渋谷ではたらく社員のリアル ~Voices of AD.AGENCY~
先進国では次々とインターネット広告費がテレビ広告費を上回り、日本でも数年以内にはその時代が来ると予測されています。
サイバーエージェントは1998年の創業以来、インターネットに特化した広告事業を展開しており、当社インターネット広告事業本部はまさに事業の中核を担い続けてきました。会社全体の売上の約半分にあたる1,704億円を売り上げる広告事業を牽引する当部署ではあるものの、部署に所属する社員数は全社員数の約2割600名弱という筋肉質な組織。
この組織では、若手社員からベテラン社員まで年齢に関係なく、それぞれが大きな裁量のもと、市場の開拓と拡大に挑戦し続けています。
渋谷ではたらく社員のリアル ~Voices of AD.AGENCY~では、そんなサイバーエージェントの広告事業ではたらく社員の仕事について、そのリアルを紹介します。
入社3年目で営業マネージャーに。
何があっても逃げず、諦めず、最後まで全力でやり切る
「入社以来、何があっても逃げず、諦めず、最後まで全力でやり切るというスタンスで仕事をしてきたことが成長に繋がったと思います。」
そう話すのはインターネット広告事業本部の平田麗華。入社4年目で現在営業マネージャーを務めており、先日開催された、入社4年以下の選抜社員による新規事業会議「ユースカップ※1」では、役員に向けて斬新な提案をし、チームを優勝に導きました。
25歳という若さで、自分より年上のメンバーと高い目標を掲げながら奔走する彼女にインタビューをしました。
―平田さんの仕事内容を簡単に教えてください。
インターネット広告事業で営業マネージャーとして、主に金融業界のお客様を担当しています。お客様の現状の課題をインターネット広告を活用することで解決し、大きな成果・効果に結びつけることが私の仕事です。フロントとして営業活動を行いながら、マネージャーとして3名のメンバーとチーム目標も持っています。既存のお客様とのやりとりを行う一方で、新規のお客様とも日々コミュニケーションをとっています。
―入社3年目のはじめに営業マネージャーに昇格しましたが、どうしてマネージャーになろうと思ったのですか。
プレイヤーとしての実力をもっと高めたいと思っていた時に、ちょうど今の上司からマネージャーのポジションを打診されました。正直、私はガツガツ上を目指していくというタイプではなく、お客様やチームに貢献したいという一心でガムシャラにやっていたタイプだったので、最初は戸惑いました。いわゆる、「普通の女子」だと自分でも思っていたため、マネージャーになって本当にチームを引っ張っていけるのかという不安があったのです。ですが、上司と話す中で、今は実力こそ伴わないかもしれないけど、本当に普通の女性がサイバーエージェントという場所でしっかり活躍できるんだという姿を見せることが自分の使命なのではと感じ、せっかく与えてもらえた機会なので、チャレンジしてみようと決意しました。
現在は、チームで多くのお客様を担当していますが、当然お客様が抱える課題も多種多様です。マネージャーとしては、まだまだ未熟ですが、プレイヤーとしての成長を実感し、初めてチームで達成したときは今まで経験したことがないほど嬉しい気持ちになりました。
―マネージャーとして心がけていることは?
自分よりも年上のメンバーが多いので、それぞれが成果を出すために納得して自走できる環境を作ることと、年齢関係なくお互いに思ったことをはっきり言い合うというのを大切にしています。最初は年齢もスキルも上のメンバーに遠慮し、思ったことを伝えられないこともありましたが、今は自分の役割だと割り切れるようになり、例え言いにくいことであっても、1人1人に全力で向き合うことで私の姿勢を伝えています。
―「いつも仕事にやりがいを感じている」、と話す平田さんですが、その原動力とは?
大きく2つあるのですが、まず1つ目は自分の直属の上司の影響が大きいです。上司は27歳という年齢でサイバーエージェントの執行役員に就任した人で、仕事にも一切妥協しない。自分と2つしか年齢が変わらない上司の視点や、営業としてのレベルの高さに常に圧倒されつつも、そんな上司が1番近い存在として見守ってくれる環境だからこそ、自分自身頑張れていると思います。
2つ目は、年齢に関係なく裁量権がとても大きいことです。年間にして数十億円のお客様の予算を担当していることもそうですし、若手社員を対象にした経営会議「ユースカップ」を通して、組織への提案機会があることもそうです。「ユースカップ」は若手のみでチームを構成し、役員に対し組織の改善案や新規事業案、課題解決案などを複数提案します。入社4年目以内の社員のみでチームを作り、その場で約15の案が決議されました。そして、今度はそれを実行するというミッションも生まれています。私たちが提案した案からも、新しい組織の立ち上げや人事制度の導入などがその場で決議されました。
ユースカップには私が所属する局から5名の若手社員が参加しましたが、参加後には、若手発信で組織活性化をもっと推し進めていこうという自覚が強まったと思います。
―今後について
今の平田グループでもっと大きな成果を出したいと思っています。
全員が自走しているのはもちろん、チームのためにこういう動きをしたらもっと生産性が上がる、業績が伸びる、という発案が自然にメンバーから出てくるチームにしたいです。そしてそういう文化を組織全体に浸透させていけたらいいなと思います。
個人としては、カリスマ性の高い上司を目標にして同じようなリーダー像を目指すというよりは、また違った自分らしい方法で突き抜けていきたいと考えるようになりました。
―平田さんにとって、渋谷ではたらくリアルとは?
課題と常に向き合い続けること。苦しくもあり楽しい。
仕事には憂鬱なことも多いけれど、お客様が社内で表彰されたり、目標達成したりというのを聞くととても嬉しいです。
また、学生時代からずっと広告の仕事に携わりたいと思っていたこともあり、自分のアイデアで人の消費や購買に繋がったり、潜在的なニーズを顕在化できたというのを実感できたときは、とても嬉しいです。苦しいことも多い分、嬉しい時の喜びは測りきれません。まさに、「【憂鬱でなければ、仕事じゃない】(幻冬舎 見城徹社長と当社社長 藤田の共著のタイトル)」ということを日々実感しています。」
【※1】サイバーエージェント 2016年度 決算資料より
【※2】ユースカップ
インターネット広告事業本部の入社4年以内の選抜社員のみで行う、経営会議。当部署の役員に丸一日、組織課題・新規で取り組むべきことなどを提案、その場でフィードバックを受ける。今回は、50名の社員が参加し、15案ほどが当日決議された。
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