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インテリアの教科書メディアをつくる。

こんにちは。やまもとです。

今、リセノでは「インテリアの教科書」になる様な
メディアを作ろうとしています。

「インテリア」という分野は、とても難しい分野で、
家具を買うのも、配置するのも、コーディネートする
のも、なかなか初心者にはうまくいきづらい分野です。

そして、その原因は非常に明らかです。

「基本を知らず、経験値も溜まらない」からです。

洋服を例にとると比較しやすいのですが、服は多く
の人が、おしゃれに興味が出てくる10代前半くらい
から、いろんな服を試すでしょう。

落ち着いた色の服でまとめてみたり、
色や柄がたくさん入った服を選んでみたり、
オーバーサイズの服を着てみたり、
ぴったり小さめの服をを着てみたり、
アクセサリーなどの小物を入れてみたり、
靴にこだわってみたり。

いろんなスタイルの服に、無数にチャレンジできる
機会があり、お店でも鏡の前で次々にチェックして
似合っているかを確認したり、また、失敗しても
すぐに他のスタイリングにチャレンジできます。

たくさんチャレンジすることで、自分に似合う服が
分かってきたり、好きなスタイルが見つかったりして
いくことで、どんどんと経験値が溜まっていきます。

そうすることで、多くの人が、自分なりの成功例を
見つけて、おしゃれのベースレベルが高くなっていく
のです。

そして、インテリアは、まさにその逆です。

チャレンジする機会はあまりなく、数年に1回程度。
そこで失敗しても、すぐに買い替えるわけには
いかず、我慢して使うしかありません。

また、買い替える時 = 引っ越しなんかで間取りも
変わるのが常ですから、前回が自分なりの成功の
インテリアだったとしても、その経験とはなかなか
次には活かせないのです。

実際、「今の部屋で大満足!」という人は、かなり
少ないのではないでしょうか。

これは、欧米に比べても、日本は土地が小さく家も
狭いため、人を自宅に招く習慣にも乏しく、必然的に
関心も高まりづらい。
日本がインテリアの後進国である所以です。

僕自身は、20代前半からインテリアに携わる仕事に
ついていたこともあり「インテリアで部屋を作って
いく過程って、めっちゃ楽しいし、自分なりに作り
あげた部屋は最高に快適!」という体験をしました。

そんな体験から、約15年。
この間も、仕事であることと相まってインテリア界隈
の動向確認と勉強を深く、広くおこなってきました。

15年前と比べると、テレビや雑誌、Web、SNSなど
たくさんの媒体で、インテリアに関する情報はかなり
増えました。

おしゃれな部屋を目にする機会は増えましたが、
ただその実、まだまだ全然インテリアについて
分からない、自分には到底素敵な部屋になんて
できない... という方も多い印象です。

情報は増えたのに、うまくできない人が多い。
それはなぜでしょうか。

僕の見解では、世にあふれる「インテリアの情報」
は「おしゃれな事例が見れる」という方向のものが
大半を占めることが原因だと考えています。

たくさんのおしゃれな事例は溢れているのですが、
実際に「どういう理論で構成したから、こんなに
おしゃれで快適な部屋になりました」という方程式
は、明らかにされていないのです。

例えば、以前に書いた以下の記事は、各所からとても
ご好評いただいているのですが、

リセノが目指す「ナチュラルヴィンテージ」スタイル詳説

こんな風に、おしゃれなインテリア計画について、
細かく紐解いて、解説してくれるような情報は、
あまり世の中にありません。

「完成した」家や部屋を見せてくれるのみです。

プロを目指す野球少年がいたとして、プロ野球選手の
完成したプレーを見ると、イメージは膨らみ、それを
真似することで、上達の一端を掴むことはできますが
実際にやってみると、うまくいかないのは当然のことです。

何事も上達するためには、「基礎」を分かりやすく
教えてくれるメンターが必要なのです。

基本を学ぶためのメディアとして現在世の中に存在
するのは「インテリア基礎本」が、いわゆるそれに
あたるのですが、これらの本は一般的な情報を広く
解説しているものがほとんどだったりします。

「一般的な情報を広く」というのは、いわゆる
ナチュラル・北欧 etc... のスタイル紹介だったり、
照明の種類解説だったり、配色の基礎情報だったり、
レイアウトパターンだったり、という感じです。

インテリアの基本を、網羅的に紹介してくれている
のですが、結局は「どの内容が自分の困りごとを解決
してくれるのか」が分からないものが多い印象です。

また「困りごと」に合わせた解説をしてくれている
基礎本やYoutubeもありますが、それらはイラスト
であったり、海外のインテリア事例を基にした解説
が多数のため、なかなかリアルな解決イメージが沸か
ないのが、惜しかったりします。

解説するための「リアルな事例」に乏しいのです。

これはなぜかと言うと、インテリアは広い場所での
撮影が必要なので、なかなかリアルな事例写真を用意
するのは難しく、イラストや海外事例で解決している
と思われます。

つまり「イメージの沸くリアルな事例を用意し、
成功のポイントを丁寧に解説してくれるメディア」
は、今現在、存在しないのです。

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僕たちは、幸いながら家具ブランドを内製にて運営
しているので、

「インテリア事例を表現できる広いスタジオ」と
「インテリアの基本を熟知したスタッフ」と
「お客様から日々いただくインテリアの悩み」と
「多くの人に届けるための自社メディア」

を自前で持っています。

どれ1つ欠けても「本当にタメになる」インテリア
の教科書メディアは作れないと思います。

今までよりさらに多くの人に「インテリアの基本を
分かりやすく伝え、インテリアの楽しさ伝える」の
を目指すメディアです。

僕たちは、撮影やコーディネートも内製主義で、自社
スタッフのみでやってきましたし、オウンドメディア
の執筆や動画クリエイティブもすべて内製で行っています。

インテリアに真摯に向き合い、外部に頼ることなく
自前で運営してきたからこそ、上記の4つの条件が
揃い、だからこそ出来る活動です。

インテリアの教科書のようなメディアを作れるのは
僕たちしかいないと考えています。

今考えている主要コンテンツは、ざっくり5つです。

  1. おしゃれな部屋を作れる基本ロジック集
  2. インテリアを学ぶ
  3. インテリアを楽しむ
  4. ナチュラルヴィンテージインテリアの作り方
  5. リセノのこと

これらのコンテンツで、インテリアの基本を学び、
楽しめる様な教科書メディアを構築していきます。

詳細はまだ明かせませんが、インテリア初心者が
楽しみながら勉強できるような分かりやすい教科書
メディアになると思います。

リリース予定は、年明けくらいを予定しています。

ぜひ楽しみにお待ちください。

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