Offshore & Port Tech in SEA JAPAN 2026に出展しました
こんにちは!エイトノット 船舶知能化事業部の福田です。
エイトノットは、2026年4月に開催された「Offshore & Port Tech in Sea Japan 2026」にブース出展しました。
2024年の初出展に続き、今回が2回目の出展となります。
Sea Japanは、造船・海運・舶用機器など、海事産業に関わる企業・関係者が集まる国際展示会です。2026年は「次世代海事産業のための国際展示会」として、環境対応やデジタル化、港湾・オフショア領域など、幅広いテーマが扱われました。
エイトノットが出展した「Offshore & Port Tech」は、作業船・特殊船、港湾技術、離着岸技術、自動化・制御、AI、ソフトウェアなどを対象とした展示領域です。私たちが取り組む「船舶の知能化」や「船の自律航行」とも非常に親和性の高い領域でした。
AI CAPTAINは「システム」から「モジュール」へ
今回の出展で特に伝えたかったのは、エイトノットの事業フェーズが一段進んでいるということです。
これまでエイトノットは、小型船舶向けの自律航行システム「エイトノット AI CAPTAIN System」を中心に、既存船に後付けできるレトロフィット型のソリューションを提供してきました。実際の船にシステムを搭載し、現場で検証を重ねながら、船の自律航行に必要な認識・判断・制御の技術を磨いてきました。
今回の展示では、そうした実績をベースに、船舶の知能化に必要な技術要素をパートナー企業向けに切り出して提供する「エイトノット AI CAPTAIN Module」を紹介しました。
自律航行システムをまるごと提供するだけではなく、周囲認識、経路生成、操船制御、着桟支援など、必要な技術をモジュールとして提供する。これにより、小型船舶だけでなく、大型船、内航船、防衛、作業船など、より幅広い領域へエイトノットの技術を展開できる可能性が広がっています。
今回展示した「エイトノット AI CAPTAIN Module」の紹介動画は、YouTubeでも公開しています。船舶の知能化に向けて、エイトノットがどのような技術要素を提供しているのか、ぜひ動画でもご覧ください。
パートナー企業とともに、新しい価値をつくる
ブースの様子
ブースでは、知能化モジュールの紹介動画やパネルに加え、パートナー企業との共同開発事例も展示しました。なかでも、東京計器株式会社様と共同開発を進めている大型船向けの着桟監視システムについては、動画とパネルで紹介しました。
さらに、東京計器様のブースでも共同開発事例として取り上げていただき、エイトノット単独ではなく、業界のパートナー企業の皆さまと一緒に新しい価値をつくっていく取り組みとして、多くの方に関心を持っていただきました。
模型船デモで伝えた「船の自律航行」
模型船と水槽のデモ
また、今回の展示では、水槽を使った模型船による自律航行デモも実施しました。
実際に船が動く様子を見ていただくことで、資料や言葉だけでは伝わりにくい「船の自律航行」のイメージを、より直感的に感じていただけたのではないかと思います。
立ち見が出るほどの関心をいただきました
出展企業プレゼンテーションの様子
出展企業プレゼンテーションにも登壇し、50席ほどの会場に対して、立ち見が出るほど多くの方にご来場いただきました。
海事産業における人手不足、安全性向上、業務効率化といった課題に対して、船舶の知能化や自律航行技術への期待が高まっていることを、改めて実感する機会にもなりました。
事業開発メンバーが感じた、市場づくりの手応え
今回、来場者対応を担当した船舶知能化事業部 統括責任者の城尾は、展示会を振り返って次のように話します。
船舶知能化事業部 城尾
今回の展示では、「既存船に後付けできるシステム」というこれまでの強みに加えて、AI CAPTAIN モジュールとして技術要素を切り出して提供できる点に、多くの方から関心を持っていただきました。
来場者の方々とお話しするなかで、エイトノットの技術が小型船舶にとどまらず、大型船や作業船、防衛領域などにも広がっていく可能性を強く感じました。まだ市場ができあがっているわけではないからこそ、顧客やパートナーと一緒に課題を整理し、新しい事業をつくっていく面白さがあります。
エイトノットの事業開発は、完成した製品を売るだけの仕事ではありません。
現場の課題を聞き、技術チームと議論し、パートナー企業と連携しながら、「船舶の知能化」が社会にどう実装されていくべきかを考え、形にしていく仕事です。
まだ形のない市場を、一緒につくる仲間へ
エイトノットは、まだまだ少人数のスタートアップです。一方で、向き合っているテーマは、海上交通、物流、防災、防衛、地域交通など、社会インフラに深く関わる大きな領域です。
現場で船を動かし、パートナー企業と議論し、まだ形のない市場をつくっていく。今回の「Offshore & Port Tech in Sea Japan 2026」は、そうしたエイトノットらしい挑戦が詰まった展示会だったと感じています。
船舶の知能化や船の自律航行は、まだ社会実装の途中にある分野です。だからこそ、技術開発だけでなく、事業開発、パートナー連携、現場実装、広報、採用など、さまざまな役割の人が関わる余地があります。
エイトノットでは、海の産業を次の時代へ進める仲間を募集しています。
少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひ一度、私たちの取り組みをのぞいてみてください。