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【メンバーインタビュー】 プログラマー山田さんに聞くCotoLab.の共同創業ストーリー

山田祐真(やまだゆうま)さん
学習院大学文学部哲学科卒業。代表取締役の西村謙大とともに2016年に株式会社CotoLab.を創業。現在はCTOとしてデジタルマーケティング事業部B.O.M事業の責任者を努める。


【代表インタビュー】 医薬品のMR職を経て、25歳で起業。〈音楽×テクノロジー〉への挑戦|CotoLab. Inc.
西村謙大 プロフィール 1990年3月7日生まれ、大阪府出身。大学卒業後、Bayer Japan でのMR経験を経て、2016年1月にCotoLab.を創業。START ME UP AWARDS 2016 のキュレーター賞受賞。現在は音楽プレイリストをベースとしたミュージック・ライフスタイル情報発信メディア「DIGLE MAGAZINE(ディグルマガジン)」を運営するメディア事業と、アーティストが楽曲URLを一括管理してマーケティング活動ができるSaaSサービス「B.O.M」の提供を中心としたデジタルマー
https://note.com/cotolab/n/n6fb8d3090c81

代表の西村さんとの出会い

ー西村さんとは、コーヒー1杯を飲む時間を一緒に過ごしたい人と出会うための“Coffee Meeting(コーヒーミーティング)”というサービスで出会ったとお聞きしました。お互いバンド経験があるのですよね。

色々と思い浮かびますが、自分にとっての原体験という意味でいうとロックはエリック・クラプトンやBUMP OF CHICKENが該当します。

ジャズについては特定のアーティストというよりは落ち着いて聴けるタイプのものが好きで、そういった曲を集めたプレイリストなどを聴くことが多いです。

例えば、YouTubeのライブ配信でジャズの曲を流している配信があるので、そういったものを聴いていたりします。

ーCoffee Meeting(コーヒーミーティング)をきっかけに西村さんと会ってすぐ意気投合されたとのことですが、西村さんの初対面の印象は?

真面目そうで、誠実そうな印象を受けました。素性もほとんどわからない状態の自分に対しても明るく接してくださり、話しやすかったです。

ー西村さんにあって自分にないもの、自分にあって西村さんにないものは何だと感じましたか?

西村さんには、人とつながる力があると個人的には感じました。立場上、というのもあるとは思いますが、積極的に様々なコミュニティで交流を深めたり、コミュニケーションを継続して取っている姿勢を尊敬しています。

反対に、自分にあって西村さんにはないと感じるものとしては、物事を一歩引いた所から考える力かなと思います。大学時代に培ったものですが、ある現象に対する言葉の定義を考えたり、そもそもなぜそういった現象が発生しているのか、という原因などを様々に考える癖があるので、そういった力は自分にしかないものだと感じています。


エンジニアになったきっかけ

ーそのときはまだ具体的な構想はなかったと思いますが、エンジニアになろうと思ったきっかけは?また、どのように技術を習得したのですか?

大学生の頃に起業したいと感じ、自分がどういった事業、職種で起業したいのか?ということを深く考えていったときに、「IT系でものづくりをしたい」という考えに至り、Web系のエンジニアになろうと決めました。

また、当時通っていたビジネススクールの講師に、「営業側というよりは、ものづくりをしたい人だね」という風に言われたことも後押しになっています。
技術の習得に関してはWeb系エンジニアのスクールに通って習得しました。その後は制作案件を受けつつ、独学という形です。

ーMRとして営業経験のある西村さんと、IT領域で作り手になろうとした山田さんが、音楽を通じて出会ったのですね。CotoLab.創業当初はどのような展望で事業立ち上げに当たっていたのでしょうか?

当初は西村さんとの共通点から、バンドを組みたい人向けのサービスを考えていました。具体的なサービス内容としては、バンドを組みたい人同士がオンライン上でセッションができる、といった構想でした。

現在は全く異なるサービスを展開していますが、当初と変わらず「音楽とITの領域で世界を変える」という気持ちで事業に臨んでいます。

ーCotoLab.を創業して2023年で8年目になりますが、特に大変だった出来事はありますか?

やはり大変だったのは創業当初ですね。資金が潤沢にある訳ではなかったので、自分たちのやっていきたい事業とは別にWeb制作の案件で稼ぐ形をとっていました。事業と制作のバランスをとっていくことが難しく、制作案件が多く入っていた時期は自社のサービス開発がうまく回らないことが多々ありました。

また、自身もWeb制作に関する経験が無いまま創業を迎えたので、制作周りの技術の習得がある程度行くまではかなり大変でした。

ーCotoLab.を創業以降、山田さんから見て転機と言える出来事はありましたか?

2018年に行った資金調達が個人的には転機と言えるかなと思います。当時会社の資金的にもほぼ底を尽きかけていた時期だったのですが、そこから事業運用がある程度軌道にのるまでの足がかりになったかなと感じています。

また個人的には、その後自社のオフィスを初めて持つことができたことも嬉しかったです。創業当初までは色々なコワーキングスペースを転々としているような形だったので(笑)

ーでは、印象に残っている出来事は?

一番最初に公にリリースした「DIGLE」という、リスナーがプレイリストを作ってシェアすることができる自社サービスをローンチしたときです。それまでは開発していたサービスがリリースまで行かない状態で中止になったこともあり、初めて自社のサービスが公開された瞬間でした。サービスに自分以外のユーザーが作ったデータが登録されている所を見たときに、とても嬉しかったことを覚えています。

ーありがとうございます。今では、プレイリスト交流も一般的になり、CotoLab.としてはアーティストや音楽関係者のためのマーケティングサービス開発に取り組まれていますね。そちらの事業ついては、次回お話を伺いたいと思います。


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