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実は法律違反?DIYで気を付けたい電気のアレコレ

こんにちは

株式会社ネッツの平山です

コロナの第6波で「おうち時間」が増える方が多いと思います

時間があるときにやりたくなることといえば・・・

【部屋の模様替え】や【DIY】ではないでしょうか?



私自身も、去年の年末に部屋の模様替えをしました。

家具を一度部屋から放り出し、6畳の和室にウッドカーペットを敷き詰めて

なんちゃってフローリングにしたり

使い勝手がいいように部屋のコンセントの配線を行ったり

部屋のWiFiの通信環境が不安定だったので(アレクサが言うことを聞いてくれませんでした・・)

部屋までLANの配線をしたりと、全然ゆっくりしない年末でした。

部屋の配線をしている所ふと思いました。

世の人は、電気系のDIYはどうしているのだろうと・・・

電気工事の業界では「電気工事士」の資格が無いと工事できないのは常識なのですが・・・

一般的にはどこまでOKでどこからがNGなんかわからないですよね?

なので今回はその線引きをしてみたいと思います!


まず簡単に説明いたしますと、電気に関する工事の決まりは

【電気工事士法】という法律によって定められています。

それを守らないと、ケガや事故につながることも少なくありません。

ですので、定められている禁止事項は、電気工事士に依頼するか電気工事士の資格を取るかをしてDIYしてくださいね。

ではまず一番に候補に挙がりそうな

【コンセント・スイッチ類の取り付け】

ホームセンターなんかに行ったらこのようなコンセントがいろいろな種類売っています。



埋め込みコンセントというもので壁や天井内を通り、壁に空いた穴まで配線して、器具を取り付けます。

裏はこんな感じで一見簡単に取り付けできそうな気がするのですが・・・



これは免許を持っていない人が触るのはNGです!

コンセントと同様にスイッチも素人が触るのはNGとなっています。

理由というまでもないのですが、

電気の配線ミスや施工の不備でコンセントの配線がショートすることが考えられます

コンセントが黒焦げになったり、つないだ器具が焼損してしまったり・・・と

それぐらいで済めばいいのですが、ショートした際に火花が散って

壁の中などにたまった埃に引火でもしたら・・・



かなり恐ろしいことが予想できますよね・・・

また、ショートしなくても付けたコンセントが常時電気を使えなくなることも・・・

家庭用の電気の配線は照明器具のスイッチも通っています。

配線に失敗すると、スイッチがONで照明がついたときにしかコンセントが使えない・・・

といったことや、施工不良で感電してしまうことも考えられます。



逆にコンセントやスイッチの関係でできるとすれば

カバーを取り換えることぐらいではないでしょうか?

長い間使っているとカバーの色がくすんできたり、周りの家具の色と違って浮いてしまったりといったときに交換するのは可能です。

最近で100円均一なんかでもアンティーク調のカバーがあったりしますよ!

次に【シーリングライトなどの交換】は・・・


勿論OKです!

但し、写真のようなシーリングライトをひっかけている引掛けシーリングを交換するのはNGです。

つまり、電気の配線をいじったり、配線を器具に接続したりといった行為はNGです。



その作業を行うには「第2種電気工事士」の資格が必要となってきます。

では最後になりますが・・・

【インターホンの取り付け工事】

これは・・・

OKなものとNGなものに別れます。

まずOKなものは・・・

受信器の電源がコンセント式の物で、本体までの配線(36V以下)

逆にNGなのは

受信器の電源がコンセントではなく直接配線を行うもの・本体と受信器間が37V以上のもの。

購入時のパッケージや取り付け説明書などに電気工事士の資格が必要なものは明記されていると思いますのでそちらで確認してもらうといいと思います。

電気工事は正しい知識・資格が無いと火事やケガ、大事故につながることも少なくありません。

ルールをしっかり守って【おうち時間】のよきDIYライフをお過ごしください。

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