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#2 【経営者インタビュー】代表取締役社長 宮本が考えるCreerの在るべき姿|会社への想いをインタビューしてきました!

本日インタビューを担当します大本です!今回はインタビュー企画第二弾「宮本社長」について、インタビューを行いました!

①まずは自己紹介と現在に至るまでのキャリアを簡単に教えてください!

株式会社Creerの代表をしてます宮本健(みやもと たける)です。

大学卒業後に三菱UFJモルガンスタンレー証券に入社し、長野支店と京都支店で主に新規顧客開拓の営業をしておりました。その後、M&A仲介会社に入社し、主に売手企業のアドバイザーとしてM&A業務に携わり、様々な業種の企業様やオーナー様のご支援をしてきました。それから、上場IT企業であるBranding Engineer(現:TWOSTONE&Sons)のM&A事業部の事業責任者として参画し、M&A事業部の新規事業立ち上げに従事しました。

そして、2023年9月に独立起業という経緯です。

② Creerを立ち上げることになったきっかけを教えてください!

国内でM&A仲介会社が急激に増加している中で、多少の仲介手数料の差はあるにしろ根幹となるビジネスモデルは数十年変わっていません。それは変えずともビジネスとして成り立っていて、それ相応の収益を上げることが現状の仲介ビジネスで出来てしまっているからだと思っています。

しかし、今の仲介ビジネスでは実現しえないM&Aを通した企業貢献や、より良い形への変化ができるのではないかと思ったのがきっかけです。

実際にM&Aに携わる中で、もったいないマッチングがとても多いことが気になっていました。一例ではありますが、事業シナジーの創出が期待できそうな企業同士のマッチングがあったとしても、売主が株式譲渡をしないことにより破談してしまったり、親和性の高い企業があったとしても、買手ビットによる株価競争(マネーゲーム)で負けてしまい交渉不成立、などのケースは現場でよく見られます。

これはあまりに当たり前で普通の話ではありますが、その当たり前の裏側で消えていったいくつもの「可能性」を見て、とてももったいないと思っていました。

これらの問題は、株式の移動が伴わない業務連携技術連携などの繋がりの幅を広げるだけで解決ができ、その結果として、今まで見いだせなかった新しい技術革新や、世間にインパクトを与えられるような「可能性」を増やすことができると、それが本質的な企業成長のためのM&A支援なのではないかと私なりに考えていました。

そのような中で、一人のM&Aアドバイザーとして、顧客に対して最善のサービスの形は何か、M&Aを活用した企業成長の最大化はどのように実現できるかを考えた際に、結果的に仲介手数料を取らないビジネスモデルに辿り着き、このビジネスモデルを展開している企業がそもそもなかったので自分で作った、という感じです。

③ 会社を作るイメージは昔からあったのですか?

想像自体はしていました。実は昔にアパレル関連の事業を作ったことがあったのですが、散々な結果になりまして、3ヶ月ほどで撤退しました(笑)

④ 会社経営をする中で心掛けていることや心構えなどはありますか?

経営者として1年目なので、今は全てにおいて手探りで必死にもがいている状態です。ただ、その中でも、「人を大切にすること」は心掛けています。

1期目の当社とお取引いただいている企業様や、経営の面などで助言をいただける先輩方、なにより出来立ての会社に参画してくれたメンバーには、心から感謝をしています。関わってくれた全ての人の人生を、Creerを通して、少しでも前向きで豊かなものにすることができるように、全身全霊で頑張っています。

当社のビジネスモデルは、私の考えるクライアントファーストを形にしたものになっていて、クライアントへの価値提供を最大化できると思っています。事業を作って育てていくうえでは、クライアントとしっかり向き合い価値を提供できているかを問い、日々邁進していく心構えです。

⑤ なぜそこまで、クライアントへの価値提供を重視しているのですか?

法人である以上は、売上を上げることが最も重要であると思っています。その売上はクライアントへのサービスクオリティを高め続けない限り、ついてこないものであると考えています。ビジネスの世界においては、クライアントへの価値提供を顧慮せず売上を上げる手段もあるかもしれません。しかし、企業の中長期的な成長を考えたときに、特に我々のようなスタートアップ企業にとっては、顧客への価値提供にこだわり続けることが大切であると考えているので、特に重視している部分ではあります。

⑥ 顧客ファーストにこだわって事業展開をしていく中での宮本社長の役割はどんなことだとお考えですか?

会社として、サービスのクオリティを上げていく中で、私の役割としては環境作りだと思っています。迷った時の明確な判断軸を「企業文化」として作っていくこと、株式会社Creerとしての正を共通認識にしていくこと、に尽きると思います。

M&Aアドバイザーが課せられている大きな責務や信頼が、正しい信念のもとに、クライアントに還元されていく組織を作ることが自分の役割だと考えています。

社内においては、挑戦や失敗を笑わない文化、全てのメンバーが笑い合える風土の醸成をしていきたいです。

⑦ 大きな志を持ち起業されたかと思いますが、今後Creerをどんな会社にしていきたいですか?

大それたことでも、崇高な意志でもなくて、ただ自分たちが正しいと思えることをまっすぐ続けていきたいと思っています。

とかく、業界を変えようというつもりはなく、M&Aの在り方は複合的かつ様々な外的要因で、変えずとも変わっていくものであると思うので、その中で、自分たちの信念だけは変わってしまわないように、我々はクライアントの最良のパートナーとして長く一緒に歩んでいけるような会社にしていきたいです。

⑧ 最後に、宮本社長個人として、今後どうなっていきたいか教えてください!

経営者としては、従業員やクライアントを含めた関係者を守っていくことが私のやるべきことだと思っています。一個人としては、「幸せな人は一人でも多いほうがいい」というとても短絡的かつ楽観的な信条があるので、自分に関わる全ての人を、今より少しでも幸せにすることに全力を注いでいきたいです。

最後に、日頃よりお世話になっております皆様に、この場をお借りして、心からの感謝と敬愛を申し上げます。

今後ともよろしくお願いいたします。



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