%評価をする必要はありません。僕がそれを判断したら、即座に計算式を変えたいと思っています。LettePlaはこれから、様々な機能を実装していきます。同時に日本における相続の知識を底上げしていくことが出来たら。それは僕にとってこのサービスを作ったひとつの目的でもあります。

「相続のことを詳しい人に聞こう」から「相続のことを自分たちで考えよう」に、日本中における考え方を少しずつ、僕は変えていきます。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28624560X20C18A3905M00/

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