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派遣社員として入社し、2年半で正社員に――未経験からスタートしたマーケティングキャリアの軌跡

DearOneでは約200名(2024年3月時点)の従業員がさまざまなワークスタイルで働き、一人ひとりのキャリアにストーリーがあります。

今回は、3年前に派遣社員としてDearOneにジョインしたことをきっかけとして、その後アルバイトから正社員へと雇用形態を変え、現在はマーケティング担当として働く松尾のストーリーをご紹介します。


派遣社員としてスタート。名古屋への引っ越しがきっかけでアルバイトに

―――DearOneで働きはじめたきっかけを教えてください。

最初は派遣社員として、グロースマーケティング事業の営業事務をしていました。その頃は東京に住んでおり、オフィスに出社していた時期もあったのですが、すぐにコロナ禍となり、全社的にリモートワークへと切り替わりました。

初めてオフィスに行った時は、卓球台やカラフルなビーズソファが置いてあるのを見て、「あぁ、これがベンチャーなのか!」と驚きました(笑) それまでは金融系の会社や予備校に勤めていたため、毎日決まった時間に出社し決まった場所で仕事をする、という働き方だったので、フレックス勤務や皆さんが思い思いのデスクで仕事をしているフリーアドレス制にカルチャーショックを受けたのを覚えています。

―――なるほど。初めてIT業界には、いろいろと驚きがありそうですね。 そこから正社員になったのはどのような経緯だったのでしょうか。

派遣社員として働く中で、営業事務のほかにマーケティングユニットのサポート業務にも携わるようになったのですが、ほどなくして夫の名古屋への転勤が決まり、帯同するため派遣契約はいったん終了することにしました。

ただ、名古屋に行っても何かしら仕事は続けたい気持ちがありましたし、1年間勤めたDearOneでの仕事はやりがいもあって、一緒に働いてきた皆さんともっと仕事がしたかったので、名残惜しい気持ちでいました。

派遣契約の終了が決まり、そんな風に考えていたところ、ありがたいことにアルバイトとして名古屋からリモートワークで仕事を続けないかとお声がけいただいたのです。

アルバイトとして働きはじめるタイミングで、営業事務からマーケティングユニットに所属が変わり、ウェビナー運営のサポートをはじめマーケティング関連の業務を幅広く担当するようになりました。

マーケティングの仕事は未経験で不安もありましたが、派遣契約で働いていた頃から興味があったので、とてもうれしかったです。


そこから1年半ほど経ち、上司から「今後のキャリアをどう考えているか?」と聞かれることがあり、マーケティングの仕事の幅をもっと広げていきたいという気持ちが大きくなっていることを伝えたところ、正社員としてのオファーをいただきました。週に一度以上オフィスに出社することを必須とするDearOneで、そのようなオファーをいただけたことは大変貴重に感じています。

―――きっと松尾さんのそれまでの仕事ぶりが評価されていたからこそ、正社員登用につながったのですね。では、現在担当されているお仕事について教えてください。

正社員として働きはじめてからも、引き続きマーケティングユニットに所属し、DearOneが提供するマーケティングツールを活用して企業の成長を応援する、オンラインでのマーケティングセミナーや勉強会の企画と運営を担当しています。また、そういったウェビナーの集客を目的としたメルマガの作成や配信リストの管理も行っています。

フジテレビさまとのコラボレーション企画であるYouTubeコンテンツ『シゴトズキ』の制作にも携わるようになり、社内だけでなく社外の方々と一緒にコンテンツをつくり上げていくことへの楽しさややりがいを感じています。

マーケティングの仕事の幅が広がり、現在はさまざまな企画を主担当として任せていただけるようになりましたが、ウェビナーなどの企画を考える時には、まだ不安になったり悩んだりすることがあるので、そういう場合には上司やチームの方に相談や確認をし、周囲の力を借りながら仕事を進めています。

初めて任された大仕事を成功に導くことで、大きく成長できた

―――正社員になってから半年ほど経ちましたが、これまででご自身が一番成長を感じた仕事は何でしたか。

2023年2月にオンラインで実施したグロースマーケティング勉強会は、企画から集客、当日の運営までを初めてイチから主担当として担い、学ぶことがとても多かったです。

それまでのウェビナー開催時の私の担当領域は、チャット対応など補助的な役割がメインであり、運営面のハンドリングは上司とチームメンバーの二人で担ってくださっていました。しかし、そのウェビナーの日は二人とも他の取材対応が入ったため、開催準備を含む、運営に関するすべてのハンドリングを初めて任されることになったのです。

これまでの勉強会の企画は登壇する講師と相談しながら進めていたのですが、この勉強会では、当日に投影する全体資料の作成や、タイムテーブルを決めたりシナリオの構成を考えたり、といった準備は私が行いました。

また、内容が非常にニッチな勉強会だったので、あえて集客のターゲットリストを絞り込んだり、どうやったら来てほしい企業の方に申し込んでいただけるか試行錯誤しながらメルマガの内容を考えたりなどの取り組みも必要でした。

そして、反応を見ながらではありますが、従来の倍以上の回数でメルマガ配信を行う工夫をしながら、社内の他部署からターゲット企業に直接声掛けをしてもらうなど、部署を横断した人海戦術も駆使しました。

他にも、アプリ、プロダクト、サービスを改善しグロースさせるための戦略や技術のノウハウを発信するメディアである、GROWTH MARKETING MEDIAの記事を制作し、勉強会への興味関心を喚起することで集客を促進するなど、ありとあらゆる施策を行いました。

結果、目標としていた応募数を達成しつつ、ターゲットとしていた企業の方々にご参加いただくことができました。


このように、そのウェビナー開催にあたっては集客のためのさまざまな工夫をしながら、イチから準備を行い、また当日はいつも頼っていた方々が不在である中、初めて私が主担当として運営を担い成功に導くことができました。この経験では、自身のマーケティングの知見が深まるとともに、これまでにない大きな達成感を得て、成長にもつながったと実感しています。

―――では、現在の仕事でどのようなときにやりがいを感じますか。

自分の企画が形になり、その反響や成果が数値として可視化され、目標の達成を実感できたときにはとても嬉しいですし、改善ポイントが見えたときには次の企画や施策に生かしていけるので、やりがいを感じます。

また、私がつくるメルマガを1万超の人々に読んでもらえるチャンスがあることや、企画したウェビナー、SNSなどを使ったあらゆるマーケティング活動がMQL(Marketing Qualified Lead=マーケティング活動により創出した有望な見込み顧客のこと)につながるのも、この仕事の醍醐味です。

派遣社員やアルバイトとして働いていた頃は事務の仕事が多かったため、自分で企画・実行・分析・改善するというPDCAを回すこと。そして、担当案件の最初から最後までを自分ですべてやりきるという経験が大きなやりがいになっています。

マーケティング未経験だった私にどんどん仕事を任せて、挑戦させてもらえるのがとてもうれしいですね。

目標と責任をもちチャレンジを続けながら、自分のスキルラベルを確立したい

―――DearOneはやる気がある人にはいろんな成長機会が巡ってくる会社ですよね。他にDearOneで働いていて良かったと感じるのはどのようなときでしょうか。

働いている皆さんの仕事に対するマインドや取り組む姿勢が好きです。

ベンチャー企業というと、何を捨てでも仕事に時間を割く、いわゆるゴリマッチョ系の人ばかりいらっしゃるのかと想像していたのですが、DearOneにはそういう雰囲気はあまりありません。

もちろん仕事には真摯に向き合って、やることはきちんとやる方ばかりなのですが、それだけではなく、自分の仕事以外の時間も皆さん大切にしています。

エネルギッシュに仕事はやりきるのですが、休むときは休んで、仕事とプライベートのメリハリをつけられる、自分の生活も大切にできる企業風土なのですよね。

また、たとえば誰かが体調不良で仕事ができない状況になったときには、「代わりにそれやっておくから休んでね」と手を差し伸べてくれる方が周りにたくさんいます。 そんなサポーティブな人たちが多いのが、DearOneの良さの一つだと思います。

―――今、目標にしていることは何ですか。

まずは担当している仕事でしっかりと独り立ちすることです。

会社の皆さんはそれぞれの領域で突出した得意分野があり、「●●だったら、この人」といったように、確立されたスキルラベルを持っている方ばかり。

私は主担当であるウェビナーの企画・運営やメルマガの運用においても、まだ自信を持てない部分があり、周りの方に頼らせていただいています。

この状況を早く乗り越え、「ああ、そこなら松尾さんだね」と、むしろ周囲に頼っていただける存在になることが今の目標です。

そのためには、引き続きさまざまなことにチャレンジしながら経験値を上げ、また他社のセミナーに参加するなどの勉強を続けることで、知見を深めていけるよう努力していきたいと思います。そして、成功だけではなく失敗からも多くを学べるよう、課題には真摯に向き合い、常にユーザー目線に立って改善を繰り返していくことが大切だと考えています。


―――それでは最後に、松尾さんが一緒に働いてみたいと思う人物像を教えてください。

DearOneのValueとしても掲げている、「当事者意識」が高い方と働きたいです。

私自身も常にそうあれるように気をつけているのですが、自分の担当業務だけでなく、周りにも目を配り、会社のあらゆることを自分事としてとらえ、動ける人。

そして何事も、他人事として傍観者になるのではなく、自らも手を動かしたり、助けたり、周囲を巻き込んで一緒に解決していくなど、そういう人がDearOneには多いですし、そのように考えられる人は自分が困っているときに他者から助けてもらえるようになりますよね。

当たり前なことのようですが、そのようなマインドを持つ人が会社にあふれていれば、きっとチームの成果や会社の成長につながっていくと思います。

※本インタビュー内容は2023年3月時点での情報です

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