- サーバーサイドエンジニア
- サービスプロデューサー
- ネットワークインフラエンジニア
- Other occupations (49)
-
Development
- サーバーサイドエンジニア
- Webフロントエンジニア
- フロントエンドエンジニア
- Androidエンジニア
- iOSエンジニア
- バックエンドエンジニア
- Unityエンジニア
- Androidアプリエンジニア
- iOSアプリエンジニア
- flutterエンジニア
- Flutter
- ネットワークエンジニア
- Kubernetesエンジニア
- SREエンジニア
- 26卒/データコンサルタント
- Engineering
- 機械学習エンジニア
- 業務プロセスを改善する社内SE
- エンジニアオープンポジション
- データサイエンティスト
- 新卒ソフトウェアエンジニア
- データエンジニア(開発〜分析)
- データエンジニア
- 映像配信技術エンジニア
- データベースエンジニア
- ソフトウェアエンジニア
- サーバ|ストレージエンジニア
- 機械学習基盤の開発エンジニア
- データ
- デジタルプロダクトデザイナー
- チーフデザイナー
- プロダクトデザイナー
- UXデザイナー
- UI/UXデザイナー
- UI/UX Designer
- Art / Design
- 【ピグ】アートディレクター
- 【メディア】アートディレクター
- Business
- Other
先日開催された「あしテック会議」
サイバーエージェントでは、役員がチームリーダーとなり社員とチームを組んで、サイバーエージェントの “あした” をつくる新規事業案や課題解決案などを提案する「あした会議」が定期的に開催されています。その「あした会議」から派生して、当社のメディア事業に携わるエンジニアを集めて開催されたのが「あしテック」です。
今回のお題は下記3つ。
・技術の市場競争力を高めるための技術的アプローチ
・技術者の組織力を高めるための仕組み
・事業を成功に導くための技術的アプローチ/仕組み
8チーム、合計47名のエンジニアが選抜。本番までに各チームでメディア事業が抱える技術的課題と解決策を考え、担当役員に提案し点数を競い合います。当日は各案が提案されるたびに、参加者から多くの意見や質問が出るなど熱い議論が繰り広げられました。
当ブログでは、当日の様子のレポートだけでなく、優勝チームへのインタビューとサイバーエージェントに入社したばかりで初めてこういった会議に参加したメンバーにも話を聞きました。
(1)議論が白熱!「あしテック会議」当日レポ
(2)優勝チームに聞いた、”1位の秘訣”
(3)初めて参加してみて、どうでしたか?
(1)議論が白熱!「あしテック会議」当日レポ
「あしテック会議」では、開催の約1ヶ月半前にチームリーダーが決められ、リーダーたちがチームメンバーを自ら組成することから始まります。
そして開催までの約1ヶ月、各チームではお題に沿った課題を洗い出し、解決策も合わせて検討。本番では、1チームにつき2案提案することができます。審査員は、メディア事業担当役員2名と研究開発組織「秋葉原ラボ」室長の3名です。
開会の挨拶は、常務取締役の小池から。いくつかのチームは事前に小池に案を当ててアドバイスをもらっていたこともあり、各チームからさらにブラッシュアップされた案が出ることへの期待と、この機会に自分が担当するプロジェクトだけでなく全社視点をもって組織課題と向き合ってほしいという思いが語られました。
各チームからは、横断的な技術的知見共有やスキルアップのための新たな取り組み、より良い環境作りのための新組織の設立など様々な案が提案されました。
ユニークな案には、他チームから大きな笑いが起きることも。
また印象的だったのは、各案が発表されるごとに他チームメンバーからの質問や意見などが非常に活発だったこと。1案あたり3-4名が手を上げる状態だったため、ランチタイムを短縮するほどでした。後日参加者の話を聞いても、この参加者同士の熱い議論が有意義だったという声がとても多かったです。
全8チームの発表が終了した後は、審査員が各チームのテーブルを回り、最終提案に向けて共に案をブラッシュアップさせていきます。
最終発表終了後、提案された全16案のうち15案が決議されることが審査員から告げられ会場は大いに盛り上がりました。「あしテック会議」発の新たな取り組みについても、今後こちらのブログでお届けできればと思っています。
(2)優勝チームに聞いた、”1位の秘訣”
今回優勝したのは、「アメーバピグ」やその派生サービスの技術責任者 三島木のチーム。
「あしテック」終了後、代表して三島木、河野、石口の3名に本番までの準備の進め方や参加して得られた新たな発見などを教えてもらいました。
三島木 一磨(写真中央右)
ピグカンパニー リードエンジニア。
2010年新卒入社後、海外向けのコミュニティサービスやスマートフォン向けアプリ、「アメーバピグ」関連サービスの立ち上げ・運営に携わる。2016年5月より現職。
河野 智則(写真中央左)
マッチングアプリ「タップル誕生」リードエンジニア。
2011年中途入社。サーバーサイドエンジニアとして、コミュニティサービス「アメーバピグ」や「ピグライフ」の運用・開発を担当したのち、オンラインRPG「ピグブレイブ」、美少女バトルRPG「オルタナティブガールズ」といったゲームの立ち上げに従事。
2016年7月より現職。
石口 紘子(写真右から2番目)
技術戦略室 エンジニア人事。
フリーランスを経て、2012年中途入社。サーバーサイドエンジニアとして数々のコミュニティサービスの立ち上げ・運用に携わった後、2017年4月より現職。
ーー課題出しや解決策の検討など、事前準備はどのように進めたのでしょうか?
石口:Slackでのコミュニケーションが比較的多かったですよね。
河野:そうですね、オンラインでのやりとりが多かったと思います。はじめに課題に感じている点を一人2-3案スプレッドシートに記載して、そこに自由にコメントできる箇所もあったので、盛り上がりました。
三島木:ちょうど評価時期と被っており、マネージャー業務を担当しているエンジニアも多く皆忙しかったので基本的にオンラインで進めました。これまで何度かこういう会議に参加したことがあったので、スプレッドシートでの案出し方法などは以前のものを参考にしたり。
でも直接顔を合わせてのMTGも合計10時間くらいは実施したと思います。
河野:このチームの進め方ですごく良いなと思ったのは、週ごとのマイルストーンが明確だったこと。まずはとにかく課題を洗い出し、その後ある程度同じものをグルーピングした上で基本的には発案者が担当となりそれぞれ深堀していきました。発案者を担当にしたのは、やはりその課題に熱量が高い人の方が取り組みやすいと考えたからです。
本番までのマイルストーンをリーダーが最初に提示してくれたので進めやすかったですね。
三島木:一番最初に、この週は課題のタネを出して、翌週にアイディアにし、そして本番までに案の仕上げに入っていくというスケジュールをざっくり決めていました。
このチームが素晴らしいなと思ったのは、6名のうち誰も手持ち無沙汰にならなかったこと。自然とタスクも割り振られていきましたし、手が空いた人から自主的に動いていたのも良かったと思います。
石口:我ながら一番熱量があると感じるチームでした。こういう時って、メンバーの一部はあまり熱量がなくてというパターンもあると思うのですが、このチームは皆そろってモチベーションが高かったんですよね。全員熱量が高いから、どんどんスムーズに進んでいきました。
ーーチームメンバーの組成の際に工夫した点などありましたか?
三島木:一緒に働いてみたい人、絡んでみたい人という軸で選ばせてもらいました。人事にも協力してもらって、1時間くらいじっくり検討しましたね。これまでしっかり話をしたことのなかった若手や他部署のメンバーの話を聞いてみたかったんです。その他にもサイバーエージェントにとって新しい風がほしくて、最近入社したばかりのメンバーにも声をかけました。
ーー「あしテック会議」に参加して感じたことや新たな発見があれば教えてください
河野:私はずっとプロダクト付けのエンジニアとしてやってきましたが、これまで全社視点という考え方を持っていたようで、実はまだまだ足りなかったと感じました。その点に改めて向き合えたのは良かったですし、「あしテック会議」で得たアイディアで自組織に還元したいと思えるものも多く、有意義でした。また、他プロジェクトの方々と関われたことも大きく、メディア事業には優秀なエンジニアが多いので、もっとこういう機会があっても良いなと思いました。
石口:発表の度に活発な意見が次々と出てくるあの雰囲気は、これまでのエンジニアのあした会議にはない独特なものでした。一つ一つの案をみんなで決めている感じがして良かったですね。今後人事として決議案を推進していく立場になるので、あれだけ意見が出ると推進しやすいと思っています。各チーム2案なので発表する人も2名と限られていますが、色々な人の意見が聞けたので面白かったです。
三島木:私はリーダーを担当させてもらったので、本番までの進め方など難しかった点はありますが、色々と勉強させてもらったなと思っています。
また案を詰めていく時に感じたのは、最終的にはその責任者の熱量が最も大切なのだということ。点数だけを競い合いたいわけではありませんが、実行に移せる案というのは、「この人であればしっかり実行できる」というのがしっかりしています。なので日頃から、組織全体の熱量を高めていくことがいかに重要かということを改めて感じました。そのためにも「あしテック会議」のような会議体は、みんなで解決して進める場として機能し続けることが大切だと思います。
(3)初めて参加してみて、どうでしたか?
最後に、最近サイバーエージェントに入社して初めてこのような会議に参加したメンバーに、感想を聞きました。
今中 幸太(「アメブロ」Android エンジニア / 2017年4月中途入社)
今回機会をいただき初めてこのような場に参加させて頂いたのですが、参加者みんなが圧倒的な当事者意識をもって白熱した議論をしているのが印象的でした。「自分たちの働く環境を良くしたい」という思いをみんな持っているのだな、と感じました。
また、会社の会議室ではなく、結婚式やカンファレンスが開催されるような会場を借りて取り組んでいたのも、本気で会社を良くしたいのだという熱意を感じられるところでした。
会議終了後の懇親会でも、決議されたものを実際に実現するにはどうすればいいか?という
議論があちこちでなされていて、その熱意に大変圧倒されたというところが正直な感想です。
芝田 将(「AbemaTV」サーバーサイドエンジニア / 2017年新卒入社)
新卒として入社してから半年ほど経ちましたが、普段は自分の開発タスクのことばかり考えていて、組織が抱える課題に向き合うことはありませんでした。
自分と同じチームには各部署でかなり活躍されているベテランの方が多かったのですが、打ち合わせを重ねる中で新卒の自分からは全然見えていなかった組織の課題が沢山見えてきました。
自分のチームからは、大小さまざまな課題があがりましたが、今回は提案しなかったちょっとした組織課題も含めて継続的に改善していけるように、しっかり実行していきたいと思います。また次回アシテック会議に参加して価値のある提案できるように普段の仕事の中でも組織課題に今より少し目を向けていきたいと思います。
大泉 明日香(「AbemaTV」フロントエンドエンジニア / 2016年9月中途入社)
“入社して一年経ちますが、本当に風通しの良い会社だと感じています。今回のあしテックでは「技術よりの提案」よりも「人事・環境の提案」が多かった印象ですが、普段個々の面談でしか話せないような課題感の共有を多勢の中マネージメント層含め広く共有できたのは非常によかったと思います。もし次回開催があるのならば、「人事・環境」がさらに充実した状態で技術的に攻めた提案ができるよう決議されたものについてはボトムアップで着実に実施していきたいです。
いかがでしたでしょうか?
今後も当社ならではのエンジニアによる取り組みなどをWantedlyで紹介してまいりますので、ぜひご覧いただけましたら嬉しいです。