こんにちは!大野石油店 編集部の谷本です!
今回は、新卒で大野石油店に入社してから29年。大野石油店一筋の後谷さんに入社のキッカケや印象に残るエピソードを伺いました!
【経歴】
広島工学院専門学校卒業後、1994年に大野石油店に新卒入社。
1999年にSSの店長に就任後、2005年にゼネラルマネージャー、2015年に営業推進部理事部長へ。
2021年に取締役に就任。2023年、取締役 営業企画室室長に就任。
大野石油店にいるメンバーの人柄、楽しそうな雰囲気が私にぴったりだと感じていました
― 本日はよろしくお願いします。早速ですが、大野石油店への入社のキッカケは何だったのでしょうか?
実は高校を卒業したらすぐ働きたいと思っていました。
私、島根の出身なのですが、 広島に縁があり、「広島で働きたいな」と考え、高校3年生で進路を決める際、広島の企業を中心に探していました。
大野石油店の会社説明資料を見て、「良さそうな会社だな」と感じていたのを覚えています。
というのも、大野石油店の会社説明資料に載っていた写真の中で、若い方の集合写真や働いている写真があり、「この中に一緒に入りたい」というのが第一でした。
担任の先生と当時の大野石油店の採用担当者と私と母親の3人で面談をしました。
その採用担当者が非常に気さくな方で、「きっと大野石油店にはこの方のように接しやすい方が多く在籍されているのだろうな」という印象を抱き、ますます大野石油店への入社の意欲が高まりました。
「入る!入る!」みたいな感じで、入社に対して前のめりでしたが、採用担当者からは「実は整備士を雇いたい」と言われまして笑
そして、「もしよかったら整備の学校に行ってもらい、 卒業してからうち(大野石油店)に入社してほしい」というようなお願いがありました。母親も「ぜひ!」ということで学校へ通い、満を持して入社したというのがきっかけです。
― 採用担当者の印象って大切ですよね…!
整備の学校を卒業されてから新卒で大野石油店へ入社し、今に至るということですね。
島根のご出身ということで、広島には具体的にどういった縁があったのか教えていただけますか?
父が広島出身なんです。
帰省なども含めて何度か家族で広島へ行ったことがありますので、どうせ生活するなら、刺激の強い環境の方がいいかなと思い、就職は島根ではなく広島を選びました。
― 車の整備などを学べるような高校にいたというわけではなく、高校は普通科に在籍されていましたか?
はい、普通科でした。
高校へ行くとき、漠然と工業系がいいなと思っていました。
ですが、父親からは「まだ若いうちは選択肢を絞らないほうがいいぞ」という助言を受け、半ば強制的なのですが、「普通科へ行きなさい」と言われ、その通り普通科へ進学しました。
― 高校卒業後の進路を検討される中で、大野石油店の何に魅力を感じたのでしょうか?
他の企業のパンフレットなども見ましたが、 大野石油店を見たら、「いいな!」とピンときました。
年の差が近い若い人たちがたくさんいるという印象がありましたので、なじみやすい環境というのは、 今思えばそのように感じていたと思います。
あと、福利厚生とかも当時にしては充実していまして、尚更入社するなら大野石油店と決めていました。
― ありがとうございます。大野石油店で働かれている人柄とか若手が多く在籍されているという点に惹かれ、入社されたということですね!
無謀な目標に対して逃げ道をつくらない
― 入社されて良かったと感じるようなエピソードはありますでしょうか?
29歳で店長になって間もない頃の話しです。予算会議という予算に対しての進捗と、下期に向け作成を立て直す管理職が一同に集まる会議です。
その中で、グループに分かれ『車検を増やす為に』というテーマでディスカッションをしました。
当時のSS(サービスステーション)の本部長がいるグループに質問をしましたが、
「多分それはちょっと無理だと思いますよ」みたいに捉えられてしまって…
会議終了後、本部長から「お前、車検50台やらんと、絶対許さんぞ!」みたいなことを言われたのを覚えています笑
「11月に50台でやります!」と宣言しました。この数字が当時では無謀でして笑
本社から店舗に帰ってきて、「車検をこの11月に向けてやるぞ」と、宣言し、私自身は「やってやるぞ!」という気持ちでいました。
一方で、店舗の皆はというと、初めは協力的ではありませんでした。
私も異動してきたばかりの店長のため、メンバーの方がその店舗の勤務歴が長く、「この店ではちょっと難しいですね…」など、 消極的な感じではありましたが、「一人でもやるけぇ」と言って、 ポスティングをやったり、 お客様への提案方法を工夫したりと、 一人で淡々と目標に向けて業務に取り組んでいました。
その姿を見ていたアルバイトの中の一人が自ら手伝ってくれるようになりました。
それから、ミーティングの回数も増やし周囲のメンバーをどんどん巻き込んでいきました。
そして11月には宣言どおり車検50台を達成しました。
「なんとかできたわ~」とほっとしていたところ、その当時の常務をはじめ、さまざまな部署から「すごいな!お前!」みたいな感じでバーっと電話がかかってきました。
みんなで盛り上がって、本部長からも「ようやった!」と、 お褒めの言葉をいただき、初めてチームが一つにまとまり、目標に向かって頑張って良かった!と思いました。
「周りがこんなに応援してくれていた」というのと、自分自身が決めてやり始めたことだったのですが、正直自分一人では厳しかったと思います。
この経験はチームで達成できたということがやりがいにつながったエピソードですね。
― 最初は啖呵を切って言い返したけど、この啖呵を切ったからには有言実行しないと「これはまずい」という後谷さんの想いのひとつですよね。
ご自身ががむしゃらにもがきながら頑張っている姿を見て共感した人がいたからこそ 最後大きなうねりとなるみたいなね、やっぱりリーダーシップってそういうことだと思います!
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