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実際に働くメンバーのリアルな声をご紹介するインタビューコーナー。第6回目は、プロモーションマネージャーの井手さんをご紹介します。flierのプロモーションを担当しながら、flierのコンテンツ作りには欠かせない、出版社窓口も担う井手さん。
長くプロモーション業務に携わった井手さんが、次の舞台にフライヤーを選んだ理由はなんだったのでしょうか。今後の展望とともにぜひご覧ください!
【これまでのキャリアを教えてください】
大学卒業後、新卒でWOWOWに入社しました。
WOWOWではCM枠の販売、スポンサー販売、イベント事業、ショッピング事業などに5年間携わり、その後2年半、プロモーションやマーケティングをやっていました。数々の仕事を通じて、自社商品やサービスを広く露出させ、オススメしていく「宣伝」という仕事が非常に面白いなと感じ、専門にやりたいと思うようになりました。
そこで、業界を変えて宣伝の仕事をやってみようということで、29歳の時、ビジネス系の出版社であるあさ出版に入社しました。『日本でいちばん大切にしたい会社』『脳の強化書』『新幹線お掃除の天使たち』など数々の本をプロモーションして、ベストセラーに繋ぐことができました。人が少なかったこともあって書店営業や取次営業なども経験し、本のいろんな売り方、仕掛け方を学びました。
その後、35歳でフライヤーに転職します。
【転職を決めた理由はなんですか?】
実は、フライヤーはあさ出版にいた頃の取引先です。毎月イチオシのコンテンツをフライヤーに掲載してもらっていました。サービスがスタートした頃は半信半疑でしたが、とにかく愚直にエンドユーザーのことを考えて要約を配信し続けるフライヤーが徐々に伸びていくのを見て、これからを担う媒体の一つになっていくことを確信しました。
あさ出版で出版のいろはを学び、今度は媒体側から多くのベストセラーにかかわりたいと思い、フライヤーに入社を決めました。
【現在の仕事と魅力を教えてください】
プロモーションマネージャーです。
まず、出版社の窓口として約40社を受け持っています。各社と毎月定例会を開き、新刊の案内やプレゼンを受け、選書をしていきます。要約記事が完成したら記事内容のチェックをしていただき、公開に至ります。
そのほか、ウェブ広告、書店や他メディアとのコラボレーション展開を仕掛けたり、文化放送やABCラジオにブックコンシェルジュとして出演したりしています。フライヤーが主催している「読者が選ぶビジネス書グランプリ」では事務局長をしています。人数もまだまだ少ないので、業務は多岐に渡ります。
【フライヤーはどんな会社ですか?】
自由な発想ができるのと、個々のアイデアを実現しやすい会社です。
「出版界の未来が見える活動であるかどうか」「読者にとって有益であるかどうか」これを満たしていれば大抵のことはやれると思います。あとはやる気とマンパワーだけです。
これを続けてフライヤーは徐々に大きくなってきて、今まさにギアをトップに入れる段階に来ています。
【今後どのようなことをしていきたいですか?】
本の業界は今変わりつつあり、今後どのような未来が待っているかまだ見えない段階です。
ただ一つ言えることは、「コンテンツは絶対になくならない」ということです。
これからの未来、いいコンテンツをどのような形で発信していくべきか、出版社も著者も我々のような媒体もそれを考えながら日々過ごしています。
出版の世界が大きく変わるかもしれないこの時代のど真ん中で過ごすことで、どういった形になるかわかりませんが、今後のコンテンツの在り方を出版界全体で考えていきたいです。