FoundXは東大卒業生向けの起業支援プログラムです。
この記事はFoundXに興味のある方へ向けて、FoundX の組織紹介をしていきたいと思います。
FoundX にどんな人がいるかを紹介するため、スタッフ紹介記事を順次公開していきます。
今回は第四弾として、2021年10月に FoundX に参加した蛯谷が記事を書きます。
はじめまして、FoundX スタッフの蛯谷です。
この記事では、「FoundX のスタッフとはどのような人か?また、どのようなサポートをしているのか?」をお伝えします。
目次は下記の通りです。
- どうして FoundX に入ったのか?
- どんな仕事をしているのか?
- どんなことを考えて働いているのか?
- 参加を検討されている方へのメッセージ
🐣どうしてFoundXに入ったのか?
学生時代から、スタートアップ支援に興味があったことが一番の理由です。
元々私は大学院に進むつもりは全くなく、学部卒で公務員になろうと思っていたので、学部4年の春までは試験勉強をしながら就職活動をする、といういわゆる就活生でした。
今考えると何て安易な考えだろうと思いますが、当時は「仕事は生活のためのもの」という意識が強く、「公務員は安定している」というイメージだけで志望していました。
そんな中、ひょんなことから友人の起業の手伝いをすることになり、就活真っ只中であるはずの学部4年の6月に就活と並行しながらミーティングに出たり、地方視察に同行したりするようになりました。
私自身がやっていたことは雑務がメインでしたが、自分と同年代の友人が「新しい事業を作って社会をより良くしたい」と話しているのを聞いたり、実際に手足を動かして事業を進めているのを見たりしながら、こんな世界もあるんだな、面白いなと思ったのを覚えています。
その経験がきっかけで、社会に出る前にスタートアップで働いてみたいという想いが強くなり、大学院に進んでスタートアップ2社(農業資材の会社と、旅行系サービスの会社)でインターンとして働かせていただきました。仕事自体もいろいろと経験させていただきましたが、何よりも自分のやりたいと思うことを仕事にして楽しそうに働いている人を間近で見て、「自分が好きなことを仕事にすることって出来るんだ」と改めて思うようになりました。
ただ、自分自身が「この事業に毎日取り組みたい!」と心から思えるものは見つかっておらず、一方で「この人のために自分が全力でサポートしたい!役に立ちたい!」と思うことはたくさんあったので、スタートアップを支援するという働き方に関心を持つようになりました。
じゃあどのような支援が役に立つのか?ということを考えたときに、インターン先の社長が一緒に経営を考えてくれる人がいない、という悩みを常々話していたことを思い出しました。経営スキルを一通り身に着けられる会社にしよう、と思い、新卒では経営コンサルティング会社に就職しました。
1年間、がむしゃらに働く中で出来ることは着実に増えていった一方で、スタートアップで働く友人と話すと、「やっぱり生き生きしていて楽しそう、早くこんな人と働きたい」と思うことが多くありました。
そんな矢先に先輩から FoundX の紹介を受けたのですが、聞けば聞くほど面白そうな組織であり、次の募集がいつになるかもわからない、と言われたので、今しかないなと思いました。
🐥どんな仕事をしているのか?
私は主に Supporters Program という起業家支援者サイドのコミュニティの運営を担当しています。
FoundX には、事業に取り組む起業家が参加する Founders / Fellows Program と、そういった起業家を支援したい方が参加する Supporters Program があります。
Supporters Program に参加しているサポーターは、「東大卒業生のスタートアップを応援したい」という思いで集まってくださった方々であり、ボランティアでFoundX参加スタートアップの法務相談、事業戦略のアドバイス、ユーザーインタビュー等に協力してくださっています。
バックグラウンドは、起業経験者(FoundX の起業家向けプログラムの卒業生も含む)をはじめ、士業、医療従事者、エンジニア、メーカー、金融…と様々です。
そのようなサポーターと起業家を円滑にうまくマッチングさせ、起業家のみなさんの課題解決につなげることが、私の1番の仕事です。
🐔どんなことを考えて働いているのか?
前述の通り、サポーターと起業家との有意義なマッチングの実現を大命題として考えています。
そのために、起業家と同じ目線で一緒に課題を考え、相談をしてもらったりこちらから提案したりできるような信頼関係を構築することが大切だと考えています。
例えば、「〇〇という業界について、詳しい人に話を聞きたい」という依頼をいただいた場合、これをこのままサポーターにお送りしても何を答えてよいかわからなくなってしまいます。
この場合は、起業家側が何をどこまで知っていて、考えているサービスに照らしたときに何が知りたいのか?ということの認識のすり合わせからお手伝いするようにしています。
また、定期的に起業家のみなさんの進捗をキャッチアップし、悩んでいる点や事業課題を一緒に考えたり、起業家に対して「〇〇さんとお話してみたらどうでしょうか?」と提案したりするようにしています。
単にマッチング数を増やせばそれでよい、というわけではなく、あくまで起業家のみなさんが着実に前に進むことが大切だと考えているので、今目の前の人にとって必要なことは何か?ということを念頭に置いてお話しするように心がけています。
✉️参加を検討されている方へのメッセージ
入社2か月の私が書くのも変な話かもしれませんが、FoundX 自体も 2019年スタートの新しい組織であり、スタートアップさながらのスピード感で日々プログラムの改善を続けています。
これまでに参加された FoundX の卒業生のみなさんからも、すでにプログラムの内容やサポート体制に対して満足の声をいただいておりましたが、いただいてきたフィードバックも参考にしながら、今後もブラッシュアップしていけるように頑張ります。(特に私の場合、前の方が良かったと言われないように…)
少しでも FoundX に興味を持っていただけましたら、是非プログラムへの応募をご検討ください。内容を詳しく知りたい、という場合には、別途ご相談の機会を設けることも可能です。
スタッフ 及び FoundX コミュニティへの参加者一同、新しい起業家の仲間が加わってくださることを楽しみにしております!