このたび、新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さま、および感染拡大により生活に影響を受けられている皆さまに心よりお見舞い申し上げます。また、医療関係者をはじめ社会活動を支えてくださっている皆さまに感謝と敬意を表します。
コロナウイルスは私達の生活様式、価値観を大きく変えてしまいました。
この状況は100年に一度ではなく、新たな100年の始まりの年になるのかもしれません。
企業もこの新たな時代に生き残る為に、新たな価値観における人材の育成と、採用を検討する必要と考えます。企業は過去の常識を捨て、新たな価値観を受け入れ、自ら変化する必要があるということになります。
あっという間に浸透した、ソーシャルディスタンス、テレワーク、環境のクラウド化など、人と接する距離、労働環境の変化は、働き方の価値観、人生観すらも変えつつあります。
企業は、その変化に逆らうことなく、働くスタッフの価値観に寄り添いながら、その延長線に自社の事業を向けていくぐらいの変化が必要かと考えます。
またそれは企業が今まで以上に自社の価値観を内外に明確に表し、その価値観に賛同したスタッフに「参画」してもらうという考えを持つこととなります。
その上で新たな人材の採用(参画)が成立し、会社とスタッフ、顧客までもが共感の上で繋がる状態を拡げることでしか、企業の成長、存続することはできないのではと感じてます。
結果、採用はよりしやすくなる会社と、難しくなる会社の明暗が分かれるのではないでしょうか。
また採用される側も(採用されるというよりも参画する。)、就職前までに自分の価値観を明確にし、スキルを磨き、自分が属したい会社で仕事をするということになります。厳しいかもしれませんが会社に育ててもらうという考えは捨てた方が良いかと思います。
単なる待遇、雇用環境だけでは人材採用はできない、できたとしても顧客満足につながるサービスを満足に提供できない。そんな時代になるでしょう。
弊社でも新たな時代に向け、よりスタッフの価値観に目を向け、自社の価値感を明確にし、価値観を共有できる人材と共に成長できるよう、なお一層努力したいと考えています。
新型コロナ問題の終息を心より願っております。