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What we do

新開発「ピナ アライン ディフューザー」搭載の新たなフラッグシップヘッドホン「D7000」
フラッグシップ完全ワイヤレスイヤホンZE8000の全く新しい音楽体験「8K SOUND」を、個人に合わせて最大限に引き出すfinal独自のサービス「自分ダミーヘッドサービス」。
【finalについて】 finalは神奈川県川崎市に本社を置く日本のイヤホン、ヘッドホン専門ブランドです。 再生音のクオリティは音楽体験に大きな影響を与えると考え、世界でもトップクラスと評価の高いハイエンドの平面磁界型ヘッドホンから手の届きやすいエントリークラスのイヤホンまで、価格に関わらず音楽から高揚感を得られるような音質設計を行っています。 【finalの目指すところ】 ―技術的な裏付けのある質の高さが、お客さまの高揚感に繋がるような製品を作り続けるブランドでありたい そのために私達は技術的な目標を「現実と体験が区別できない世界」いわゆるImmersive experienceの実現という極めて高いところに置いています。 壮大な目標ではありますが、着実に一歩ずつ進んで行こうと考えています。 ―アンティーク市場が生まれるような製品を作っていきたい そのためには、修理の費用をかけても残したいと感じられるような品格を持つ製品の存在が前提となります。 高度な音質や技術を前提に、開発者の熱意が製品の佇まいから感じられるイヤホンやヘッドホン、私達finalはそうした製品を作って行きたいと考えています。 その存在が機械式時計のようなアンティーク市場を生むことを願っています。 ―ハイエンド製品の質を手の届く価格帯の製品でも実現していきたい 私達は再生音のクオリティが、音楽体験を変えると信じています。だからこそ、誰もが手の届く価格の製品でハイエンド製品の持つ高音質を実現することは、極めて重要だと考えています。 【ag】 "「ちょうどいい」ワイヤレス製品を提案するオーディオブランド " agというブランド名は、「めったにない」という意味の古語「有り難き」に由来しています。 現在ワイヤレス製品は市場に溢れ、WEBでの検索結果からは良いものが探すことが困難になっています。その中でagを選択すれば大丈夫、となるような、「めったにない優れた製品」をお届けしたいという想いを込めています。 見る、触る、聴く、使うたびに小さな喜びを感じていただけるように、製品の機能だけでなく、質感や使い心地、そして毎日聴きたくなるような自然な音質にこだわっています。 私達株式会社finalが他ブランド向けの製品を受託製造していた際に築いた国内外のネットワークを生かし、様々な会社と共同で開発・生産を行なっています。 finalブランドにおいてハイエンドイヤホン・ヘッドホンの開発全ての工程を自社で一貫しておこなってきた知見が加わることで、品質の良さと、手の届きやすい価格を両立した「ちょうどいい」ワイヤレス製品の生産を可能にしています。 【自社工場】 製品開発には、設計者のアイディアも重要ですが、そのアイディアを実現するための冶具や機械を作る所まで手掛けられないと「まだ世にない製品」を生み出すことは実現困難です。 私達は、普通に考えると出来ない事をやるために、川崎に自社工場を開設しました。設計開発部門と生産部門が双方向でのフィードバックができる環境と試行錯誤するための 設備・道具類が必要だと考えたからです。 自社工場では、final製品に使用されるドライバー等の開発・生産と、イヤホン・ヘッドホンのハイエンドモデルの組み立てを行っています。 製造スタッフは、ただ指示された作業をこなすだけでなく、より良いものづくりを実現するための改善提案を積極的に行うなど、「職人」としてのプライドを持って業務に取り組んでいます。 【株式会社finalの歴史】 会社としての創業は2007年。 米国の大手企業の子会社として生まれました。 2014年の年末に現経営陣がMBOによって独立して以降、事業構造も組織の仕組みも一新。 私達自身は2015年1月に川崎市へ移転してから新たに創業した企業であると捉えております。 2017年までは会社の存続を図る以外に取り組む余裕がありませんでしたが、仕事が「面白い」と感じられる働き方を実現すべく、試行錯誤しながらも徐々に仕組みづくりが進んでいるところです。 現在はオーディオを主軸として、基礎研究開発・商品企画・デザイン・設計・ 製造・販売まで全てのプロセスを自社でも行なっています。 好奇心や探求心を阻む制約条件を解決しようとしている内に、自然に全てに自社が関わる組織になってしまいました。 仕事が「面白い」と感じるためには、経済的な満足は前提とした上で、個人の好奇心や探究心がインセンティブとして働く仕組みが重要だと考えています。 私達はそうした仕組みのもと、社員が各々面白いと感じる方へ向かって進むことが、そのまま組織の成長に繋がることを願っています。

Why we do

finalでは営業、デザイン、広報、R&D、エンジニア、バックオフィスなど様々な役割のメンバーがチームを組んで働いており、細やかな連携は欠かせません
音楽を聴いて得られる高揚感をトランスペアレントな音で実現するfinalのフラッグシップモデル「A8000」
【株式会社finalのビジネス】 株式会社finalは神奈川県川崎市にある、イヤホン、ヘッドホンの日本のブランドです。 2007年の創業当初はイヤホン、ヘッドホンの製造及び開発の受託が主たる事業でした。 2014年に米国の親会社から独立。 大手企業からの受託ビジネスを行なっていたところから徐々に事業構造の転換を図り、現在はビシネスのほぼ全てが自社ブランド事業となっております。 物理特性と印象評価の関係を探る基礎研究から、製造機器の開発、機構設計、デザイン、マーケティング、営業、販売と全ての機能を社内に持っています。全体最適を図るためではありますが、仕事をつまらなくする制約条件を無くしていこうとするうち徐々に何でも自社で行なうようになりました。 イヤホン、ヘッドホンも含めワイヤレス時代となり、求められる技術開発も変化しました。 弊社は、上述の通り2014年の親会社からの独立以降、変化に対する積極性により成長を続けてまいりました。 今後も、ワイヤレス時代に対し、デジタル信号処理技術からマーケティングに至るまで、新たな取り組みを行ない、柔軟に変化していくことで、自社ブランドの成長に繋げてまいります。 またイヤホン、ヘッドホン事業に加え、音を軸とした新たな事業も展開予定です。 【社長のメッセージ】 私達はまだ社員数が50名ほどの小さな組織ですが、スタッフの経歴は幅広く、音響の世界で名のある研究者、音響を学んだ新卒、大手企業からの転職組、子育てのブランクを経て再就職した方、外国籍の人、元フリーターまで様々です。 オーディオ業界とは無縁の人も多く、役員も全員オーディオ業界出身ではありません。 年齢もキャリアも専門分野も異なり、共通しているのは好奇心が強いところだけですが、組織としての一体感は強いように感じています。 近年、強い組織を作るには会社の理念への共感が必要だと言われております。しかし私はそれによって人が行動を変えられるとは思えません。 人は長期的には、その人なりのインセンティブによってしか動けないものだと感じています。 私達にとってそれは好奇心の発揮であるようです。 好奇心は内発的なものであり一般的には好ましい資質と見なされていますが、組織や仕事内容によってはそれを抑える必要があります。 好奇心が強い故にストレスが増すことも多々あるものです。finalのスタッフは好奇心を抑えるのが苦手な人が集まっているため、それが発揮されているか否かで仕事の成果が大きく変わります。 そのため、私の最も重要な仕事は社員の好奇心を制約しないように組織を設計し、インフラを整えることです。 私は、幾つかの働き方のルールを意識し、コミュニケーションを諦めない文化があれば、好奇心の強い人が自由で面白いと感じながら働く組織が成立可能ではないかと思い、この会社でそうした理想を実現したいと考えています。 もちろん並行して目の前の現実、会社の成長を実現しなければなりません。しかしこれは理想と現実といった対立するものではありません。 好奇心を制約してしまう最大の問題は、好奇心を発揮するために必要な試行の資金が不足することです。 好奇心の発揮による試行で得た資金で新たな試行の機会を得るのが理想的で、会社が成長している限り好奇心を満たす方向へ進むことができます。 そうした理想のサイクル作りと会社の成長が一体だと常に意識されていることが強い組織を作ると考えています。

How we do

基礎研究開発・商品企画・デザイン・設計・ 製造・販売まで全てのプロセスを自社でも行なっています。川崎から皆様の元に届く製品のアイディアや試作品が生まれていきます
finalではフリーアドレス制度を採用。正式なミーティングを設定することももちろんありますが、テーブル周辺に集まってショートミーティングが開催されることも
【finalの働き方のルール】 ・目的や理由がわからない仕事はしない、させない ・常に目的を設定し、その達成を基準に物事を決定する ビジネスでの意思決定に限ると、人それぞれ意見が大きく異なることはないと考えています。意見が分かれるとき、目的どころか実はそもそも前提となる情報やどのような視点で評価すべきなのかが共有されていないことが多いと感じています。そのため、意思決定の主宰者は、目指す理想の姿、議論の前提となる情報、必要な視点等を事前に共有することが推奨されています。面倒ではありますが、自分自身の考えも整理され、かけた労力以上の成果が得られます。 ・自分以外はお客様 チームで仕事をする上で最も大事なのは、発注力です。 全体像や背景、目的、成果、意図、前提条件、制約条件、完成の精度感が伝えられた丁寧な発注があれば、エクセルで表を作るだけ、というような一見単調に見える仕事にも、創意工夫する余地が生まれ、仕事を楽しむことができます。面倒ではありますが、丁寧な発注を社長も含め例外なく全てのスタッフが社内外の方に対して徹底的に実行していくことで、発注者の想像を超える成果を得られると考えています。