日本の調理ロボットまとめ(6~9)については、まだまだ未確認な事が多い。これから予定しているだろうことも、2018年11月ベースで分かっている事をベースに記載します。
6.パナソニック 調理:火鍋 場所:中国
7.TechMagic 調理 場所:六本木
8.ソニー 調理ロボット計画
9.サウザー 配膳 場所:ブロンコビリー
10 餃子ロボット ピッキング 場所:GYOZA LABO柏
6.パナソニック 調理:火鍋 場所:中国・海底撈
開発企業:パナソニックと海底撈(Haidilao)インターナショナルホールディングスは新会社を設立
実店舗:有り 店舗名:海底撈(中国の大手火鍋チェーン)
パナソニックと中国の火鍋専門大手・海底撈(Haidilao)インターナショナルホールディングスは新会社を設立し、北京のスマートレストラン店舗にロボットやRFIDを活用した「自動おかず倉庫」を導入している。海底撈は中国で363店舗を展開し、従業員5万人に達する大手だ。日本人からすると「なぜ火鍋からなのか?」と疑問に感じるが、中国では外食産業のうちなんと11%が火鍋なのだという。なお海底撈は日本にも出店している。
7.TechMagic 調理 場所:六本木
開発企業:TechMagic株式会社 場所:東京都港区六本木1丁目4-5 アークヒルズサウスタワー16階 WeWork内
創業者:白木 裕士 創業年:2018年2月 使用ロボット:不明 調達額:不明
実店舗:無し
理念:ロボットを使った調理革命
最初のプロジェクトとして、飲食業界の人員不足を解決する産業向けクッキング・ロボットとそのプラットフォームの企画、設計、開発をしています。 TechMagicの自動調理ソリューションを導入することで、厨房を省力化をすることができ、持続可能な店舗運営に貢献します。
現在は、大手飲食企業様向けに
カスタムソリューションを開発しています。
8.ソニー 調理ロボット計画
使用ロボット:不明 実店舗:無し
・ソニーと米CMUがAIを使った調理とデリバリーの研究開発契約を締結
・4年かけて調理ロボットに繋がる技術を研究開発する予定
・食事の自動作成には3Dフードプリンターも名乗りを上げている
ソニーと米国カーネギーメロン大学の共同研究
ソニーが米国カーネギーメロン大学(CMU)とAIやロボティクスに関する研究開発契約を締結したと発表。最初の研究テーマは調理とデリバリー。「料理には、メニューの選択から手順の検討、美しい盛りつけ、配膳など、AIとロボットがわれわれの身近な存在となるために必要な技術要素が包含されている」との事で、将来的にお料理ロボットに繋がる技術を開発予定の事。
料理分野におけるAI活用は意外に歴史が古く、2015年にGoogleがIm2Caloriesと言うスマホ写真からカロリーを推測する研究を発表している。ソニーも実証実験は2012年頃から行っており、その技術を使い料理写真から料理名や総カロリーを推定するスマホアプリを2016年にリリースしている。
食事の自動作成は3Dプリンターの派生である3Dフードプリンターも名乗りを上げている。「人工知能+ロボットコンビ」と「3Dフードプリンター」と「外食 or コンビニ or ホカ弁」と「お母さん or お父さんの手作り料理」の競争はどれが優位に立つのだろうか。実現時期、コスト、味、手間、色々あるが料理は文化や伝統でもあるので人類側が圧倒的に優位な気もするが、未来はどうなるのだろうか。
9.サウザー 配膳 場所:ブロンコビリー
開発企業:株式会社Doog (Doog Inc.) http://jp.doog-inc.com/product-thouzer.html
創業者:大島 章 (Akira Oshima) 創業年:2012年11月26日 使用ロボット:専用機 調達額:不明 実店舗:有り 店舗名:ブロンコビリー・檀渓通店
業務用厨房などを扱うニチワ電機(兵庫県三田市)は、ステーキハウスのブロンコビリー保木間店(東京都足立区)向けに、Doog(ドーグ、茨城県つくば市)が開発した追従運搬ロボット「サウザー」を納入した。ニチワ電機はサウザーの販売代理店として、さまざまな提案を行っている。
2017年11月から約3カ月間、保木間店(東京都足立区)での試験導入を経て、2018年8月に新規オープンした檀渓通店(名古屋市昭和区)
※ブロンコビリーでの動画が無かったため、こちらを参照してください。
サウザーは、レーザーセンサーで人や台車などの対象物を見分けて、後について走行を行うほか、反射テープのラインを使った無人走行もできる。積載重量は120キログラムと重量物の搬送が可能。走行途中に障害物がある場合は避けるか自動停止する。
ブロンコビリーの店内では、食事を終えて退店した後のテーブルを店員が片付けて、皿などの食器類をロボットを載せて調理室へ運ぶ。ニチワ電機によると、実は「当初はこのロボットを、来店客への配膳サービスに使う予定だった」という。
実際に配膳サービス向けとして試験導入すると、店のオペレーションにロボットが必ずしも合わないことが分かった。ステーキハウスの来店客数は3―5人で家族連れが多い。家族にとっては、ジュワジュワと音を立てるステーキを店員が1個ずつテーブルに並べる方が喜ばれ、満足度が高まる。
土日には1日に3~4万円もの売り上げ向上効果があった
10 餃子ロボット ピッキング 場所:GYOZA LABO
開発企業:リンガーハット システムインテグレーター:サンビット(株)
使用ロボット:YuMi ABB社
実店舗:有り 店舗名:町田鶴川店、GYOZA LABO千葉県柏市
「GYOZA LABO」に、経済産業省のロボット導入実証事業として、餃子のピッキング作業を行うロボットが1月中旬より期間限定で登場予定です。このロボットは、成形された「生ぎょうざ」をピッキングし、トレイに定量で配置することができます。店舗の外からガラス越しにロボットによる製造を見ていただけるようになる予定です。
6月に経済産業省がロボット導入実証事業の募集を行い、弊社もその中の1社として採択されました。餃子のピッキング作業を行うロボットは、この事業の一環として導入されます。ロボット導入による効果としては、①クリーンかつ近代的な食品製造過程のアピール、②省力化による人的経費の削減があげられます。それ以外にも、食小売の対する先進性の普及効果があると考え、実証成果確認後もロボットの導入を推進していく予定です。
店舗には「アーム型ロボット」が設置され、成形された「生ぎょうざ」をピッキングしてトレイに定量で配置する様子をみることができます。
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