こんにちは!エニトグループ(with/Omiai)の採用担当です。
このほどサービス開始から13周年を迎えた『Omiai』。第二創業期に差し掛かる今、サービス強化に向けたエンジニアの積極採用に取り組んでいます。
今回、インタビューに登場するのは、韓国出身でJava開発のキャリアが20年以上のベテランエンジニアのソクさん。大手企業からスタートアップまで、さまざまな環境でスキルを磨いてきたソクさんがなぜOmiaiを選んだのか。本記事では、ソクさんのこれまでのキャリアや当社に入社した経緯、開発で大切にしている思想や価値観などについて話を聞きました。
株式会社エニトグループは20代を中心に価値観重視の出会いを提供しているマッチングアプリ『with(運営:株式会社with)』と恋愛結婚を叶えるマッチングアプリ『Omiai(運営:株式会社Omiai)』の二つのマッチングアプリ企業を運営統括しています。
<プロフィール>
バックエンドエンジニア Kyounghwan.Seok(ソク・ギョンファン)
韓国のSIer企業に就職後、2019年に来日しNHN JAPANへ転職。ECソリューション事業を行うグループ子会社でITアーキテクトとして開発業務に従事する。その後、2021年に知人とシステム開発会社を立ち上げ、大手企業のバックエンドシステムやサーバーサイドシステムの改修・アップデートに関わる。2025年3月、株式会社Omiaiに入社。
新しいチャレンジを求めて。海外就職、起業、そしてOmiaiへ。
ー経歴について教えてください。
韓国にあるSIer企業にエンジニアとして就職し、BIソリューションの立ち上げ・開発に携わりました。その後、海外で働いてみたいという想いが芽生え、2019年に来日しNHN JAPANに入社しました。NHN JAPANでは、ECソリューション事業を行うグループ会社に所属し、アーキテクトとして活動。具体的には、技術構成の把握や分析をして、古いソースコードやシステムを現代的なアーキテクチャへ段階的に移行するような業務を行っていました。
ーその後、会社を起業されたんですよね。
そうです。在籍していたグループ会社が他の会社に売却されることになったんです。譲渡先の会社に行くことも検討しましたが、知人から「一緒に会社の立ち上げをしませんか?」と声をかけてもらい、2021年に起業をしました。そこでは、主にオンサイト型でクライアント企業様のシステム開発や運用の支援を行っていましたね。大手人材会社のバックエンドシステムや大手インフラ会社のサーバーサイドのシステムPJのリーダーやサブリーダーなどを歴任しました。
ーそこから、なぜ転職を考えるようになったのでしょうか?
会社を経営することは予想以上に大変なことも多くて。結局、あまりうまくいかずに2024年に転職を考えるようになりました。転職先としては、BtoCの自社サービスを運営している会社を中心にみていました。やはり、BtoCだとお客様の喜びや感謝の言葉が身近にあり、自分の業務が世の中の役に立っていることを実感できるからです。
ーOmiaiに入社をしようと思った決め手を教えてください。
まずマッチングサービスというものに純粋に興味を持ったからです。また、これからさまざまな新機能を開発する予定で、エンジニアにとって非常に面白い環境であるということを聞いて面白そうだなと感じたことも決め手となりました。
開発に大切なのは「技術」ではなく「柔軟性や拡張性」
ー現在の業務内容について教えてください。
2025年3月にOmiaiに入社し、サーバーサイドチームでバックエンドエンジニアをしています。ゆくゆくは、テックリードを担当することになっているため、Omiaiで用いられている技術スタックと開発環境の把握のほか、プロジェクトの背景や目的、技術的課題の理解などを行っています。
ー入社してみて、どんな印象を受けましたか?
第二創業期さながらの雰囲気で、皆さん非常に活発に動かれているという印象を受けましたね。Omiaiの開発に携わる一員として、まだまだ自分の役割や実力を発揮できるような部分が多くあると感じられて、これからの開発が楽しみです。
ー開発をするうえで大切にしている思想や価値観について教えてください。
「いかに管理しやすいシステムや開発環境を構築するか」を重視して開発を進めています。これは、モダンな技術の導入を優先して開発を進めたものの技術的負債が蓄積し、結果的にリファクタリングやリアーキテクトなどを行わなければいけなくなる事例を数多くみてきたからです。実際に、技術的負債を抱えたシステムの再設計やマイクロサービス化に関わった機会もありますが、一時的にサービスが停止するリスクを懸念して頓挫してしまうケースもありました。
また、自社システムの開発環境が古いままだと、SFAなどのバージョンアップデートに伴って業務プロセスやデータと整合性がとれなくなったり、連携エラーが起こったりするケースも考えられます。ですので、中長期的にコストがかからない設計、すなわち柔軟性や拡張性が高い開発環境を構築することが極めて重要といえます。
ユーザーの声をダイレクトに感じられる喜び
ー入社してOmiaiならではと感じる瞬間は?
まだ入社したばかりの自分にも、とても接しやすい雰囲気を作ってくれたことが印象的でしたね。また、Omiaiにはメンバーの思いや考えを知る機会として「フリーランチ」といった制度があります。こういったところからも、部門や役職関係なくフランクに話せるカルチャーが根付いていることを感じますね。
ー今後、Omiaiの組織課題や成長にどう貢献したいか、展望を教えてください。
まずは、Omiaiのプロジェクト全体像と開発組織の構成などを理解し、Omiaiの即戦力となりうるテックリードになれるよう日々邁進していきたいです。
もう少し中長期的な話でいうと、もっと技術の幅と深さを広げていきたいですね。今まで、20年以上Javaエンジニアとして活動してきましたが、異なる領域の技術や新しい知見などにも対応できるような技術者、エンジニアになれたらと思います。
ーどんな人と一緒に働きたいですか?
もっと新しい技術に詳しくなりたいという好奇心のある方、Omiaiのプロダクトの開発環境を積極的に改善していく意欲のある方と働きたいですね。私もまだ全ての技術やノウハウを知っているわけではないですし、お互いに技術を共有し合って切磋琢磨していける、そんな方に来てもらえたら、今以上に面白い環境になるんじゃないかなと思います。
ー最後に、Omiaiで働くことに迷っている方へメッセージをお願いします!
Omiaiは人と人との縁をつなぐマッチングサービスです。ユーザーからダイレクトに感謝の声や機能追加や改善に対する要望をもらうことができ、非常にやりがいを感じられる仕事だと思います。
リアーキテクトプロジェクトがすでに完了し、現在は新機能開発やさらなるサービス改善に向けた取り組みが複数動いています。ここからは、新機能の企画・開発、UI/UX体験の進化、さらにはプロダクトのバージョンアップをスピード感をもって展開していきます。
このフェーズは、単なる実装にとどまらず、技術選定から設計、組織作りまで幅広く関われるチャンスにあふれています。エンジニアが開発した機能やアイデアがユーザーの手に届くスピード感や、それが事業成長に直結する感覚などを味わえるのもスタートアップならではの醍醐味。ぜひ興味がある方は、ご応募をお待ちしております!