株式会社CRISP(本社:東京都港区、代表取締役:宮野 浩史、以下「CRISP」)は、One Capital株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:浅田 慎二)を引受先とした約5億円の資金調達を実施し、One Capital代表取締役CEOの浅田慎二氏をCRISP社外取締役として迎え入れることを決定しました。
2014年に創業したCRISPは「レストラン体験を再定義することで、あらゆる場所でリアルなつながりをつくる。」をビジョンにかかげ、日本の26兆円規模の外食産業をテクノロジーを通じてディスラプトすると同時に、伝統的な外食企業の慣習や「当たり前」に挑戦し続けてきました。
今回の資金調達により、CRISPが提唱する非連続な成長と高い収益率を実現する新しい外食企業の形「CONNECTED RESTAURANT(コネクティッド・レストラン)」に必要な5つの成長領域であるテクノロジー・デザイン・ヘルス・ロボティクス・ロジスティクスに戦略的な投資を行うことが可能となります。
また、CRISP SALAD WORKSにおける年間売上約11億円・70万件の注文のうち既に93%がデジタル経由のチャネルで発生しており、コロナ禍においてスマホや店頭KIOSKをつかったデジタルダイニングがCRISPの急速な成長を後押ししています。
CRISPは、進化する顧客の期待を超越し続けるコネクティッド・レストランを目指し、以下を含む新しいチャレンジと検証を高い透明性と圧倒的なスピードで実行します。
- 拡張拠点の展開強化 オフィス向け無料グループ配送のCRISP BASEは2021年6月時点で60拠点を超えましたが、2022年末までにさらに300拠点まで大きく拡大します。また、超小型ピックアップステーションのCRISP STATIONを2021年内にローンチ予定です。
- 新しい都市への進出 モバイルオーダーとフラッグシップとなる物理店舗、デリバリーやCRISP BASEなどのオンラインとオフラインを融合した拡張拠点を組み合わせた高いROIの新規顧客獲得方法で、まずは日本国内にて新しい都市に展開します。
- CRISP REPLENISH 「あなたの食べたいサラダが、常にあなたの冷蔵庫の中に補充されている世界」を実現するためのサラダの定期配送サブスクリプションサービス。2021年5月の招待制ベータ版リリース時には事前登録が初期募集の20倍を超えるなど大きな反響があり、今後さらに開発と検証を加速します。
- サラダ調理ロボットの開発 店舗での作業と接客を分離し、人がより創造性の高い価値を生み出す「LTVを高めるための接客」に時間を使うことができるように作業をロボティクスの力で解決します。
投資家からのコメント
One Capital株式会社 代表取締役CEO 浅田慎二氏
CRISPのサラダを初めて食べた時の感動を今でも鮮明に覚えています。店舗のデザイン・スマホアプリの決済体験も素晴らしく、まるでアップルストアに入ったかのような感覚でした。顧客満足度を高める視点で全てのユーザ体験が設計されており、ソフトウェア脳の塊の経営者がいるに違いないと思い、出会った宮野さんは想像以上の方でした。CRISPには、外食産業の慣習をソフトウェアでカスタマーサクセス一色に塗り替える実行力があり、歴史に名を残す会社であることを確信しています。今回ご一緒する機会を頂けたことに深く感謝しています。社会に健康をもたらす、”Expect more than salad”のカルチャーをまずは日本から、そして海外へと一気に普及させていく一助になれればと考えています。
One Capitalについて onecapital.jp
浅田慎二氏が代表取締役CEOを務めるOne Capital株式会社は、SaaS領域で顕著な投資実績を誇る独立系ベンチャーキャピタルです。浅田氏はベンチャーキャピタリストとしてSaaS投資キャリアの中で、freee株式会社、Sansan株式会社、株式会社ヤプリ、株式会社グッドパッチ、ビジョナル株式会社(ビズリーチ)、株式会社アンドパッド、株式会社スタディストなどに投資し、各社のハンズオン支援に従事してきました。
採用について
CRISPにはメガベンチャーや商社、大企業からも優秀な人材が毎月入社しています。今のフェーズではエンジニア・デザイナー・マーケターが特に実力を発揮できる、業界をひっくり返すようなワクワクするたくさんの取組みを実行しています。わたしたちの会社概要を読んで興味をもってくれたらぜひ連絡をください。
CRISP, INC. - INTRO DECK
https://bit.ly/crisp-introdeck