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【CTOインタビュー】「助けられるのも、頼るのも、信じるのも」efitで知った/CTO飛田剛

株式会社efitでは、Wantedlyを見てくださる方にefitの魅力や思い感じてもらえるよう、インタビューを実施しています。今回は、CTOの飛田剛(ひだたけし)さんの人となりに迫ってみました。

■「自由になりたい」一心で仕事に打ち込んできた

―――efitに参画する前はどんなお仕事をしていたんですか?

大学卒業後は大手企業でSEとして3年経験しました。
SEとして仕事を始めたのは「響きがカッコいい!」という理由でしたが(笑

入社後すぐに、プログラミングやSQLの基本的な研修を行った後、金融ミドルウェアの開発に携わりました。そこで金融工学や今の仕事の基礎となる知見を得た流れです。

ただ、その会社では「自由になれる未来」が見えず25歳で退職。
その後10年ほどフリーランスで仕事をしていました。

フリーという文字通り、「自由」になれるかというとそうでもなく(笑
よし「自分の会社を作ろう!」と思い、今も続けていますがシステム会社を起業しています。
ただ、自分のプロダクトがあるわけではなく受託開発がメインなので、時給換算はあがるけど時間の切り売りだなと。

そんな中、2017年に代表の宮原から「efitを立ち上げるから」と誘われて今にいたります。

―――宮原さんとどのように出会い、一緒にやろうと決めたのでしょうか?

宮原と初めて会った頃は、既に10年以上エンジニアとしてのキャリアを積んでおり、「何か」をエンジニアリングすることに対しては、それなりの自信がありました。

ただ、物は作れるけど、「誰にどんな形で広める」といった知見が自分には足りなかった。なので、「自分ひとりじゃなくて誰かとやるべき」と思い、起業者が集う会に参加したところ、その中に宮原がいました。

自分でもびっくりするくらい、本当にたくさんの人と話したのですが、責任感が伴っていなかったり、プロダクトに可能性を感じなかったり・・。
その中でも宮原の話には可能性を感じたし、「宮原自身が、自分にコミットできる人だ」って思えたのが一緒にやろうと決めた理由です。

―――そうだったんですね。プロダクトでもあるQUOREA(クオレア)は、どんなサービスなんですか?

QUOREA(クオレア)には、「人間の判断は間違うことがある」という前提があります。
もっというと「今の価格は間違っているかもしれない」という前提です。

例えば現株価1,000円の会社があるとします。その会社の株の価値って、今は確かに1,000円かもしれませんが、未来永劫1,000円かどうか、本当にその価値が1,000円なのかはわからない。もしかしたら、1,500円かもしれないし500円かもしれないですよね。

この「まだ発見されていない価値」を、過去のデータを紐解いていた上で見つけようとしてるのがQUOREA(クオレア)です。

言い換えれば天気予報みたいなものでしょうか。紐解けるデータが膨大になればなるほど精度もあがっていく。なので、昔よりも天気予報の精度ってあがってると思うんですよね。


■efitで「誰かに頼ること」を覚えた

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―――飛田さんが仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?

意思を持って「未知のものからとりかかること」でしょうか。

仮に未知度100%のタスクがあるとします。
そのタスク自体は、いつ終わるのか、どう扱ったらいいのか、何が必要か、どれだけコストがかかるのか?も何もかもわからない。それってとんでもないリスクだと思うんです。

例えるなら大きな爆弾。

その爆弾は放置していてもしぼむことはなく、むしろ膨らんでいく。
「いよいよ爆発した時には手に負えない大惨事が待っている」そんな状態です。でも爆弾って触りたくないじゃないですか。手をつけるにはすごく強い意志が必要ですし。

逆にもし未知度0%のよくわかってるタスクがあるなら、絶対それをやりたくなると思うんですよ。
でも、放置していても一向に解決しないこと、むしろ大惨事が待っているであろうことを考えると「自由になる」という観点からもその未知から手がけないといけないぞ!って思って取り掛かってます。

―――「自由になるため」に頑張ってるんですね。

実は他人って未知の塊だと思ってて(笑

正直、efitを創業する前は何でも自分ひとりで解決してきました。こんなことを話すとすごく嫌味に聞こえるかもしれないんですが、「頭を使う」という事に関しては人並み以上に出来てきたなと感じていて。なので、未知でもある他人に頼る・関わるのを、半ば避けてきたように思います。

ただ、efitを創業しプロダクトを創っていく中で、自分ひとりの力ではできなかったであろうことを、会社の仲間たちのおかげでクリアできたってことが何度もありました。

誰かに助けられるのも、誰かを頼るのも、誰かを信じるのも。

efitが初めてでした。
凄い新鮮でしたし、掛け値なしに仲間って「ありがたいな」って。だから今は「一緒に働く仲間たちのためにも頑張りたいな・頑張らなきゃな」って、心の底からそう思ってます。

―――最後に、efitに興味を持ってくださった方にメッセージをお願いします

創業時と比較すると人が集まってきてくれて、プロダクトも整ってきました。ただ、まだまだ抜けているところも足りないところも沢山、というかそれしかないんじゃないかという位あります。

「そこの穴、埋められるかも」「もしかしたら自分のスキルが役に立つかも」「一緒に未来を見てみたい!」っていう熱い想いとスキルをもったあなた、ぜひ一度フランクにお話させてもらえたら嬉しいです。

よろしくお願いします!

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