毎日健康に過ごしておりますでしょうか。
春は三寒四温。体調を崩しやすい時期ですね。
かく言う私も2月下旬から体調を崩していた軟弱者でございます。
ただ今回は、いつもと違い、ひどい熱と咳が1週間以上続いたのです。
さすがにこれはおかしいと思い
病院に行き、レントゲンを取ったのですが
何やら肺に白い影が…
先生曰く、「もしかすると肺ガンの可能性もありますね。とりあえず薬出しておくので1週間様子見て、また来てください。お大事にね。」
なんか大事な事さらっと言ってましたけど
「ガン」というパワーワードに頭が真っ白になってしまいました。怖い…
先にオチを言っておくと、検査の結果はガンでは無く「肺炎」でした。
ほんまに良かったわー。
ただその時は、本当にガンだったらどうしよう、とか頭をぐるぐるしていました。
そしてしばらくして、「死ぬまでにやりたい事は何か?」という事を考えていました。
普段特にやりたいことなんて無いのですが、死ぬまでにと考えると…
家族と海外旅行も行きたい、ずっと会ってないけど会っておきたい人もいる、死ぬ前に本を執筆してみたい、とか
やりたい事がザクザク出てくるものです。
確かにすべて、いつかやろうと思っている事だったのですが、普段は実現する気配さえ無いんですよね。
そして「いつか」が来たのでやろうと言う気になったわけですね。
その次に考えたのは、それが実現できるだけの「お金」があるのかという事。
この保険がおりて…マンションのローンはガン保険でチャラ?…貯金は今どれだけあって…家族に残る分はこれぐらい…と
実現できる分だけのお金があるか計算しておりました。
あとは期限が無いと計画が立てれませんからね。
余命がどれくらいかを計算に入れなきゃ、実現できるかわからないな、と思ったところで、一旦考えるのをやめました。悲しくなってきちゃってw
結局、1週間後、検査をしたら白い影も薄くなっていたので「肺炎」という結論になり、上記のプランはまた「いつかやろう」の目標に格下げになりました(おい!)
しかし実際、死ぬかもという時に、ちゃんと計画を立てようとするの自分偉いと感心しましたねw
いやでも違うか、よく考えると、たぶん逆で、終わりが見えたので計画的に生きようと思ったのかもしれませんよね。
普段計画を立てるのって難しいですが、終着点をリアルに思い浮かべると、意識せず自然と計画を立てていくものなんですかね。
今回は死ぬかもしれないと思った極端な例ですが、先の事をリアルに想像してみると
もっとやりたい事にまっすぐに取り組んでいけそうな気がしました。
ちょっとドキドキしたけど、いい気づきになった1週間でした。
今は超元気です。