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FoundXの組織紹介!スタッフ冨田の自己紹介

FoundXは東大卒業生向けの起業支援プログラムです。この記事はFoundXに興味のある方へ向けてFoundXという組織の紹介をしていきたいと思います。FoundXにどんな人がいるかを紹介するため、スタッフ紹介記事を順次公開していきます。今回は第一弾として普段からWantedlyを担当している冨田が自己紹介の記事を書きます。

はじめまして、FoundXでFellows Program運営を主に担当しています冨田と申します。
この記事では、「FoundXにはどんなスタッフがいるのか」というところをお伝えし、FoundXの魅力が伝わることを目指して書いていきます。

目次は下記のとおりです。

  • どうしてFoundXに入ったのか?
  • どんな仕事をしているのか?
  • どんなことを考えて働いているのか?
  • 参加を検討されている方へのメッセージ
冨田 佳奈(とみた かな)
2018年東京大学大学院農学生命科学研究科修了。企業内研修を販売する会社で法人営業に従事した後、2019年8月にFoundXに参加。FoundXではFellows Programを担当。朝活勉強会を5年ほど続けて運営している。国家資格キャリアコンサルタント。

🐣どうしてFoundXに入ったのか?

人の成長の支援に直接携われるから、というのが大きな動機です。

わたしはもともと農業経済を専門としていましたが、修士課程から人材育成や人のキャリアに興味を持ち、修論は結局「農家さんのキャリアの分析」をテーマとしました。修了後は人材育成に携わりたいと思い、新卒では企業内研修の会社に入り営業をしていました。(新入社員研修、とかのあの研修を売る会社があるのです。)

「〇〇という研修をすることによって、〇〇という態度やスキルを向上させます」ということを考えたり、提案したりする機会は多くありました。一方で、自分自身で研修内容を細かく作り込んでいったり、育てようとする方を間近で見て不足していることを考えたりする機会は多くありませんでした。

もっと自分自身が直接的に人の成長に関わりたい、と考えているときに友人の紹介をきっかけにFoundXのスタッフとして入社(?)しました。

FoundXでは、自分自身で参加者の方と話したり、観察したりすることによって、どんな機会や資源が足りていないか・どうやったらそれらを提供できるかを直接考えて実行することができると考えていたのですね。(ありがたいことにこれは実現されることになります。)

🐥どんな仕事をしているのか?

FoundXに参加してからはいろいろな仕事をしてきました。入ってまずはSupporters ProgramというFoundXの起業家を支援したい方向けのプログラムの立ち上げを行い、次にはFoundXの応募者を増やすため、イベント企画・運営、Wantedlyでのスカウトなどマーケティングを行いました。

現在はFellows Programという、アイデアを見つける方やアイデアを検証する方向けのプログラムの企画・運営・改善に取り組んでいます。

具体的には、プログラム応募者との面談やその後の案内、3週間にいちどのミーティングの資料作りや出席確認、その後の連絡や参加者への個別のフォローアップ、卒業後のインタビューなど、細々したところも含めプログラム全体の運営を担っています。

また上記に加え、プログラム全体の改善にも取り組んでいます。プログラム参加者がその後起業するまでに時間がかかりそうだ、という問題に対して、どのようにすれば早く起業を促進できるのかを観察や参加者へのヒアリングを通して仮説をたてて実験をしています。宿題を改善したり、ミーティングの内容を工夫してみたり、という細かいところも含め、プログラムを良くしていこうと働いています。

🐔どんなことを考えて働いているのか?

大きくは3つあります。

ひとつ目は、FoundXのプログラムに参加している起業家たちと同じ目線に立つよう努力することです。そのため、実際にFellows Programに参加して起業のアイデアを考えて同じプログラムを経験したり、Founders Program卒業生の企業に副業で働いたりしています。

また、FoundX Way「Do things that don't scale(スケールしないことをしよう)」「Just do it(いまやろう)」は仕事の上でも意識しています。たとえば、ひとりひとりの参加者の方と壁打ちをしたり、インタビュー相手をご紹介したり、プログラムに参加されている方のアイデアがすこしでも前に進むようにコンサルタントになるようにしています。Just do it に関しては、気が乗らないタスクこそまず手を動かして先方にメールを打ってみたり、チームメンバーに相談してみたり、なにかひとつ手を動かしてみることを意識しています。

ふたつ目は、局所最適化の考えに陥らないようにすることです。Fellows Programの仕事だけをやっていると、このプログラムをどうスムーズに運営するか、や、みなさんに宿題の目標を達成してもらうにはどうするか、などプログラムの効率化を考えてしまいがちです。しかし、FoundX全体のことを考えると「そもそもFellows ProgramはFoundXの目標である起業家を増やすことへどう貢献しているのか」、「そもそも起業家になるにはどういう要素が必要で、そのうちFellows Programは何を提供できるのか」など全体の視点に立って考えることが必要です。期初の目標設定や、上司の馬田さんとの1on1などで自分が局所最適化の考えに陥っていないかを振り返り、全体最適を考えるように努めています。

みっつ目は、起業することをFellows Program参加者に押し付けないことです。起業はあくまで人生の手段であって、目的ではないと考えています。そのため、面談や壁打ちの中では「起業してください」といった態度でお話するのではなく、「人生の目標や目的は何ですか、そのために起業という手段は適切ですか」という態度で話すようにしています。

✉️参加を検討されている方へのメッセージ

スタッフは参加者の皆さんにどんなサポートができるか、どういった環境が起業するのに適切かを考えながら、参加者のみなさんにとってよいプログラムを提供できるよう働いています。参加者の方から「スタッフに気軽に相談できるのがよかった」とフィードバックいただいたこともあります。

参加するための不安もあるかと思いますが、気軽に相談できるスタッフがひとりでもいる、というのはどのプログラムに参加するにあたっても心強いことだと思います。ぜひ気軽にご応募いただけますと幸いです。

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