大切にしているのは“人間力” 「絶対に人を嫌いにならないこと」をマイルールに、6年目で部長に抜擢
【プロフィール】
株式会社イニシャル 部長 亀田優介(新卒入社6年目)
大学卒業後2017年に入社後、イニシャルに配属。
PRコンサルタント及び営業職を経て、入社6年目に現職。
成長し続けられる環境に身を置きたい
ー就職活動時に志望していた業界を教えてください。
マーケティング業界で若くて勢いのある企業を志望していました。
大学時代にインターンをしていたウェブマーケティングの会社に、20人をひとりでまとめている若手社員の方がいて、かっこいいなと思っていました。厳しい指導もたくさんあったのですが、学生をひとりの社員として扱い、いかに成長させるかということに全力でコミットしてくれていました。
その方が、「新卒で入る会社は本当に大切。1年目を研修のような環境で終わらせてしまっては本当にもったいない。」とずっと仰っていたので、僕も、若くても裁量を持って働ける会社に就職したいと思っていました。
どれだけ大手企業に入社しても、自分で主体的に働き、案件やチームを動かせる環境になかったら成長し続けられないなと思っています。上司がたくさんいて、手取り足取り丁寧に教えてもらう環境よりは、自分で主体的に考えて、ある程度決定権を自分がもてる環境に身を置きたいと思いました。
そんな理由から、会社に勢いがあって比較的社員の年齢層が若く、裁量権を持って働けるところに行く、と決めてました。
ーなぜ最終的にベクトルに入社することを決めたのですか?
やりたいことと、社風のイメージがぴったりマッチしたのが、上場していながらもベンチャースピリットを持っているベクトルでした。最終的には(会社選びの条件の)どちらかは取捨選択しなければならないかなと思っていたので、ベクトルを見つけたときには「こんなにいきたいイメージとマッチする会社があったんだ!」と衝撃を受けました。他にも内定をいただいていましたが、ベクトルから内定をもらった瞬間に即決しましたね。
ー部長になるまでの道のりを教えてください。
ベクトルでは、若手でも3年目くらいにチームリーダーになることができるので、そこをひとつの目標として目指していました。
とにかくまずは会社に数字で貢献して認めてもらおうと思い、2年目に営業を志望し、スキルを磨いてがむしゃらに営業をしていましたね。
営業以外の部分では、クライアントにいかに“僕個人”のことを好きになってもらうかということを大事にしてきました。そうすれば、継続や追加の案件も増えますし、なによりやり取りがスムーズにできるので、お客さんと一緒により良いものを作り上げられますからね。
不格好な五角形の人が活躍する
ーベクトルで活躍している人は?
綺麗な五角形のバランサータイプよりも、どこかずば抜けて尖っている人・エッジが効いている人が多いのかなと思います。
スキル面だけではなくて、「ファッションがとにかく好き」など、趣味趣向を極めている人もたくさん活躍しています。そういう人は、クライアントさんが思いつかないようなアイデアをどんどん提案したりと、趣味で得た知識や経験を活かして活躍しています。
“人を絶対に嫌いにならないこと”がマイルール
ーそんな亀田さんが意識されていることはなんですか?
“絶対に人を嫌いにならない”ということは決めています。
社内外いろいろな話し方や考え方、性格の人がいると思いますが、それに対してあまり“嫌”という感情を抱くことはないです。少し難しいな、という相手でも、逆にそれに応えることができたら、また一回り自分が成長できるんだと思って行動するようにしています。
あとは、人間味・自分らしさを変に隠さないことですかね。もちろん、プロフェッショナルとしての自覚を持って、スキルを磨き、クライアント様に信頼されることは前提ですが、パーソナルな部分を共有し、普段の自分を知ってもらうことで、より円滑な活動が行えると考えています。例えば、良い関係性であれば、ご担当者様が悩みを抱えている時、MTGまで待たずに気軽に電話で相談頂けるなど。大きな悩みの種になる前にディスカッションできるかどうかは非常に大事だと思っています。あとは、変に背伸びしていないので、仕事一つ一つのコミュニケーションが楽しくなると思っています。
1年目で提案した「本当に住みやすい街大賞」
ー社会に影響を与えた事例、印象に残っている事例を教えてください。
1年目の時に提案して現在も担当をさせていただいている不動産企業ARUHI様の案件です。住宅ローンを扱う会社なのですが、当時は一般の方からの知名度が低く、認知度の底上げをすること・その結果住宅ローンの売り上げを伸ばすということを与件として頂きました。社内で何度もディスカッションを重ね、①より多くの人に自分事化していただくこと ②社会性のあるネタとしてメディアに受け取ってもらうこと を目的に、ARUHIの膨大なデータを活かし、住みやすい街を選定・ランキング化し、さらには大々的なランキング発表会をメディア向けに行うことを提案しました。
このランキングは今では知らない人がいないくらい市民権を得ているもので、6年経った今でも、毎年全局でOAされる程、注目され続けています。
これまでテレビやSNSでキーワードとして上がってくることがほとんどなかったクライアントさんの知名度が一気に上がっただけでなく、自治体や市長さんから御礼の連絡が来るなど、結果としてシティプロモーションにも繋がったことは本当に嬉しかったですね。
広島の実家で何気なく話していた時に、僕が考案した施策と知らない母がこのランキングの話をしてきたときは、なんだか熱いものがこみ上げてきました。
こんな経験ができたのも、年次に関係なく1年目でも良いアイデアを出すことができれば、どんどん採用してもらえる環境があったからこそだと思っています。
ー組織としての目標はありますか?
若い社員が多いということもありますが、育児をしながら働くパパのモデルケースがまだまだ少ないなと思っています。自分が最近結婚して、ゆくゆくは子供もほしいなと思っているので、モデルケースとして、後輩に背中を見せられるようになりたいですね。
ーべクトルの魅力はなんですか?
入社前のイメージ通り、若いうちから裁量を持てる、というのはベクトルの魅力ですね。他の会社に就職した大学の友人が、1年目の内は6月くらいまでただ教科書を座って眺めるような研修を受けている中、自分は既にクライアントとのMTGで一社員として発言したり提案するなどしており、日々やりがいを感じていました。
他には、ファッション、エンタメ、食品など、いろんな業界やジャンル、ポジション(社長、広報、マーケティング)の人と出会えることも魅力のひとつです。毎日刺激や新しい出会いがある世界が、ベクトルには広がっていると思います。
“出る杭を伸ばす”この環境で、ぜひ皆さんのことをお待ちしています。