広報:今回は会社設立当初から務めていらっしゃる、香保里さんに取材をさせていただきます!
よろしくお願いします!
香保里:よろしくお願いします!
前職やこれまでの経緯
広報:前職やこれまでの経歴を教えていただきたいです。
香保里:24歳から6年ほどピアノ教室で働いていました。ピアノを教えるだけでなく、赤ちゃんたちを相手にリトミックをしたり、幼稚園の子どもたちのグループコースもしていました。
※リトミックとは、楽しく音楽と触れ合いながら子どもたちの潜在的基礎能力を発達させる教育のこと。
広報:いまのお仕事とは全然違いますね。
香保里:そう!全然違います!
広報:もともとピアノや子どもたちと関わることに興味があったの?
香保里:そうですね。小さいころから続けていた習い事がピアノで。高校から大学院まで音楽を専攻していたので、なにも迷うことなくピアノ教室の会社に入りました。
入社のきっかけ
広報:前職とはまったく異なる業種なのに、サンクスフォーに入社したきっかけは?
香保里:簡単に言うと金銭面的な問題です。もともとは個人で音楽教室をするつもりでいて、そのための勉強のためにと、前の会社に入りました。ただ、雇用形態が契約社員だったので、金銭面が安定しませんでした。そこで、アルバイトとしてサンクスフォーで仕事をはじめたことがきっかけです。
最初はなにができるわけでもなく、パソコンも触れないのでお手伝いさんのような感じで。洗車や倉庫の整理をしていました。
広報:バイトはピアノのお仕事をはじめてから何年目くらいにはじめたんですか?
香保里:5年目くらいかな。最初の1年くらいはバイトとして働いて、そこから転職しました。
転職のきっかけ
広報:転職をするに至った決め手はありますか?
香保里:ひとりで生活ができるようになりたいというのが理由です。サンクスフォーでバイトとして働いていても、ピアノ教室より給料が良かったので。ほんとに金銭面ですね。
広報:バイトをはじめて1年で転職というのは、業務に慣れてきたから?
香保里:それもありますし、車が昔から好きだったこともあります。車業界の仕事にも興味はあったし。そういうところで今まで続いてるって感じです。
広報:ひろくんも昔から車が好きとおっしゃっていました笑
※ひろくんはサンクスフォーのリーダーで、香保里さんの実の弟
香保里:私の家族みんな車好きですね笑
業務内容
広報:いまの業務内容を教えていただきたいです。
香保里:バックオフィスの全般を担当しています。お客様からのクレーム対応や訪問されたお客様の対応、一番メインとなっているのは、女の子たちの仕事のサポートです。あとは出品作業や商品ページの更新をしています。
広報:女の子たちのサポートというと?
香保里:その子たちで対応できない内容や、わからないことの質問に答えたりとか。
広報:ある意味、上司的な立場ですね。
香保里:そうですね、上司的な立場になっちゃいますね笑。私がずっと抱えていた仕事を、女の子たちにやってもらっているという形です。
広報:バイト時代は雑用をしていたということですが、いつ頃から業務内容が変わっていったんですか?
香保里:入社して半年くらいでしたかね。A&Aで車を買って、パーツを付けて売るんですけど、取り替えた中古タイヤやホイールは捨てていました。それがもったいないという話になって。そこで、捨てるのではなく出品しようとなって、大きくなったのがいまのdoloncoです。
※A&Aとは、オークションによる車販売ビジネスのこと
※doloncoとは、ECで部品を販売する会社のこと
広報:へー!doloncoの起源ですね!
香保里:そうなんです。私と男性スタッフと社長の3人で個人アカウントを立ち上げたのがスタートでした。中古パーツを販売したら意外と売れるから始まって。捨てていたものから利益が生まれたという感じです。
するとアカウントのファンが増えてきて。長期在庫のパーツも個人アカウントで出品したら売れたんですよ。そこから正規の商品も売り出していったという感じです。
広報:もうやるしかないじゃんって感じですね。
入社前後のギャップ
広報:バイトから正社員に変わったときのギャップはありましたか?
香保里:なかったですね。雇用形態がバイトというだけで、仕事の量は変わりませんでした。バイトの頃は、ピアノの仕事と掛け持ちしていたので、ピアノのお仕事が終わってからサンクスフォーに出勤してという毎日でした。
しかもECについてはまったくの初心者で。夜遅くまで出品作業をするという日もありましたね。
広報:そうなると、入社後は時間的に余裕ができたという感じですかね?
香保里:そうですね。ピアノ教室の時間が不規則で。日によってはピアノの仕事を昼過ぎからはじめて、夜9時くらいに終わってからサンクスフォーの仕事をするというときもありました。
社内の雰囲気
広報:会社の雰囲気はどんな感じですか?
香保里:みんな仲がいいと思います。面接に来られた女性の方に、よく女性関係は悪くないか聞かれるんですよね。そんなことよくあるんだなと思うんですけど、うちはまったくなくて。それぞれの持ち場を担当しながら、みんなで協力しているという感じですね。以前リクルートにきた方には、家族経営ですかと聞かれました笑
広報:めっちゃ仲いいですね笑
香保里:みんなが冗談を言い合えるような間柄ですね。その代わり、自分の仕事には責任をもってやってねという、厳しいところもあるという感じです。
広報:逆にそこまで仲がいいとやりずらいことはないですか?
香保里:どうなんですかね。私は立ち上げからずっといるので。ただ、どんな子が来ても、責任をもって仕事をしてくれる子はみんな歓迎しています。
仕事のやりがい
広報:いまのお仕事でやりがいを感じるときは?
香保里:私の業務はバックオフィスがメインで。私がしていた仕事を抱えきれなくなったら、人を募集して。その子たちが仕事を回せるようになったときに、やってきてよかったなと思います。あとはどうやって人を配置したら仕事がうまく回るのか考えて、それを実行してうまく回ったときにやりがいを感じます。
広報:業務のサポートをするという立場だからこそですね。
香保里:いまはノータッチでも業務が進んでいることもうれしいです。責任感がある子たちで集まっているのでほんとにありがたいです。
辛かったこと
広報:仕事で辛かったことはありますか?
香保里:会社の立ち上げ時ですかね。何回もやめようと思いました。あと、いままで色んなECのコンサルの人がいて。会社の利益が上がるように手助けしてくれるんですけど、彼らとすれ違うことが多くて。そのときに、コンサルの人と社長との板挟みになるのが辛かったです。
広報:今までも何度かコンサルの人が入れ替わってという感じ?
香保里:そう。私たちはECに関して初心者で。どうやったら売り上げが上がるかわからないじゃないですか。だから社長はプロのコンサルに依頼をしてくれたんですけど、なかなか上手くいかなくって。その人たちの言うとおりにすれば上手くいくと信用していただけあって辛かったです。
大切にしていること
広報:仕事で大切にしていることはありますか?
香保里:ひとりひとり、なにができるか見ていること、その子の評価をすること、あとは引継ぎですかね。
広報:立場的にも社員の子たちを見ていたい、という印象です。
香保里:ですね。なのでなるべく個々と話すようにはしていて。色んなことに気付けるようにありたいと思っています。
ワークライフバランスについて
広報:ワークライフバランスはどうですか?
香保里:仕事9のプライベート1ですね。
広報:自分が好きで仕事を9に回しているって感じですか?
香保里:やらなきゃ終わらないって感じですね。土曜日休もうと思って週明けに仕事をはじめるんですけど、金曜日の夜に明日出るしかないなと思うので。9:1かな。
広報:休みの日はなにをしていますか?
香保里:いろいろやってます。家に一日いられないので。
広報:動いていたいんですね。
香保里:家に一日いると時間を無駄にした気分になるので。家にいたいと思っても、出かけちゃいますね。
今後の目標
広報:今後の目標があれば教えていただきたいです。
香保里:いま依頼している、業務のDX化が楽しみです。それを使ってどんどん脱属人化していく会社の姿が見たいです。あんなにアナログだったのに、と振り返られるんだろうなと思って。
※DX化とは、デジタル技術によってサービスやビジネスモデルを変革させること。
広報:やっぱ立ち上げから見ていただけあってですかね。
香保里:そう!いまは本当にそれが楽しみです。だから目標というよりは、どうなるんだろう、どこまで楽になるんだろうということが楽しみですね。
サンクスフォーの魅力
広報:最後にサンクスフォーの紹介や魅力を教えていただきたいです。
香保里:やる気さえあれば誰でも活躍できるというのが魅力です。私がそうだったので。何もできなくても、やり続けたら社長が認めてくれて。個々に評価がされて、お給料がもらえるんですよね。そういう会社ってあまりないと思います。
何年目とか関係なく、ひとりひとりを評価して給料に金額が乗っていくので。それを楽しいと思える人なら、多少きつくてもやりがいを感じられる職場だと思います。
広報:どんな人に入ってきてほしいとかありますか?
香保里:元気な人!
広報:いいですね笑
香保里:元気で、臨機応変に対応してくれる人かな!