株式会社エクスプレテックで代表を務めております、徳川と申します。
エクスプレテックは、「AIテクノロジーで日本を再燃させる」というMissionのもと、AIエージェントの開発、AIアノテーション事業、AIを活用したデジタルマーケティング支援を展開しています。
このnoteでは、私たちがAIプロダクトの「KUROKO AI」を開発した理由と、その背景にある考えについてお話しできればと思います。
AIが進化しても、現場は変わっていなかった
ここ数年で、AIは急速に進化しました。ChatGPT や各種生成AIの登場により、「誰でも高度なアウトプットが出せる時代」が到来しています。様々な領域のマーケティングにもAIが活用され生産性が向上しています。
しかし一方で、店舗や中小事業者の現場はどうでしょうか。私の周りには、飲食店や美容室など、店舗を経営している友人が多くいます。彼らと話す中で感じたのは、
「やるべき施策は分かっているのに、実行されていない」という現実でした。その背景には、圧倒的なリソース不足があります。日々の業務に追われる中で、本来やるべきマーケティング施策まで手が回らない。
つまり、機会損失が構造的に発生している状態でした。
本当の課題は“知識”ではなく“実行”
「戦略を考える」「提案する」ことに重きが置かれてきました。
しかしAIの進化以降、現場で起きていたのは、
〇施策はあるが、実行されない
〇マーケティングが続かない
〇担当者が忙しく、手が回らない
という構造です。つまり、課題の本質は
“何をやるか”ではなく、“誰がいつやるか”でした。
また、多くの店舗向けマーケティング支援サービスは、
オーナーが依頼して初めて動く“受動的な仕組み”になっています。
さらに、施策の実行も最適なタイミングではなく、「定例だからやる」というスケジュールに依存しているケースが少なくありません。
これはつまり、
現場ではなく提供側の都合を起点に設計されているという構造であり、顧客の成果に最適化されているとは言い難い状態でした。
AIは“賢いが、動かない”
生成AIは非常に優秀です。ただし、1つ大きな欠点があります。
自分で勝手に動かない
必ず人が毎回指示を出す必要があります。
これは、忙しい店舗オーナーにとっては致命的でした。
だから「AIエージェント」を開発した
この問題を解決するためにたどり着いたのが、
AIが“実行主体になる”という設計です。
KUROKO AIは、単なるツールではありません。AEO対策・MEO対策・LINE運用・口コミ対策・インバウンド対策に関して、
・毎日のマーケティング案を自動で生成し、提案する
・毎日競合や市場の調査、情報収集を行う
・市場の動き、顧客の動きがトリガーとなり最適なタイミングでの提案
・店舗オーナーの経営方針に沿ったマーケティング提案
を毎日行います。
そして、オーナーは「承認するだけ」
この設計にすることで、「分かっているのにできない」をゼロにします。
なぜ店舗ビジネスから始めたのか
私の周りには、飲食店や美容室など、
店舗を経営している友人が多くいます。
彼らは毎日、長時間働きながら、
お客様のために本気で向き合っています。
素晴らしいサービスを提供しているにも関わらず、
・集客がうまくいかない
・リピーターが増えない
という理由で、苦しんでいる現場を多く見てきました。
その原因は、努力やサービスの質ではなく、
[マーケティングをやりきれない構造]にあります。
これは、個人の問題ではなく、構造の問題です。だからこそ、仕組みで解決しなければ意味がないと思いました。
その最初の対象として、店舗ビジネスを選びました。
本来評価されるべき価値が、正しく評価されていない
その現場を本気で変えたいと思っています。
KUROKOという名前に込めた意味
「KUROKO(黒子)」は、表には出ずに舞台を支える存在です。
私たちが目指しているのは、
店舗の主役をオーナーのままにすることAIが前に出るのではなく、
裏側で支え、成果を最大化する。それがKUROKO AIです。
最後に
AIはこれからも進化し続けます。
そしてその進化は、技術の進歩だけでなく、
どれだけ現場で使われるかによって決まります。
KUROKO AIは、現場で使われることを前提に設計されています。
使われることでデータが蓄積され、そのデータがさらに精度を高め、
より価値のあるアクションを生み出す。
[ 利用がそのまま進化に繋がります ]
だからこそKUROKO AIは、完成することのないプロダクトであり、
上限なく進化し続けるサービスだと考えています。
海外に行くたびに感じるのは、日本の店舗ビジネスのレベルの高さです。
サービスの質、細やかな気配り、現場のオペレーション。どれを取っても、間違いなく世界一だと感じています。
だからこそ、
そんな世界に誇るべき日本のサービス業に、
少しでも貢献できる存在でありたいと考えています。