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新卒で就職を放棄してからベンチャー企業にたどり着くまでの話

「Digital monkeyで働いているメンバーを通して、どのような人が集まる会社なのかを知ってもらいたい」ということで、社員インタビュー第1弾!

今回は、採用と広報を担当している中薗さんにお話を聞きました。大学卒業後にモデルとして活動した後に大企業に入るも早々に転職、そして現在ベンチャー企業へと行きついた中薗さん。変わったキャリアとなったそのプロセスを話してもらいました。

世の中なめてた女子大生時代

テレビや雑誌の中の世界に憧れる田舎のミーハー女子高生だった私は、「絶対東京にでて有名になりたい!」という一心で志望校を決めました。動機は単純でしたが、赤点常習犯だったところから何とか第一志望の大学に合格しました。

合格した時は「これで東京の女子大生になれて、もしかしたら読モとかになって女子アナになれちゃうかもしれない!」と完全に有頂天で脳内お花畑でしたね。(笑) 東京にいるだけでそんなチャンスがゴロゴロ落ちているものだと思い込んでいました。

でも当然そんなに現実は甘くありませんでした。

入学してからは、サークルに入って飲み会三昧で授業も休んで…。まさに、ダメ大学生。楽しそうで楽な方に流されているうちに「有名になりたい」と思っていたことも忘れてしまって、自分から努力や行動をしていなかったんです。そうしているうちにあっという間に3年生になって、女子アナは当然のことながらその他にも志望していたマスメディア・広告という業界にひっかかりもしないという現実が待っていました。

周りの友達の髪の毛がどんどん明るく戻っていく中、私はずっと真っ黒な髪から抜け出せないままでした。

本当にやりたい事ってなんだっけ?自分に素直になってみた

「もう就活なんてやめたい」そう思っていた時、小さな不動産会社から待望の内定を貰いました。でもいざ手にしてみると、不安になってしまったんですよね。

大学を卒業したら会社に就職をしなきゃいけないと思い込んでとにかく内定を求めてきたけど、そんなの誰が決めたの?私のやりたい事ってなんだったっけ?と今更ながら考え込んでしまったんです。そしてぐるぐる考えた末に「まだ22歳で若いんだから、やりたい事やってよくない?」と完全に開き直っちゃって。(笑) 最終的に「やっぱり有名になりたい。そこに挑戦もしないで流されて別の道に進むのは嫌だ」という答えにたどり着きました。ここでようやく、周りの目を気にせず自分のやりたい事に正直に向き合う覚悟ができたのです。

この選択は、私にとってとても大事な転換期だったように思います。

流されるのではなく自分で納得して選択することで、覚悟が生まれる。

就活を通して自分の人生というものを考え、頭では知っていても自分のものにできていなかったそんな言葉を身をもって実感することが出来たからです。


その教訓を活かして

その後、「有名になりたい」×「背が高いという自分の武器」で考えた結果、モデルとして4年間活動していました。結局有名になることは叶いませんでしたし苦しいことも沢山あった4年間でしたが、自分自身で納得して覚悟を決めて選択した道だったからこそ、そんな中でも努力を続けることが出来ました。しかし26歳で今後の事を考えた時に「全力で努力をし尽くしたけど、このままモデルを続けて1人で食べていける稼ぎを保てる気がしないな」と考えて、思い切って就職活動をしてみることにしたんです。

26歳になってもやっぱりミーハーだった私は、就職活動の末に何とか誰もが知ってる大企業に雇ってもらう事に成功。これで一安心、そう思っていたのですが、いざ働きだしてみると思っていたのとは違う現実が多々あって…。ずっと自分勝手に生きてきた私には、色んな決まり事で守られている大きな企業で仕事をすることが難しかったのです。

うすうす自分でも感づいていましたが、ここにきて自分は「社会不適合者」だと確信しましたね…。(笑)

一度そう実感してしまった以上ここで働き続けられない。そう考えていた矢先に弊社の社長の天野と話をする機会がありました。「やりたい事をやりたい」「自分が納得できるやり方で仕事をしたい」という自分勝手な部分も含めて、私の経歴や人となり等を包み隠さず話しました。そしたら一言、「じゃあうちで働く?」と言ってくれたんです。「うちならそういうマインドを持った人が活躍できる環境があるよ」と。

その一言で転職を決めた私は、現在ベンチャー企業である弊社にて採用と広報という分野に携わっています。まだ3期目の企業なので手探りな事も多いのですが、それだけ自分のアイディアを形に出来るし、自分勝手で社会不適合者だと感じていた私の性格が活かせる環境なので「自分で考えて納得して行動する」というポリシーを大切にしつつ働くことができるのです。

「社会不適合者」である私ですが、だからこそ活躍できる。そしてそんな私を戦力として扱ってくれる器の大きさが、Digital monkeyにはあります。

もし現状に窮屈さを感じている人がいれば、ぜひ一度お話しましょう!あなたが活躍できる場が、ここにはあるかもしれません。

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