こんにちは、データX人事の清水です!
組織文化を重要視する弊社では、
「新卒社員を中心とした組織創り」をしており、
新卒採用に力を入れています。
学生の皆さんから、面接 / 面談の場で、よくいただく質問として、
「新卒で、スキルも経験もないのですが、活躍できるのでしょうか?」
「スキルや経験のある中途社員を採用した方が、事業の成長が速まるのではないでしょうか?」
というものがあります。
私自身もデータXの選考を受けていたときに、同じ疑問を持っていました・・・
ただ、入社してすぐに、その疑問は解消されました!何故なら、
「教育研修の環境」がとても充実しており、新卒が活躍できる土壌があるから。
今回は弊社の教育研修の環境について、ご紹介します!
●どのように「教育研修の環境」を充実させているのか?
弊社には、教育コンテンツを作ることを専門とした部署があります。
それが、
ナレッジマネジメント Unit
です。
ナレッジマネジメント Unitは、
高い成果を出している社員が持つ”知識や経験、ノウハウ”を抽出し、
他の社員が閲覧 / 習得 / 利用できるようにするための”講義”や”教科書”を作り、
更に、得た知識の「定着」を図るための”問題集”や”テスト”の作成までを
ミッションとした部署です。
この講義や教科書に該当するのは、例えば、
「トップ営業マンが、商談時に話している内容を録画した、プレゼンテーション動画」
「マーケティング知識の豊富な社員が考えた、マーケティング施策資料集」
などです。
データXでは、これらの資料や動画を、総称して
「ナレッジ」
と呼んでいます。
どのような「ナレッジ」があるのか?
ナレッジには、以下のような知識を資料や動画に落としこんだものが存在します。
・様々な業界の市場環境やビジネスモデル
・ITシステムの仕組み
・ITツールの種類(ex,CRM / SFA / MAなど)
・データの種類や扱い方(ex,連携方法、加工や統合方法など)
・デジタル広告の種類
・デジタル広告の効果測定方法
・マーケティングKPIの種類や用途
・開発 / プログラミング (ex,HTML / CSS / JS / Rails / Go言語などの基礎的な書き方)
・b→dashの機能
・b→dashの操作方法
・b→dashの業界別活用事例
・b→dashと競合ツールの違い
・b→dashを顧客へ導入する方法
・・・などなど、挙げていくと切りがないほど、沢山のナレッジがあります。
すべてはご紹介できないため、
以下5種類のナレッジ資料を抜粋してご紹介していきます!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【①業界ナレッジ】
概要
業界(ex,保険、メーカー、通販etc...)ごとに
以下のような項目についてまとめられたナレッジです。
・業界の定義
・ビジネスモデル
・市場規模
・利益構造
・市場におけるプレイヤー
・その業界に共通する事業上の課題
主に利用するUnitとシーン
・Unit:Sales
・シーン:顧客へ訪問する前に、顧客が属する業界の理解を深めるために利用する
イメージ
例として「保険」業界の業界ナレッジを抜粋して紹介します!
テスト問題のイメージ
以下が、業界ナレッジのテスト問題の抜粋です!
私自身も、業界ナレッジを使って勉強しているのですが、
勉強すればするほど、ビジネスに対する解像度が細かくなっていき、
ビジネスパーソンとしての地力が、 着実に上がっていく実感があります!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【②b→dashハイスクール】
概要
「データ / システム / マーケティング に関する基礎的な知識」から
「データマーケティングに関わるツールの歴史の変遷」、
「b→dashに搭載された一つ一つのアプリケーションの仕様や活用方法」などを、
IT未経験者であっても分かるようにかみ砕き、動画と資料に納めたナレッジです。
主に利用するUnitとシーン
・Unit:管理部門(ex,経理など)以外の全Unit
・シーン:各社員が、定期的なテストにむけて、自習教材として閲覧する
イメージ
例として、データに関する知識として重要な「データ統合」についての
講義スライドを抜粋します!
テスト問題のイメージ
以下が、データ統合に関するテスト問題の一部を抜粋したものです!
IT未経験者であっても理解できる内容になっており、
着実に専門性を磨くことができます!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【③開発育成カリキュラム】
概要
システム開発 / プログラミングの「基礎知識」と「業務で使えるスキル」を
身につけられるカリキュラムです。
HTML / CSS / JS / Rails / Goなどの言語について、
”言語ごとの用途の違い”や
”b→dashのコードを書く際のルール”などを理解できるようになっています。
主に利用するUnitとシーン
・Unit:開発Unit
・シーン:自習教材として、利用する
イメージ
以下は、プログラミングの基礎的な概念を理解するための教科書の抜粋です!
図を用いながら、平易な言葉で書かれているので、
プログラミングが分からない社員でも、とっつきやすい内容になっています!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【④b→dashナレッジ】
概要
b→dashには、10を超えるアプリケーションが実装されており、
アプリケーションごとの「機能」や「実現できること」を説明したナレッジです。
主に利用するUnitとシーン
・Unit:Sales Unit / Customer Success Unit
・シーン:顧客に、b→dashのアプリケーションごとの概要を説明する際に利用する
イメージ
以下は、b→dashの「マーケティングオートメーション」機能についての資料の抜粋です!
新人は、b→dashの機能や実現できることを、
上司や先輩から、都度教わらなくとも理解することができます!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【⑤ソリューションパッケージ】
概要
データXでは業界を「27つ」に分類して定義しています。
※分類の例:「EC通販」「不動産」「スクール」など
各業界内の企業に共通して、有効な施策をまとめ、
資料や動画に落とし込んだナレッジがソリューションパッケージです。
主に利用するUnitとシーン
・Unit:Sales Unit / Customer Success Unit
・シーン:業界に応じたb→dash活用事例を、説明する際に利用する
イメージ
以下は「通販」業界におけるLINE配信施策をまとめた資料の抜粋です!
業界内の企業に共通する「課題感」の共有から入り、
施策内容の説明に至るまで、数十ページにわたって、丁寧に説明がなされています!
因みに、このソリューションパッケージが用意されている数が、なんと・・・
約700個!!!
半端ない数ですね・・・
私は就職活動で、ベンチャーやスタートアップ企業を中心に見ていたのですが、
ここまで教育環境が整っている会社は見たことがなかったので、
スタートアップ界隈でも群を抜いた教育環境
なのではないか、と思ってます!!
これだけの量のナレッジがあったら、勉強する材料には本当に事欠きません。
記事を書いていたら、勉強したくなってしまいました・・・!
ということで、次に勉強をするための環境について
ご紹介します!
ナレッジを勉強するための「環境」
データXには、ナレッジを勉強するための環境として、
・会社用スマートフォン
・自習室
を用意しています。
●会社用スマートフォン
内定者も含め、社員には、会社用のスマートフォンが貸与されます。
ナレッジ資料や動画を、スマートフォンから自由に閲覧可能であるため、
平日の行き帰りの時間などでも自己研鑽に励むことができます!
●自習室
東京本社ビルには、データXのオフィスが4フロアあり、
そのうち1フロアを”自習室”として開放しています。
自習室には、動画や資料を閲覧するための専用PCが準備されています。
また、動画を見る際に、よい音質で視聴してもらえるよう、
全PCにヘッドホンも付いてます!
業務時間外でも、自由に勉強ができるように、開放時間は、
・平日:朝6時~9時 / 夜20時~22時
・土日:朝6時~夜22時
となっています!
教育研修の環境が、どのような効果を生んでいるのか?
最後に、このような教育研修の環境を通して、新人がどのように成長し、
成果を生み出しているのか、Sales UnitとCustomer Success Unitにおけるケースを
ご紹介します!
●Sales部門における新規入社者が1人前になるまでの期間
・before:6か月
・after:3ヶ月
●CS部門における新規入社者が1人前になるまでの期間
・before:6か月
・after:1ヶ月
このような教育研修の環境があることで、スキルや経験のない新卒社員であっても、
入社から数か月で、中途社員と同等の成果を生み出し、活躍できることが
ご理解いただけたかと思います!
以上、教育環境のご紹介でした!