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僕が東大を休学してFlamersを創るまで〜「文化」を作りたい〜

こんにちは。Flamers代表の佐藤です。

今日は、僕がFlamersという会社を作る前、そもそもどうして会社を作りたいと思ったかについて話をしたいと思う。



きっかけ:中3の時のドラマ


2008年、僕が中学3年生の時、「リッチマンプアウーマン」というドラマを見た。

父はサラリーマン、母は専業主婦の家庭に生まれた僕は、当時は数学大好きっ子だった。

僕はそれまで「数学の先生」「建築家」「JAXAで働く!」みたいな「THE理系」の夢ばっかり持っていたけど、ここで生まれて初めて「起業家」という存在を知ることになる。

当時は全然言語化できなかったけれど、なんとなく起業家という生き方がかっこいいな〜と思っていた。


ただ、「ワクワクしてる人ってかっこいいな〜」ということだけはずっと言語化できていた。

受験勉強でも、最強になるためには楽しく勉強するしかないと思っていたし、リッチマンの主人公の社長も、常にワクワクしていたから惹かれたんだと思う。

自分は、人生でめちゃめちゃ熱狂してワクワクできることをやり続けたい!と思っていた。



起業家の解像度が上がっていく大学時代


高校を卒業し、東大に入ってからはESSというサークルに入って大学生活を謳歌していた。

「将来起業してみたい!」という思いはあったけれど、まだ漠然としたものだった。

なんとなく起業のゼミに入ってみたり、本を読んだりしてみる程度だった。


大学二年生の夏、友達にWantedlyを紹介され、ベンチャー企業で長期インターンを始めた。

この出来事は僕の人生の中でも結構大きいイベントかもしれない。

今まで塾講師くらいしかバイトをしたことがなかった僕は、初めて大人と一緒にオフィスで働くことになる。

初めてインターンの面接をした時は、オフィスがかっこよくてめちゃめちゃテンション上がったけど、ガチガチに緊張していたのを覚えている。

エンジニアの全く初心者だったけどエンジニア志望だった僕は、なんとか渋谷のスタートアップで働けることになった。

当時のCTOにめちゃめちゃ怒られて辛かったけど、ドラマではない本物の起業家や、スタートアップの雰囲気がわかり、毎日が刺激的だった。


スタートアップで働くことや、エンジニアの仕事が楽しくて、転職もしながら半年ほどインターンを続けた。

それから一年休学して働き、復学してからもインターンを続け、結局合計4社で2年間ちょっと長期インターンをやっていた。

そして、去年の8月にまた休学の二年目を始めて、Flamersを起業するに至った。




文化を作ること、に憧れる


インターンをしたり、大学に入ってからいろんな人と話す中で、「どうして起業家に憧れているのか」がだんだん自分の中でも言語化ができた。

それは「文化を作ること」にめちゃめちゃワクワクするからだった。


多分、文化という言葉はふわふわしているし、いろんな人がいろんな意味で使っているので、僕の定義を書いておこうと思う。

僕の中では、「文化」とは「行動習慣」だと思っている。

例えば、「出かける時」の行動で言うと、「電車で乗り換え案内を見る」「スマホで目的地まで案内してもらう」という行動習慣は、「文化」だと思う。


もっと大きい話で言うと、「目が悪くなったらメガネをかける」という行動習慣も文化だと思う。

多分遥か昔、誰かがレンズを発見して「これ、いつもより良くものが見えるぞ!」と思って、メガネという文化がスタートした。

そしてそれから多くの人が貢献して、今では目が悪くなっても普通に生活できる世界になっている。

さらにコンタクトとかレーシックという新しい文化が出てきた。



文化は、行動習慣だから、一度人々の生活に溶け込んで、「当たり前」になってしまったら、新しい文化が出てくるまで残り続ける。

仮にgoogle mapがこの世からなくなったとしても、「スマホで目的地まで案内してもらう」という文化はなくならないだろう。

人々の生活をもっとよくする、もっとワクワクさせるような文化を、死ぬまでに作りたい、しかも自分でゼロから作りたい!

この思いが、僕が「起業したい」と心から思えている理由だ。




僕が作りたい文化:やりたいことを「育てる」文化


さて、「文化を作りたいから起業したい」という話をしたが、結局「どんな文化を作りたいのか」がなけれは行動に移せない。

僕はずっと何か「自分が心から取り組みたい!」と思えるものを探してきた。


僕がこの二年くらいで身をもって実感したことは「やりたいことは見つかる、のではなくて育てるもの」いうことだ。

中三の時にドラマをみて起業家に憧れたとはいえ、その瞬間に「決めた!俺の夢は起業家だ!」と確信を持てる訳じゃない。

もちろんきっかけにはなったけど、やりたいこととしてまだ「育ってない」状態だった。


でも、大学に入ってから実際にインターンをしてみて、起業家と話をして、スタートアップで働きながら、やりたいことがどんどん「育って」いったと思う。

「やっぱり起業家ってかっこいいな」と思ったこともあるし、「こんなリーダーにはなりたくないな」と思った人もいる。

最後のインターン先では、自分のリーダー像のベンチマークになる人に出会うことができた。

もしかしたら、働いてみて、「やっぱり起業家ではなくてエンジニアとして生きていきたいな」とか「安定した会社でしっかり働いたほうが楽しいな」と思ったかもしれない。


でも、僕は幸運にも、この二年間でやりたいことがしっかり育ち「やっぱり自分は起業家として文化を作りたい!」と思えるようになった。

今僕は毎日ワクワクしているし、起業家が天職だと思っている。

もちろん、まだ起業して半年だし、今だってやりたいことが「育っている」段階にいると思う。

10年後には安定を求めているかもしれない。

もちろん、完全に育ちきった訳ではないけど、今はある程度の確信をもって、毎日ワクワクして働いている。




でも今の学生にそれができるのか


でも、僕の身の回りの友達は働くことや、就活自体に対してネガティブな感情をもっている人が多くいた。

僕が休学をしている時、周りは就活をしている時期だった。

「就活鬱」なんで言葉がある通り、今働くことに対してポジティブな学生はそこまで多くないと思う。

それもそのはずだ、と思う。

渋谷の1社目のインターンに入る前の自分が、普通に就活していたら、自分が何をやりたいのかがほとんどわからないまま企業に入ることになる。

よく使う例えとして、「女の子と付き合ったことのない男子がいきなり結婚を申し込みまくる」という構図と同じだと思う。




だから、やりたいことを育てる文化をつくる!!!


これを思ったのが2019年の1月ごろ。

その時から学生の「やりたいことがわからないまま就活を迎える」という今の課題を解決できるような会社にしたいと思っていた。

FlamersのMissionは「学生のうちからやりたいことを育てる文化を作る」というもので、僕も「文化」という言葉をよく使う。


自分がやりたいことを育てられたのは、長期インターンのおかげだった。

だからFlamersの最初の事業として、長期インターンのクチコミサービス「Voil」を運営している。

僕も以前インターン選びで失敗したことはあるし、今は学生側がいいインターンかどうかを判断できない。

これがもっとわかりやすくなれば、「学生のうちからやりたいことを育てる文化」に貢献できると思っている。

Voilについての思いは色々とあるけれど、それは後々書くことにしようと思う。




最後に:長期インターンの相談乗ります!!



今Flamersのキャンペーンとして、長期インターンの無料相談を受け付けています。

こちらからLINE@に登録してくればば、200件近くのクチコミ情報を元に、長期インターンについての相談になんでものります。

https://lin.ee/8PxPFAQ

今のところ「長期インターンを始めたいけど何をすればいいかわからない」「自分に合った長期インターン先を見つけてほしい」みたいな相談が多いです。



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