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訪問介護事業や介護職・医療職専門求人サイト「ユースタイルキャリア」の運用など、様々な介護ビジネスを展開するユースタイルラボラトリー。 今回は、エンジニアとして多岐にわたり活躍する石丸さんにお話を伺いました。
石丸偉丈(2018年2月入社)
ヘルパーや家族の介護を十数年経験。フリーランスとしてサイト制作・Web開発を行いつつ、教育改革を志し、フリースクール運営などに従事。Web関連の技術を持っていたことと、ヘルパーや家族の介護をしてきた経験が総合的に活かせると感じ、ユースタイルに入社。現在は社内システム・情報システム部門のエンジニアリングマネージャーと、新たに開発した介護業務支援システム「careid(カレイド)」の運用サポートチームのリーダーを務めている。
IT技術で介護現場を支える
ーーエンジニアとして、どのような業務を担当していますか?
今年から「careid」という介護業務支援システムが社内の訪問介護事業所で導入されているので、その導入サポートを行うチームのリーダーをしています。具体的には、不具合報告や各種要望を受けて検証を行い、開発チームに詳細を伝達したり、開発されたプロトタイプのレビューを行って介護事業部の現場に伝えたりしています。
ーーエンジニアリングマネージャーも兼任されていますが、こちらはどのような業務でしょうか?
社内システム部門の方は、社内向け基幹システムのメンテナンス・開発をしているチームをまとめています。このシステムは介護業務支援だけではなく、労務面やコンプライアンス面での機能など、本当に多岐にわたるニーズに対応するための実装を行ってきました。
現在は「careid」を中心としたシステムへリプレイスを進めていますが、既存システムも当面メンテナンスや開発は続くので、チームのまとめや調整を行っています。
情報システム部門の方は、社内での様々な業務を効率化できるようサポートすることがメインです。インフラを整備したり、業務効率化できる便利ツールを作成し、社内に提供することで貢献しています。
ーー業務範囲がとても広いですね。業務をしていて、どのようなことにやりがいを感じますか?
自社開発なので現場との接点が多い仕事なんですが、「システムや機能があって助かった!」という感謝の声をいただけることにやりがいを感じますね。
「IT関連技術で介護現場を支える」という業務内容と会社の姿勢にも、強く共感しています。
ーー感謝の声がすぐに届く環境なんですね!「現場」を持っている開発会社はほぼない印象です。
はい、あまりないですね。だからこそ、層の厚い介護事業部と連携ができるありがたさを強く感じています。
「careid」を開発運用していくにあたって、普通の介護ソフト開発会社だとユーザーは外部にしかいないはずなんですよ。でもうちの場合は、内部に本番のユーザーがいる。
開発段階でも、介護事業部の現場のみなさんにシステムを使っていただいたり、色々ドメイン知識を教えてもらったりと、現場に根ざしたプロダクトなんです。
現場のニーズがダイレクトに届くところは弊社の強みであり、日々ありがたく感じています。
フラットな組織で、どんどん挑戦できる
ーー社内はどのような雰囲気ですか?
マネージャーなどの肩書きはあっても、組織としてはかなりフラットで仕事がしやすいなと感じています。
社長がとてもフラットに接するタイプですし、「良いと思うことはどんどん挑戦していこう!」という姿勢の方なので、そういった風通しの良い組織になっているんじゃないかと。
新しいことに挑戦しやすい環境なのも、楽しいと感じますね。
ーー社長がフラットだからこそ、それが風土として根付いているんですね。
やっぱり、組織というのはトップの影響がかなり大きいと思うんですよ。ガッチリした旧来型の組織だと、もう雲の上みたいな社長もいるでしょうし。
弊社の社長は、夏だと短パンにサンダルとかで出社してきちゃうような人で。THEベンチャーみたいな(笑)
すごくフラットで話しやすいので、ちょっと捕まえて「今これ気になってるんですけど」って話を普通にすぐできる。
社員数が増えても組織のフラットさが保たれていると感じます。エンジニア部門のリーダーも非常に話しやすい人ですし、自分も入社したばかりの人から「こうした方が良いんじゃないですかね?」と意見をもらうことがしばしばあります。
ーーチーム内の雰囲気もとても良さそうですね!
そうですね、ほぼリモートワークですが、Slackをはじめとするツールを通して頻繁にコミュニケーションを取っています。
チーム内で技術面の学習会をよく行っていたり、モブプロ・ペアプロで相互サポートをしたり、技術面・ナレッジ面の向上の機会があったり。より良い在り方を模索し続けるチームであることを気に入っています。
チーム内で切磋琢磨することで、常に技術面での向上の機会があることにも価値を感じますね。
挑戦したいことは山ほどある
ーーユースタイルに入社して、生活面などの変化はありましたか?
エンジニアはリモートワークを導入しやすかったので、コロナの影響でいち早くリモート環境になったのは大きな変化です。電車での通勤は時間がかかり体力も使っていたので、それがほぼ必要なくなったのはとてもありがたいことでした。
それから、ボーナスが出る・昇給がある、という状況をありがたく感じています(笑)。今までフリーランスや非営利団体で働くことが多かったので、ボーナスが出るという働き方をしたことがなかったんです。なので、純粋に嬉しいですね。
ーー労働環境が整うと、モチベーションも上がりパフォーマンス向上にも繋がりますよね!今後、ユースタイルで挑戦したいことはありますか?
はい、たくさんあります。(笑)まずは数年使い込まれてきた社内の基幹システムを、モダンな形にリプレイスしていきたいと思っています。新しい基幹システムである「careid」や今後開発する自社システム、他社のSaaS等への移行を一つずつ取り組んでいきたいのですが、まだまだ人的リソースが足りません。
あとは、弊社フランチャイズ部門の事業者の皆様への「careid」提供と、さらに広く全国の事業者の皆様への提供を行っていくことです。そのために、カスタマーサポート体制の充実と、介護業界知識をしっかり習得する初期学習コースの整備に取り組む必要を強く感じています。
それから、基幹システムのデータを解析できるメンバーの技術的底上げもしていきたいです。
ーーたくさんありますね!現在のエンジニア部の人数では少々厳しそうですが…
そうですね、そういう意味でもっとたくさんのエンジニアの方に入社していただきたいです。
弊社のエンジニアチームは現在10名強で、多岐にわたる自社開発プロダクトをしています。自社開発で継続的にプロダクトを育てたい、という方に特におすすめですね。
働きながらスキルアップできる環境なので、技術力の高いメンバーと切磋琢磨していけます!