CROSS Business Producersに入る前
CROSS Business Pproducersに入る前う比較的新しい学部で勉強をしていました。 この学部の特徴は、世の中の課題は複雑に絡み合っているという視点から、一つの専門に絞るのではなく、あらゆる分野を一緒に学ぶ、という方針です。そこで、実際に社会学、経済学、デザイン、プログラミングとあらゆる分野を学んでいました。 その中でも面白かったのは、コラボレーションを通じてアイディアを形にしていくプロセスを学ぶ授業。そこで、グループワークを通して、今の仕事でやっているようなこと、つまり、アイディア出しから、戦略策定、シナリオプランニングといったプロセスを学ぶことができました。
デザインに興味があり、自分が創りたいコンセプトを、それが創れる人に伝えることで具現化したいという観点から2年時にデザインの研究室に入りました。モノを作るところからそれを社会に出していくというところまでの一連のプロデュース方法を勉強しました。
更に学生時代サークル活動に注力をしていました。当時は、「学生から日本を元気にする」というコンセプトの元、学生の魅力を発掘し発信するイベントを企画運営していました。大人があこがれるような、大人顔負けの舞台でイベントをやること、これを通じて学生の魅力を発信する、その時選んだ大舞台が日本武道館でした。日本武道館でイベントをやるには莫大な費用がかかります。その中で私は資金繰り渉外担当を行っていました。イベント内容は、アーティストライブを基軸としながら様々な才能を持った学生を集めて、ダンスやバンドコンテスト、ビジネスコンテストなどです。イベントを実際にやり遂げ、その成果として一種の学生文化というものを創れたと思っています。この経験から、学生でもチャレンジすれば大きな物をつかめるのだから、社会人になったらもっとすごいことができるのではないのかと思い、すごいこと、当時考えていた文化を創造するようなプロセスに携われる企業へ就職したいと思っていました。
そこで選んだのがファーストリテイリング。代表の柳井さんの、「全世界で、お手軽な値段で良いクオリティの服が出回るようにしたい。そして、それはインフラになると思っており、全世界で服というインフラを創りたいのだ。」という話を聞き、それは自分がやりたい文化を創るということではないか、と思い入社を決意。 他には、会社の根幹事業を担える人材を速く育てるための新卒向けの訓練もファーストリテイリングにはあったことから、この会社は成長できる企業であったということも、入社を決めた理由でした。
入社してからは人事や店舗のマネジメントなど、店舗の商いに関わることを多く学び、経験しました。ネガティブなこともポジティブなこともたくさんある中で、自分が何をすべきで何がしたいかという問いを持ちながら働き、この会社を続けるのも正解、辞めるのも正解。ならば、大変だけれども、自分がやりたいことを直接実現できるような道を掴みたい。そう考えて、ファーストリテイリングを離れました。
そんな中CROSS Business Producersでの仕事と向き合うきっかけを貰い入社しました。
現在
新規事業のプロデュースと経営全般を担っています。
eyeOpenして自らが正しい方向へ向かっていくこと。向かいどころとなる戦略をお客様と共にじっくりと練り上げること。そしてそれを実行へ落とし込んで形にすること。こういったご支援を行っています。
特プロジェクトに関わる人々それぞれを理解しながら一緒に最後まで寄り添って走っていくことに日々励んでいます。 こういったクライアント相手の仕事をメインとしつつ、ベンチャー企業というフェーズでこれから組織を創っていく段階なので、自社の戦略策定や組織作りに必要なコーポレート業務の重要な部分にも携わっています。
CROSS Business Prodeucersに入って印象的だった仕事は二つあり、一つは大手通信機器メーカーのエースとなる経営幹部社員数名と協働したプロジェクト。CROSS Business Producersが独自で提供している、未来を予測する未来ビジョンというセッションから、予測したうえでの戦略策定、そして、策定した戦略の実行企画まで行いました。自分よりも年齢が二回り以上うえのクライアントたちと関係を温めながら、成果であるアウトプットを出していくことが求められていました。その中でも、彼らの想いを引き出したり、行動に落とし込んだり、なんらかの形にするというところで苦労しました。彼らのマインドセットを既存思考から新規創造へと傾けていくことも役割の一つで、ただビジネスアイデアを形にするだけでは足りないので、できることはあの手この手でがむしゃらに走り抜くことで成果を追求することができました。
二つ目はスイスにある世界トップランクビジネススクールIMDに、クライアントと行き戦略検討を行った仕事です。これは死ぬほど大変でした。クライアントと一緒にビジネススクールの授業を受け、学んだことを持ち帰って、学んだことをどのようにすべきなのかを参加者と討論しました。そこで面白かったのは、最新の理論を用いながら、自社の課題検討につなげていくこと。同時に理論を学ぶ事の大切さも分かりました。その反面、同時並行で学んだ内容を議事録やレポートに落とす作業や、スイスにいながら日本側のプロジェクトも回さなければならないので、日本向けに深夜に作業をする毎日。そして、授業は朝早く、大変に苦労をした日々でした。ただこの経験を通じて世界中のビジネスマンとネットワークを広げることができましたし、新たな顧客を掴むこともできました。
CROSS Business Producers株式会社について
CROSS Business Producersの魅力として伝えたいことは、自分の武器を認識して磨いて活かすことができる場だということ。人の強みを「強み」として認識し、その強みの活かし方まで落とし込んでいく方法を持っている会社だと思います。 必ずしも世の中一般的に想像しやすいという必要はない。自分でその「強み」を特定し、その活かし方を定義しながらハマる方法論で走っていく。人の短所を見るより長所を見ながら仕事をする方がHappyだと思うので、その点、CROSS Business ProducersはHappyに仕事をする解を持っている会社だと思っています。
今後どういうことをしていきたいか
CROSS Business Producersにおいて、これからも世の中の価値を最大化する仕事をしていきたいと思っています。その中でも、価値を最大化することができる体制やプロセスを組むという部分です。価値を最大化するためのエコシステム構築ともいえるかもしれません。そのエコシステムにその分野でのトップ層の人を巻き込んでいって、クライアントに対して成果を出していきたいです。世の中の価値とは、出てくるモノに対しては特に「これ」というものはないのですが、それはクライアントにとっての成果を出すことであり、クライアントが喜んでくれることであり、そのエコシステムの中で仕事をした人の満足が高いことであると思っています。
それからCROSS Business Producersを魔法の会社にしたいと思っています。CROSS Business Producersをフィルターとして、そのフィルターにものを通せば価値になる、といったような、CROSS Business Producersに相談すると必ず成果が出せる、そんな会社にしていきたいと考えています。