こんにちは!株式会社CrushOn 広報担当の太田です!
今回第1回目の記念すべき投稿は、CrushOnの創業者であり代表取締役の吉原に、自身の生い立ちからCrushOn設立の背景や大切にしている想いを聞いてみました!
プロフィール
代表取締役社長 吉原 知宏
1990年生まれ。東京都町田市出身。
立教大学理学部に入学。物理学を専攻の傍ら、プロボクサーとして活動。北中米をヒッチハイクで周遊。卒業後は株式会社電通に入社し、主に大手流通小売、通販、自動車メーカーなどのプロモーション領域に従事。メディア、プロモーション、イベント、デジタル、統合データマーケティング、O2O領域など幅広く経験。 2018年4月に株式会社CrushOn設立。デジタルマーケティング/O2O/インフルエンサーマーケティング事業を展開。
趣味は旅行、飲み歩き、サウナ、登山、格闘技、ラーメン(家系と二郎)
ーー北中米をヒッチハイクで旅した時の写真を入手いたしました!とっても強面なワイルドさを醸し出していますが、普段は目が見えないくらいいつも笑顔な社長です。
旅行中に危ない目に合わなかったのかお聞きしたところ、メキシコで恐喝に遭い、100ペソ(日本円で500円ほど)で生き延びたというお話には正直驚きました(笑)そんな強運の持ち主、吉原社長にCrushOnができるまでのストーリーをお聞きしました!
まずは、なぜ広告業界に入り、なぜCrushOnを立ち上げたのか、きっかけを教えてください。
ボストンで就活をしていたときに、広告代理店志望の友人から東芝のCMを見せてもらってすごく感動したんですよ。こんなにも人を温かい気持ちにすることができるなんて広告はすごいなと。ぜひYouTubeで「10年カレンダー」と検索してみてください、心を揺さぶられますよ。それから他のCMや広告代理店の仕事を調べて、人の心を動かす仕事をしたいと広告代理店に入ろうと決意したのが始まりですね。
ーーそうだったんですね!社長からこういった話を聞く機会はなかなかないのでなんだかとても新鮮です。社会人として働きだした時のお話を聞かせてください。
電通に新卒入社後、電車や駅などの交通広告や屋外広告、イベント、サンプリングなどを担当する「アウト・オブ・ホームメディア局(OOH局)」に配属されました。最初は自身満々に「一流の仕事をやってやるぞ!」と意気込んでいたのですが、配属後1週間以内に鞄を酔っぱらって2回も無くす問題児でした・・・。仕事も自分の思うように進められず、仕事で事故ばかり起こして、毎日のように上司に怒鳴られてました。
そして2年目の時に人生の転機が訪れました。脳梗塞で突然倒れて10日間昏睡状態になってしまったんです。仕事の影響ではなく、遺伝的に血栓ができやすい体質だったそうで、突然の出来事でした。生きるか死ぬか分からない容体だったようですが、若かったということもあり九死に一生を得ました。
そこからリハビリをして、1か月ぶりに出社したのですが、先輩の顔を見て号泣したんです。一緒に働いていたみんながそこにいて、自分はここにいて、生きてるんだな、笑えてるんだなって。死んじゃったら本当にそこで終わってしまう。人生は一度きりなんだと改めて気づかされて、気づいたときには社内で子供のようにめっちゃ泣いたのを今でも覚えてます(笑)
そのあとは、チラシを扱う部署への異動を経て、人が変わったようにがむしゃらに働いていました。その当時70人ぐらいで300億円ほどの売上の部署だったのですが、1人で60億円ほどの案件を担当していました。TVCMなどのマスメディアの売上が大半を占める電通ではチラシを理解している営業が少ないので、クライアントと直接やり取りすることが多かったのですが、その経験が私のマーケティング人生を大きく変えてくれました。特に担当していた小売のクライアントは、1円2円単位で商品価格を変えたり、年末年始も休みなく出勤したり、常に危機感を持って仕事をしていました。そのような血のにじむ努力で絞りだしてた大切な広告費を扱わせていただく責任感が芽生えたことが、私の中で一番のマインドチェンジだと思います。
ただ、そのクライアントの仕事をお願いしていた協力会社の担当者に熱意が無く、作業的なことしかしなかったり、度重なる事故を起こしたりと、「自分だったら絶対こんなことしないのに」と心から悔しく、申し訳なく思っていました。そこで「そしたら俺が独立して作ればいいじゃん」と思いついて、独立して立ち上げた会社がCrushOnです。
ーーありがとうございます。そんな経緯があったんですね。
あとは年金暮らしの親をたくさん旅行に連れていったり、社長になってモテたいと思ったからかな(笑)
ーーそういった野望も原動力として大事ですよね(笑)ないのならば作ろうという感じがとても社長らしいです。その行動力の中に何が潜んでいるのかぜひとも知りたいです!
普段の生活の中で大切にしている信念はありますか?
「楽しさ」を一番大切にしている気がします。学生時代の部活動ってすごく辛いのに楽しくてひたむきに頑張れませんでした??あのひたむきな気持ちを仕事でも感じたいんですよね。あと、苦楽を共にした友人って今でも連絡を取り合うし、この先ずっと続いていく関係だなって気がするんですよね。そんな風に楽しくひたむきに仕事をして、大切な仲間を増やしていけたらいいなと思っています。
60歳になっても美味しい酒が飲めるような仲間と一緒に頑張っていきたいですね。
ーー私も部活動をやっていたのでとてもわかります。無条件に頑張れましたし、辛いことも笑いながらチームメイトと乗り越えていました。
社員とのコミュニケーションで気を付けていることは?
ーー先ほど「大切な仲間」と仰っておりましたが、社員に対して気を付けていることや意識していることがあればお聞かせください!
まず山本五十六さんの格言でもある「やってみせ 言って聞かせて させてみて 誉めてやらねば 人は動かじ」という言葉を大切にしています。言うだけ、させるだけの経営者もたくさんいますが、私はプレイングマネージャーとして常に背中を見せ続けることを大切にしています。
あとはシンプルなのですが「良い言動は褒める」「悪い言動は注意する」ことを徹底しています。現在会社で60社ほどのクライアントを担当させていただいている中、社員の送るほとんどのメールや資料には目を通しています。そこでコミュニケーションや資料などが良ければ褒めて、悪ければ細かく指摘をしています。CrushOnは広告業界未経験者が多いチームなので、「何が良い、何が悪い」をできるだけ分かりやすく伝えることを心がけています。
ーーありがとうございます。それでは最後に、この記事を読んでくださった皆さんに一言お願いします!
人生は一度きりだから、楽しくいきましょう!一緒にね!
ーーありがとうございます(笑)今回はCrushOnの創業ストーリーや社長が大切にしていることを知れて第一回目にはふさわしい内容になったのではないかと思います!まだまだ魅力的な社員の紹介や今回お話しきれなかったことを随時お伝えしていきますので、よろしくお願いいたします。